2023年10月の記事一覧
10月6日(金)の献立
フラワーロール ポテトグラタン 野菜スープ
今日は、ポテトグラタンの紹介をします。グラタンは、フランスで生まれた料理です。失敗した焼き料理のおこげが、とてもおいしかったという偶然から、”また、あの料理が食べたい”ということになり、表面を軽く焼いたグラタンが誕生しました。このことから、鍋に張り付いたおこげをさして、「グラタン」と呼ぶようになりました。今日は、じゃがいもを使ったポテトグラタンです。表面を軽く焼きあげたように、パン粉を使っているので、表面がサクサクしています。さつまいもやかぼちゃ、えびやかになど、いろいろな材料を使ってグラタンを楽しむことができます。
10月5日(木)の献立
ツナ大豆ごはん 川口ウインナー(しょうが) みそけんちん
今日の給食のウインナーは、根岸小学校のすぐ近くにある工場で、神根地区で採れたしょうがを使って特別に作られたものです。地元でとれた食べ物を地元で食べることを「地産地消」といいます。「地産地消」は、流通コストがかからないため新鮮な食べ物を安く手に入れることができ、食の安全、地元経済への貢献、地元食文化への理解を深めるという点からも注目されています。今日のウインナーは、川口市内の業者から根岸小学校に届けられたものです。「しょうが」というと、からい食べ物というイメージがあるかもしれませんが、おいしく食べられるように、辛みを抑えて作られています。いつもとは、ひと味違うウインナーです。
10月4日(水)の献立
ごはん ジャージャンどうふ 春雨スープ
今日は、ジャージャンどうふについて紹介します。ジャージャンどうふは、中国で生まれた家庭料理です。漢字で書くと「家(いえ)・常(つね)・豆(とう)・腐(ふ)」と書きますが、家の中に常にいつもある材料を使って、揚げた豆腐に野菜を加えて作られた料理で、中国では定番の家庭料理です。今日は、ながねぎ・たけのこ・にんじん・しいたけを使って厚揚げと一緒に炒め合わせた、ジャージャンどうふです。豆板醤で少しだけ辛みをつけています。
10月3日(火)の献立
肉なんばん 揚げたこくん かき
今日は、秋の味覚の代表でもある、柿について紹介します。柿は、東北から九州にかけて、日本の広い地域で生産されています。和歌山県では、全国で生産される柿の5分の1が生産され、全国でトップの生産量です。そして、奈良県がそれに続いています。9月から12月ごろの秋から冬にかけて旬を迎え、10月から1月ごろには流通量がピークになります。国内で生産されている柿は、大きく分けて甘柿と渋柿に分けられます。甘柿の代表格は、「富有柿」という種類です。渋柿には、「タンニン」という成分が含まれるため、炭酸ガスやアルコールによって渋抜きをして、甘くしてから出荷されています。今日は、今が旬の甘柿を調理員さんが協力して、全校分の柿の皮をむいてくれました。
10月2日(月)の献立
きのこの森のハヤシライス フルーツカクテル
今日は、きのこの森のハヤシライスに使われている、きのこについて紹介します。今日のハヤシライスには、しめじ・えのきたけ・マッシュルーム・しいたけの4種類のきのこが使われています。今、出回っているきのこの多くは人工栽培で、工場のような場所で作られているので、一年中食べられますが、秋に旬を迎える松茸などの天然のきのこは、人工的に栽培ができません。きのこには、うまみ成分の「グアニル酸」や「グルタミン酸」などが含まれるため、料理の味がまろやかにおいしくなります。今日は、秋の味覚の美味しいきのこをたっぷり使ったハヤシライスです。