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2023年2月の記事一覧

給食・食事 2月28日(火)の献立

カレーなんばん 牛乳 みそドレッシングサラダ シューアイス(独自献立)

 今日は、みそドレッシングサラダに使われている、みそについて紹介します。みそは、大豆から作られています。大豆をゆっくり水に浸して、柔らかくなるまで茹でたら、塩と麹を混ぜて発酵・熟成させて作ります。みそは、作っている場所や大豆と混ぜる材料の違いで、いろいろなみそに分けられます。作っている場所の違いで、信州みそ、仙台みそなど。材料の違いで米みそ、麦みそ、豆みそなど。味の違いで、赤みそや白みそなどがあります。給食で使っているみそは、埼玉県産の大豆を使った彩花みそです。今日は、彩花みそをドレッシングの材料にしました。みそ味ドレッシングのおいしいサラダです。

給食・食事 2月27日(月)の献立

豚キムチチャーハン 牛乳 たこナゲット トック

 今日は、たこナゲットの「たこ」について紹介します。日本では、古くからたこを食べていました。弥生時代のころから、食べていたのではないかと言われています。日本人はたこが大好きで、お刺身、酢の物、たこめし、たこ焼きなどいろいろな料理に使います。世界中で一番多く、たこを食べているのは日本人で、世界で売られているたこの半分以上を食べています。たこには、心臓が3つに脳が9つあります。心臓から流れる血は青色。敵から身を守る時には、自分の腕を切り離すこともあるのが驚きです。今日は、たこを材料に使ったナゲットです。

給食・食事 2月24日(金)の献立

フラワーロール ホイップバター 牛乳 ポークビーンズ 野菜サラダ いちごのフレッシュゼリー

 今日は、デザートのゼリーに使われている、いちごの紹介をします。すっきりとした甘さと鮮やかな赤い色がかわいらしいいちごですが、いちごは実は草の実であるため、野菜の仲間です。いちごの表面にあるプツプツは種ではなく、ひとつひとつが果実で、それぞれの粒の中に種が入っています。私たちが果実だと思って食べている赤い部分は、実際はめしべの土台になる「花床」が発達したもので、「ぎか」と言います。いちごは先のほうから熟していくので、へたのほうから食べていくと、最後に甘さを強く感じることができます。ビタミンCが豊富に含まれているので、今の時期に流行する風邪の予防には最適です。

給食・食事 2月22日(水)の献立

まごわごはん 牛乳 厚焼き卵 豚汁 みかん

 今日は、まごわごはんの紹介をします。あまり聞きなれない名前のごはんですが、今日のごはんは和食を見直そうとする食材料を使ったごはんです。和食の料理には、食物繊維、ビタミン、ミネラルが多く含まれています。和食によく使われている材料を「まごわやさしい」という言葉を使って紹介することがあります。豆の「ま」、ごまの「ご」、わかめなどの海藻の「わ」、野菜の「や」、さかなの「さ」、しいたけなどのきのこの「し」、いもの「い」です。今日のごはんは、「大豆、ごま、海藻のひじき、にんじん、ちりめんじゃこ、しいたけ、さつまいも」の、和食を見直す食材料を使った「まごわごはん」です。「まごわやさしい」この言葉、是非、覚えてください。

給食・食事 2月21日(火)の献立

タンタンメン 牛乳 肉まん

 今日は、タンタンメンについて紹介をします。タンタンメンは、中国の四川省で、「ちんほうほう」というニックネームの人が考えた料理と伝えられています。ひき肉やザーサイなどを細かく切って炒め、辛みを効かせたスープを茹でた麺の上に載せて食べます。もともとのタンタンメンは、汁がないのが特徴でした。天秤棒を担いで売り歩いていたため、スープをはった麺が作れなかったといわれています。湯通しして温めた麺の上に、四川省ならではの、辛みを効かせた強い味付けの料理です。今日のタンタンメンは、たけのこと長ねぎを使って、豆板醤やラー油で辛みを出し、練りごまやみそでコクを出しています。じっくり味わってみてください。

給食・食事 2月20日(月)の献立

ビーフカレー 牛乳 杏仁フルーツ

 今日は、杏仁フルーツの「杏仁」について紹介します。「中華料理を食べた時のデザートは杏仁豆腐が好き!」という人もいるのではないでしょうか?杏仁は、あんずの種を粉にしたものです。粉にしたあんずの種に甘みを加え、牛乳やゼラチンを入れてかためたものが杏仁豆腐です。中国で生まれた杏仁豆腐は、昭和40年ころに、日本でもデザートとして浸透していきました。餃子や小籠包・しゅうまいと同じ「点心」のひとつで、中国では軽食や間食に用いられます。杏仁豆腐は、点心の中でも甘みのある「てん点心」です。今日は、杏仁豆腐とナタデココ・桃とりんごの缶詰めとを組み合わせています。杏仁豆腐と牛肉のカレーライスをおいしくいただきましょう。

給食・食事 2月17日(金)の献立

揚げパン(黒とう) 牛乳 えびのクリーム煮 オレンジ(清見オレンジ)

 今日は、清見オレンジの紹介をします、清見オレンジは、温州みかんとトロピタオレンジからつくられました。静岡県静岡市清見区の研究所でつくられたので、「清見オレンジ」と名付けられました。みかんとオレンジのかけあわせなので、「かけあわせ」という意味の「タンゴール」をつけて、「清見タンゴール」とも呼ばれています。味はまさに温州みかんの味に、オレンジの香りが特徴です。主な生産地は愛媛県と和歌山県で、全体の8割近くが生産されています。果肉が柔らかくて果汁たっぷりのジューシーなみかんです。

 

2月16日(木)の献立

ごはん 牛乳 マーボー豆腐 ポークしゅうまい

 今日は、マーボー豆腐に使われている、ながねぎの紹介をします。今日の給食で使っているねぎは、白い部分が多いねぎで、「根深ねぎ」と呼ばれています。根深ねぎを育てる時には、白い部分を多くするために、「土寄せ」といって、ねぎに土を盛って土の中に埋まっているねぎの白い部分が多くなるようにして育てます。土からでている上の部分は青くなり、この部分にはビタミンAが多く含まれます。根深ねぎは、関東から北の地域で多く生産されています。関西地方では、白い部分が少なく、青い部分が多くなるように育てた葉ねぎが多く出回っています。寒い季節のながねぎは、甘くて柔らかく、とてもおいしくなります。

給食・食事 2月15日(水)の献立

ごはん エコふりかけ 牛乳 肉じゃが なめこ汁

 今日は、なめこ汁に使われている、なめこの紹介をします。なめこはきのこの仲間です。多くのなめこは、工場のような場所で作られているので、一年中出回っています。なめこ汁はとろみがついているので、寒い冬はからだが温まりますね。なめこのとろみには、たんぱく質の消化と吸収を助ける働きがあります。今日のなめこ汁は、豆腐とねぎが使われています。かつお節と煮干しでおいしいだしをとっているので、だしの風味となめこのとろみをよく味わってください。

 

給食・食事 2月14日(火)の献立

スパゲティナポリタン 牛乳 ひれカツ ガトーショコラ 

 今日は、バレンタインデーにちなんでガトーショコラ。チョコレートのケーキです。チョコレートは、カカオの種子を加工したカカオマスに砂糖やココアバター・粉乳などを入れて作ります。砂糖とココアバターが大量に使われ、8割以上も占めているため、たくさん食べ過ぎると肥満になる可能性があります。カカオは、ギリシャ語で「神様の食べ物」を意味しているように、4000年以上も前には、カカオ豆をすりつぶした飲み物で、薬として利用されていたそうです。「ポリフェノール」、「テオブロビン」というからだにとって、とても有用な成分も含まれるため、たくさん食べ過ぎないように注意して、チョコレートの甘みと苦みを楽しんでください。

給食・食事 2月13日(月)の献立

わかめごはん 牛乳 ぶりの照り焼き きりたんぽ汁

 今日は、きりたんぽ汁の紹介をします。きりたんぽは、秋田県の郷土料理です。炊いたごはんをつぶして、木の棒にさして焼いて食べていたものを、鶏肉の鍋に入れたことが始まりと伝えられています。形を整える時に木の棒を使うので、ちくわのような形をしています。にんじんやごぼう、せりなどの野菜と、鶏肉やきのこなどを入れたしょうゆ味の汁に、きりたんぽを入れて大きな鍋に入れて煮ます。秋田県では、秋においしい新米が収穫できたことを労う時や、おめでたいことがあった時に、大勢の人が集まって大きな鍋を囲んで食べます。

給食・食事 2月10日(金)の献立

子供パン 牛乳 コーヒー飲料 ポテトのミートソースかけ 切り干し大根のサラダ

 今日は、切り干し大根のサラダに使われている、切り干し大根の紹介をします。切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。大根を乾燥させることで保存性が増し、うまみと栄養が凝縮されます。今では、大根は一年中手に入れることができる野菜ですが、冬に採れた大根を長もちさせようと、江戸時代の初めころ、保存食として考えられました。食物繊維が多く含まれるため、便通を整えて、便秘を改善する働きがあるほか、血管の中の不要な成分を吸着して、からだの外に出す働きがあります。今日は、サラダの材料にしましたが、炒め煮にしたり、ごま和えにしたり、みそ汁などに使うとおいしく食べることができます。すすんで食べたい食品です。

給食・食事 2月9日(木)の献立

ごはん 牛乳 プルコギ わかめスープ ネーブルオレンジ

 今日は、プルコギの紹介をします。プルコギは、韓国では代表的な肉料理のひとつです。薄く切った牛肉に下味をつけて、野菜やはるさめなどの材料と一緒に、焼いたり煮たりする料理のことを言います。プルは韓国語で「火」、コギは「肉」を指し、「焼いた肉」という意味です。韓国では、プルコギパンという専用の鍋を使って調理されます。プルコギパンは、中央が少し盛り上がっていて、鍋のふちにたまった甘辛いたれをつけながら調理します。プルコギは、ごはんにぴったり合う韓国版のすき焼きです。

給食・食事 2月8日(水)の献立

ふわとろオムラス 牛乳 ニョッキの豆乳クリームスープ

 今日は、ニョッキの豆乳クリームスープに使われている、豆乳の紹介をします。豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁を絞った汁です。豆乳に「にがり」を入れてかためると、豆腐ができます。豆乳には、豆腐と同じように「たんぱく質」が豊富に含まれています。たんぱく質は、血液や筋肉、髪、爪などのからだそのものを作るほか、からだの中で様々な働きをしています。今日は牛乳のかわりに、豆乳でクリームスープを作りました。牛乳で作ったクリームスープとは、ひと味違ったおいしさです。

 

給食・食事 2月7日(火)の献立

・ちゃんぽんうどん 牛乳 大豆とじゃがいもの磯辺揚げ 玄米みたらしもち

 今日は、ちゃんぽんうどんの紹介をします。ちゃんぽんは、「さまざまなものを混ぜたもの」のことを言います。長崎県の、豚肉やねぎ・かまぼこ・もやしなどの材料を、野菜と一緒に炒め合わせて中華スープで煮込んだ「長崎ちゃんぽん」は、長崎県の郷土料理です。長崎ちゃんぽんの麺は、太い中華めんをつかうのが一般的ですが、今日の給食は、たっぷりのスープでうどんを食べる「ちゃんぽんうどん」です。豚肉やはくさい・にら・えびなどの材料がたっぷり使われています。

給食・食事 2月6日(月)の献立

炊き込みおこわ 牛乳 さつま汁

 今日は、さつま汁の紹介をします。さつま汁というと、さつまいもが入っているかと思われがちですが、実は、鶏肉を使ったみそ汁のことです。九州の鹿児島県では、江戸時代から、薩摩武士の士気を高めるために、鶏を盛んに戦わせていたという記録があります。そして、負けた鶏を野菜と一緒に煮こんで食べたのが、さつま汁の始まりと言われています。現在に至るまで、鹿児島県では鶏の飼育が盛んに行われて、薩摩地鶏はブランドとなっています。今日は、だいこんやごぼう、さつまいもなどの野菜を使ったさつま汁です。具だくさんで体がとても温まります。

給食・食事 2月3日(金)の献立

食パン いちごジャム 牛乳 煮込みハンバーグ ペイザンヌスープ

 今日は、ペイザンヌスープについて紹介します。フランスの農村や山岳地帯で食べられている田舎料理です。ペイザンヌの意味は「田舎風」。昔、フランスの農家が収穫した野菜で作ったのが始まりと言われています。今日のペイザンヌスープは、ウインナーソーセージとキャベツやかぶ、じゃがいも、にんじんなどの野菜を使っています。いろいろな野菜を使っているので、野菜の味が重なり合って、とてもおいしいスープになりました。

給食・食事 2月2日(木)の献立

豆ごはん 牛乳 いわしフライ けんちん汁

 2月3日の明日は節分です。節分というのは、目に見えない悪いものである“鬼”を追い払って、幸せが舞い込むようにと願う行事です。そして、新しい年を迎える「立春」の前日のことです。今日の献立は、明日の節分にちなんで、節分の行事食です。鬼を追い払う「鬼打ち豆」の大豆を使った豆ごはん。とげとげした葉の「ひいらぎ」に、焼いたいわしの頭を刺して、そのとげやいわしの臭いを鬼が嫌うといわれる「やいかがし」のいわし。今日はいわしを使ったフライです。そして、けんちん汁は、関東地区の一部で、寒い冬の時季に冷えた体をあたためる、節分行事に欠かせない行事食です。悪いことが来ないように鬼を追い払い、幸せが舞い込む一年となるよう願って食べましょう。

給食・食事 2月1日(水)の献立

ごはん 牛乳 とりのレモン風味 もやしのソテー 肉わんたんスープ

 今日は、とりのレモン風味に使われているレモンの紹介をします。レモンには、料理や飲み物に入れて味や香りを楽しんだり、酸っぱい味を利用して味にメリハリをつける効果があります。レモンの酸っぱい味は、「クエン酸」という成分の味です。クエン酸には、からだの疲れをとり、からだの調子を整える働きがあります。今日の献立は、鶏肉のから揚げにレモンの酸っぱい味でメリハリをつけて、揚げ物をさっぱりと食べるように工夫されています。