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2023年1月の記事一覧

給食・食事 1月31日(火)の献立

五目ラーメン 牛乳 手作りしゅうまい

 今日で1月は終わり。「全国学校給食週間」の最終日です。今日は、手作りしゅうまいの紹介をします。しゅうまいは、中国料理の中の「点心」と呼ばれる種類の料理です。「点心」というのは、中心になるメインの料理とスープを除いた「軽い食事の代わりになるもの」のことです。餃子や小籠包、肉まんなどは塩味系の点心。杏仁豆腐やごま団子は甘い点心。フルーツやナッツも点心に含まれます。今日のしゅうまいは、調理員さんが全員で協力して手作りしました。豚ひき肉と細かく刻んだ野菜を混ぜ合わせたあんを作り、しゅうまいの皮にくるんで蒸しました。今日作った450個のひとつひとつのしゅうまいには、手作りの心がこもっています。

給食・食事 1月30日(月)の献立

おにぎり 牛乳 さけの塩焼き 大根のみそ汁 

 今日の給食は、しょうゆ味の茶飯のおにぎりと、さけの塩焼き、大根のみそ汁です。調理員さんが根岸小学校の全員のおにぎりを、ひとつひとつ、手作りで作りました。根岸小学校の全員のおにぎりを作るには、全部で450個以上の量を作らなければなりません。450個のおにぎりは、調理員さんが全員で協力して、作業の手順を考えなければ作れません。今日の給食は、学校給食が始まった明治22年のころに、貧しくて食べ物が十分に食べられない子供たちを救うために始まったころの献立です。今、皆さんの周りには、食べるものがたくさんあります。頑張っておにぎりを作ってくれた調理員さんと、おいしい給食を毎日食べられるということに感謝しましょう。

給食・食事 1月27日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖) 牛乳 ポトフ みかん

 今日は、ポトフについて紹介をします。ポトフは、フランスの代表的な家庭料理のひとつです。牛肉やソーセージなどの肉と大きく切ったにんじん、たまねぎなどの野菜をじっくり煮込んだ料理です。フランス語でポットは「鍋やつぼ」、フーは「火」を示すので、ポトフは「火にかけた鍋」という意味になります。今日のポトフも、給食室の大きな釜で、じっくりと長時間かけて煮込みました。

 

給食・食事 1月26日(木)の献立

ごはん 牛乳 わかさぎの天ぷら すいとん エコふりかけ

 今日は、すいとんの紹介をします。すいとんは、室町時代のころから食べられていました。小麦粉を水で練って団子を作り、野菜を入れた汁の中で煮ます。戦争中や戦争の後、関東大震災の後には、日本には食べるものがありませんでした。お米がないので、小麦粉で作ったすいとんをごはんの代わりに食べていました。小麦粉も不足して、大豆の粉やとうもろこしの粉やヌカなどを混ぜて材料にしていたこともあったそうです。昆布や煮干しも不足していたため、だし汁はとれず、調味料も不足していたので海水で煮たり、野菜がないのでさつまいもの葉やつるなど、捨てる部分を煮て材料にしていたそうです。今日のすいとんは、豚肉やだいこん、はくさい、ほうれんそうなどの野菜を、かつお節でとっただしで煮て作りました。おいしくて、栄養たっぷりのすいとんを食べることができることに感謝しましょう。

 

給食・食事 1月25日(水)の献立

キムチチャーハン 牛乳 春雨スープ セレクトデザート(グレープゼリーまたはプリン)

 今日は、皆さんの大好物のキムチチャーハンと春雨スープです。そして、プリンとグレープゼリーのどちらかを選んでもらった「セレクトデザート」です。2種類のデザートのどちらかを自分の好みで選ぶのは、楽しいですね。「プリンよりゼリーがさっぱりしているから」とか「プリンのほうがとろっと甘くておいしいから」とか「クラスのみんながゼリーにするから自分も何となく」など、いろいろな理由で楽しく選ぶことができたでしょうか?今日のセレクトデザートは、根岸小学校の全体で、プリンを選んだ人がグレープゼリーを選んだ人よりも20人くらい多かったです。おいしいデザートを味わって食べてください。

 

給食・食事 1月24日(火)の献立

おっきりこみ 牛乳 ひじきのかき揚げ

 今日、1月24日から30日までの一週間は、「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の小学校で、学校にお弁当を持ってこられない児童のために始まりました。その後、第2次世界大戦で給食は一時中断されましたが、戦争が終わって昭和21年12月24日に再開され、その日が「学校給食感謝の日」となりました。12月24日は冬休みとなるため、1か月後の1月24日から30日の1週間を「全国学校給食週間」として、給食の歴史や作ってくれる人への感謝の気持ちを改めて考える取り組みが行われています。今日の給食は、埼玉県北部の秩父地方の郷土料理「おっきりこみ」と、ひじきとちりめんじゃこを使った、カルシウムや鉄分が豊富に含まれたかき揚げです。

給食・食事 1月20日(金)の献立

バターロール 牛乳 スパゲティミートソース ソーセージと白菜のスープ

 今日は、ソーセージと白菜のスープに使われている、白菜の紹介をします。白菜は、キャベツなどと同じアブラナ科の葉野菜です。95%が水分で、特別に目立った栄養はありませんが、ビタミンCとカリウムは比較的多く含まれています。ビタミンCは、鉄分の吸収を助けたり、体の免疫力を高める働きがあります。また、カリウムは、私たち日本人が多く摂りすぎてしまいがちな、ナトリウムを体の外に排出して、体の中の水分を調整する働きがあります。今日は、寒くなるほど甘くておいしくなる白菜を使った、野菜たっぷりのスープです。

給食・食事 1月19日(木)の献立

ごはん 牛乳 ユーリンチー ボイルキャベツ わかめスープ

 今日は、ユーリンチーの紹介をします。ユーリンチーは、とり肉のから揚げを、細かく刻んだねぎをいれた、あまずっぱいしょうゆだれにからめた料理で、中国で生まれた料理です。ユーリンチーのユーは「油」、リンは「からめる」、チーは「とり肉」という意味です。ユーリンチーには、とり肉に含まれるたんぱく質、とり肉を揚げる油に含まれる脂質、衣にしてまぶした片栗粉には炭水化物が含まれています。ユーリンチーには、たんぱく質、脂質、炭水化物の「三大栄養素」がたっぷりと含まれていますから、わかめスープやごはん、キャベツなどに含まれている、カルシウムやビタミン類もバランスよくとりましょう。

 

給食・食事 1月18日(水)の献立

チキンライス 牛乳 コーンシチュー みかん

 今日は、チキンライスに使われている、とり肉について紹介します。とり肉は、たんぱく質が豊富で脂肪が少なく、皮以外はカロリーも低く、牛肉や豚肉の数倍もの良質なたんぱく質とビタミンが含まれています。日本に鶏が伝えられたのは、今から2000年くらい前と言われています。江戸時代のころは、たまごを食べるために鶏は飼われていましたが、とても高価な食べ物だったそうです。その頃は、とり肉といえば、鴨や雀、キジなどの野鳥が食べられていました。明治時代以降になると、一般的に大勢の人が食べるようになりました。今日は、とり肉を使ったチキンライスにしました。

給食・食事 1月17日(火)の献立

マーボーめん 牛乳 春巻

 今日の献立は、中華麺にマーボー豆腐をかけて食べるマーボーめんです。給食では、ごはんにのせて食べる「マーボー豆腐」がおなじみの献立です。このマーボーめんは、新潟県で生まれた麺料理だそうです。スープの少ないラーメンの上に、マーボー豆腐をのせたものが一般的ですが、冬場に気温の低い新潟県で、体が温まるような辛い料理を提供しようとして生まれたのだそうです。今日のマーボーめんは、コチュジャンで辛みをつけて、赤みそでコクをだしています。