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給食・食事 5月19日(金)の献立

 

子供パン ポークのブラウンソース煮 こふきいも ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、こふきいもに使われているじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、南アメリカの高さ4000m近いアンデス山脈が原産地で、寒くて乾燥した厳しい環境の中で育つ作物です。なす科の植物で、トマト・ピーマン・なすなどと同じ種類の仲間です。わたしたちが食べているのは、じゃがいもの茎の部分です。土の中で、大きく丸くなったじゃがいもの茎を食べています。主成分はでんぷんで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。加熱などで壊れにくいビタミンCも豊富なことから、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。日本での代表的な品種は、男爵芋やキタアカリ、そして煮崩れしにくいメークインなどがあり、じゃがいもの特徴に合わせて調理します。じゃがいもの芽や緑色の部分には、「ソラニン」という成分が含まれ、食べると頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。しっかり取り除いて食べましょう。