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2023年4月の記事一覧

給食・食事 4月28日(金)の献立

子供パン ホワイトフィッシュ キャベツのソテー ポークビーンズ

 今日は、ポークビーンズの紹介をします。ポトフは豚肉と豆を主な材料としたトマト味の煮込み料理で、アメリカの代表的な家庭料理です。アメリカでは、豚肉の代わりにベーコンが使われることも多く、また、缶詰のポークビーンズがよく食べられています。缶詰の定番として認められているのだそうです。アメリカのポークビーンズは、白いんげん豆を使うことが多いのですが、今日の給食のポークビーンズは、黄大豆という種類の国産の大豆を使っています。長時間コトコト煮込んで、トマトの味をじゃがいもやたまねぎなどの野菜と豚肉にしっかりとしみ込ませています。

給食・食事 4月27日(木)の献立

ごはん マーボーどうふ ポークしゅうまい 河内ばんかん

 今日は、河内ばんかんについて紹介します。河内ばんかんは、初夏から夏にかけて収穫できる、黄色くて大きな柑橘類です。見た目や大きさはグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツのような苦みは少なく、さっぱりとした甘みがあるのが特徴です。熊本県の河内町で発見されたので、発見された場所の名前と、収穫時期が春先以降なので、「晩成の柑橘」であることから、河内ばんかんと名前がつけられました。河内ばんかんは、ぶんたんの「偶発実生」です。「偶発実生」というのは、自然に落ちた種や捨てられた種から、親の種を超える「種がない、甘みがある」などの特性をもつ品種のことを言います。今日は、河内ばんかんのさっぱりとした甘みを味わってください。

給食・食事 4月26日(水)の献立

春のちらしずし すまし汁

 今日は、春のちらし寿司に使われている、ふきの紹介をします。ふきは、日本が原産の野菜です。平安時代から野菜として栽培されていたと言われています。地上には、花の芽と葉が出ていますが、地下の茎から出てきた、タンポポのような、花だけをつける茎の部分にあたります。春一番に出てくる花のつぼみは、ふきのとうです。ふきのとうは、天ぷらにしたり、ふきのとうみそにして食べます。ふきは、春から初夏にかけて、旬をむかえます。愛知県の生産量が多く、「愛知早生」という品種が広く栽培されています。独特の香りがあり、灰汁が強いので下茹でする必要があります。今日は、旬を迎えたふきを使ったちらし寿司です。

 

給食・食事 4月25日(火)の献立

黒パン ポテトのミートソースかけ フルーツカクテル

 今日は、ポテトのミートソースかけに使われている、トマトの紹介をします。イタリアには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、「トマトを食べると病気にならない」という意味です。トマトは、はじめは観賞用の植物でした。「ベラドンナ」という毒のある植物とトマトが似ていたからです。しばらくして、トマトを食べてみる者たちが現れました。さらに、改良して甘みのある食べやすいトマトを作り出していきました。トマトには、リコピンという赤い色のもとになる成分が含まれています。リコピンには、いろいろな病気からからだを守ってくれる働きがあり、今日のミートソースかけのように、煮て食べるトマトはそのパワーが倍増します。

給食・食事 4月24日の献立

たけのこごはん 豚汁

 今日は、たけのこごはんに使われている、たけのこについて紹介ます。4月~5月ころになると、竹の地下にある茎の部分から、若い芽が地面に出てきます。この若い芽は、一日に数十センチのびるほど成長が早く、そのまま成長していくと、竹になります。たけのこの成長の早さは次第に増して、10日目ころには1mを超えるものもあります。地面に出てきたたけのこの若い芽は硬いので、土の中から掘り起こします。掘り起こしたたけのこは、時間が経と硬くなり、味も悪くなってしまうので、新鮮なうちに下茹でして保存します。今日は、春の味覚の代表ともいえるたけのこを使ったごはんです。

給食・食事 4月21日(金)の献立

 

ツイストパン ほきのバジル揚げ ベーコンスープ お祝いゼリー

 新学期の給食が始まって1週間が経ちましたが、給食の時間は、新しいクラスの仲間と協力して準備していますか?手指はきれいに洗って、消毒してから給食を食べていますか?新しいクラスでの給食時間は、慣れないことが多いかと思いますが、ひとりひとりができることを進んで協力しましょう。

 今日は、入学した1年生と進級した2年生から6年生の皆さんのお祝い献立です。「ほき」という白身の魚をバジルというハーブで風味をつけて揚げた「ほきのバジル揚げ」、いつも人気の「ベーコンスープ」といちごの「お祝いゼリー」です。いちごのゼリーの上に、桜の花びらの形にクリームがトッピングされています。

給食・食事 4月20日(木)の献立

チキンライス ボイルウインナー 豆乳クリームスープ

 今日は、ボイルウィンナーのウィンナーソーセージの歴史について紹介します。今から20万年前、ヒトは動物を捕まえて、その肉を焼いて食べていました。その後、ヨーロッパではギリシャ時代からヤギの胃袋に詰めたソーセージの原型が作られるようになり、保存食として食べていました。そして、動物の腸などにひき肉を詰めた加工品が、燻製の技術や香辛料の流通により、冬の間のおいしい保存食として作られるようになり、世界に定着していきました。日本へは、江戸時代に持ち込まれましたが、当時はあまり人気がなく、第2次世界大戦後に肉や魚を使ったソーセージが作られるようになりました。現在では、私たちの生活に定着して、手軽に食べることができる食品となり、あらびきウインナーやフランクフルトなど様々な種類の製品が開発されています。

 

給食・食事 4月19日(水)の献立

豚丼 みそ汁 清見オレンジ

 今日は、豚丼に使われている豚肉について紹介します。豚肉の豚は、野生のイノシシを家畜として飼育するようになり、牙がなくなり、だんだんと今の豚のようになったのが始まりです。縄文時代に、家畜として飼育していたイノシシの骨の遺跡が残っています。このイノシシが、数千年もかけて今の豚になったのだそうです。世界の飼育数は中国が圧倒的に多く、2位のアメリカの5倍以上の飼育数です。また、国内で豚肉の消費量が多い沖縄県では、肉のことを「しし」といいますが、「しし」と言えば豚肉を指します。豚は「鳴き声以外はすべて食べる」と言われ、皮から内臓まで丸ごと大切に食べつくすのだそうです。今日は、豚肉とたまねぎ・糸こんにゃくを使って豚丼にしました。豚肉には、からだの疲れをとる栄養が含まれています。ごはんと一緒によく噛んで食べてください。

給食・食事 4月18日(火)の献立

カレーライス もやしのソテー

 今日は、もやしのソテーに使われている、もやしの紹介をします。もやしは、豆から出た芽の部分です。中国やミャンマーなどで生産された緑豆を使った「緑豆もやし」は、国内では9割の流通量を占め、やや太めで癖のない味です。ミャンマーやタイで生産されたブラックマッペという豆を使った「ブラックマッペもやし」は、やや細めでしっかりとした食感が好まれています。アメリカやカナダ、中国などで生産された大豆を使った「大豆もやし」は、豆がついたままで食べる独特な食感が人気です。たんぱく質が含まれるという、豆特有の栄養素をもちながら、発芽の時にビタミンCが生産される贅沢な野菜です。今日の給食に使われているもやしは、緑豆もやしです。

給食・食事 4月17日(月)の献立

はちみつパン ハンバーグデミグラスソース こふきいも 野菜スープ

 今日は、こふきいもに使われている、じゃがいもについて紹介します。じゃがいもは「おもにエネルギーのもとになる食品」に分類されます。食べ過ぎると太ってしまうイメージがありますが、いらないものを体の外に出してくれる「食物繊維」を含んでいるため、太りすぎを防いでくれます。また、表面の芽や緑色になった部分には、「ソラニン」という物質が含まれています。食べると腹痛や頭痛などの症状が出るので、料理をする時は、きれいに取り除いて食べるようにしましょう。春にとれる野菜やいも類は、「新じゃがいも」「春キャベツ」「新たまねぎ」というように、名前に「春」や「新」という言葉がつきます。これらは、みずみずしくて柔らかく、甘味があるという特長があります。今月の給食には、新じゃがいもを使った献立がたくさん出るので、探してみてください。