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2022年11月の記事一覧

給食・食事 11月30日(水)の献立

かてめし 牛乳 わかさぎの天ぷら 豚汁

 今日は、かてめしの紹介をします。かてめしは、埼玉県北部の秩父地方の郷土料理です。秩父地方は、米があまりとれない地域なので、米を主食として十分に食べることができませんでした。米がとれた地域では、米を作る土地の代金の代わりとして、支払っていました。米を十分に食べることができないため、ごはんの量を増やすために、油揚げや野菜を炒めて、甘辛く煮たものをごはんに混ぜて、ごはんの量が増えたようにして工夫して食べていました。昔の人の知恵ですね。ごはんの量を増やすために、加えた具材を「かて」というところから生まれた、秩父地方の郷土食です。

  今日で、11月の「彩の国ふるさと学校給食月間」は終わりです。埼玉県の土地柄で生まれた特徴のある料理はどうでしたか?11月の給食は、私たちの住む「ふるさと埼玉」の郷土料理や特産品をいろいろ使った給食でした。

給食・食事 11月29日(火)の献立

スパゲティナポリタン 牛乳 ほきのバジル揚げ ヨーグルト

 今日は、ほきのバジル揚げについて、紹介しましょう。ほきは、日本の近海では捕れません。オーストラリア南部やニュージーランドの深い海で捕れる魚です。鋭い歯を持ち、イワシやイカ、エビやカニなどの甲殻類をエサにしています。1mを超える大きな魚で、味に臭みがなく、揚げ物に向いているので、ヨーロッパやアメリカで人気がある魚です。今日は、ほきを「バジル」というハープで香りを楽しみながら食べてください。さっくりとおいしいほきのバジル揚げです。

 

 

給食・食事 11月28日(月)の献立

ごはん 牛乳 肉じゃが かきたま汁 彩の国納豆

 今日は、納豆の紹介をします。この納豆は、埼玉県でとれた大豆を使って作られています。埼玉県の大豆は、熊谷市で多く作られています。埼玉県で採れる大豆で、おいしい納豆を作るのは、とても難しいことだったそうです。何度も試作をして、工夫をして、生まれたとてもおいしい納豆です。国内で作られている大豆を使った、埼玉県産大豆の「里のほほえみ」を使った大粒大豆で、食べ応えがたっぷりです。

給食・食事 11月25日(金)の献立

子供パン 牛乳 コーヒー飲料 煮込みハンバーグ ペーザンヌスープ

 今日は、ペーザンヌスープの紹介をします。ペーザンヌというと、人の名前のようですね。フランス語で「田舎風の」という意味で、フランスの田舎風スープです。四角く切ったたっぷりの野菜をスープにして、コンソメ味でさっぱりと仕上げています。今日のペーザンヌスープは、じゃがいも・かぶ・にんじん・キャベツ・ウインナーソーセージが使われているので、ビタミンCや食物繊維がたっぷりと含まれています。煮込みハンバーグとペーザンヌスープを、交互にバランスよく食べましょう。

 

給食・食事 11月24日(水)の献立

ごはん 牛乳 さばの塩焼き れんこんとひじきのきんぴら 白菜のみそ汁

 今日は11月24日。「いい、日本食の日」です。日本は、海・山と豊かな自然に恵まれて、たくさんの季節の旬の食材と、お米を中心にして食べる和食の文化があります。和食は、ごはんとみそ汁、焼き魚や卵焼き、おひたしや炒め物など、「一汁三菜」と呼ばれる食事の形がとられ、栄養のバランスがとても良いという特徴があります。今日の献立は、「ごはん、さばの塩焼き、れんこんとひじきのきんぴら、白菜のみそ汁」です。毎日の食事に不足している栄養が、たっぷりと含まれています。そして、和食の文化「いい日本食、おいしい食事」をよく味わって食べてください。

給食・食事 11月22日(火)の献立

カレーなんばん 牛乳 大学いも みかん

 今日は、大学いもに使われている、さつまいもの紹介をします。私たちの住んでいる埼玉県の北部にある川越は、さつまいもの名産地です。江戸時代のころに栽培が始まり、焼きいもが大ブームになりました。その理由は、さつまいもが江戸時代の庶民の食べ物では、数少ない甘い食べ物であったこと。そして、値段がとても安かったからです。川越の土がさつまいもの栽培に適していたことに加え、川越の隣にある江戸に運ぶのに船を使って便利に運べたので、江戸の庶民は、焼きいもの材料のさつまいもを川越に求めて、たくさんのさつまいもが生産されました。今日は、さつまいもを油で揚げて、甘い蜜をからめた大学いもです。

給食・食事 11月21日(月)の献立

キムチチャーハン 牛乳 いかナゲット わんたんスープ

 今日は、いかナゲットに使われている、いかの紹介をします。日本人はいかが大好きです。日本で食べられている、いかの種類はたくさんあります。「するめいか」はおさしみ、「こういか」は天ぷらに、「あおりいか」はお寿司でというように、いかの種類によって料理方法を変えておいしく食べられるように工夫しています。今日は、いかのすり身に味をつけて、油で揚げた「いかナゲット」です。

 

給食・食事 11月18日(金)の献立

揚げパン(きなこ) 牛乳 大根クリームシチュー

 今日は、大根クリームシチューです。この献立は、給食で始めての新献立です。だいこんは、寒くなるとおいしくなる野菜です。煮込むと甘くて、とろっとやわらかくなります。だいこんには、風邪を予防するビタミンCや食べ物の消化を助ける「ジアスターゼ」という酵素も含まれています。生のままで食べると、さらにその力が強くなるので、だいこんおろしで食べるのもお勧めです。今日は、新献立のクリームシチューでだいこんの柔らかさや甘みを味わってください。

給食・食事 11月16日(水)の献立

しゃくしなじゃこごはん 牛乳 重忠汁 いもようかん

 今日は、給食で初めて食べる新献立の「重忠汁」の紹介をします。重忠汁は、埼玉県深谷市の郷土料理で、鎌倉時代の武将「畠山重忠(はたけやましげただ)」にちなんで名づけられました。源頼朝に仕えていて、武勇に加えて勉学にも優れていたことから、「武士の鑑(かがみ):武士の手本となる人」と呼ばれていたそうです。深谷市の荒川には、重忠が洪水で川を渡れない時に、うぐいすが渡れるところを教えてくれたという「うぐいすの瀬」という場所があります。そこで、重忠は石投げをして遊んでいたことから、重忠汁には石に見立てたお餅が入っています。のどに詰まらせないように、しっかりとよく噛んで食べましょう。

給食・食事 11月15日(火)の献立

五目ラーメン 牛乳 ポークしゅうまい りんご

 今日は、五目ラーメンの紹介をします。「五目」というと、“5種類の食材料が使われている”という意味もありますが、野菜や肉などのたくさんの材料をとり合わせて、栄養のバランスがとても良いという意味があります。今日の五目ラーメンには、豚肉とたまねぎ、キャベツ、にんじん、ほうれんそう、しょうが、しいたけなどの材料が使われています。五目うどん、五目そば、五目ごはん、五目どうふなど、「五目」という名前のついた料理は、ほかにもたくさんありますが、“たくさんの食材料が使われて、栄養のバランスがとても良い”という特徴があります。