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給食・食事 12月19日(月)の献立

ごはん 牛乳 さばのみそ煮 せんべい汁 エコふりかけ

 今日は、せんべい汁の紹介をします。江戸時代の後期、飢饉や凶作で米を食べることができなかった青森県の八戸周辺では、麦やそばを栽培しました。麦やそばの粉からせんべいができ、明治時代になってかたく焼いた南部せんべいが誕生しました。南部せんべいは、そのままでも主食やおやつとして食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。これが「せんべい汁」の始まりです。せんべい汁には野菜のほか、川でとれるウグイという魚やカニ、山でとれるキジやうさぎなどの食材が使われてきました。せんべい汁は、青森県の郷土料理です。