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2023年2月の記事一覧

給食・食事 2月13日(月)の献立

わかめごはん 牛乳 ぶりの照り焼き きりたんぽ汁

 今日は、きりたんぽ汁の紹介をします。きりたんぽは、秋田県の郷土料理です。炊いたごはんをつぶして、木の棒にさして焼いて食べていたものを、鶏肉の鍋に入れたことが始まりと伝えられています。形を整える時に木の棒を使うので、ちくわのような形をしています。にんじんやごぼう、せりなどの野菜と、鶏肉やきのこなどを入れたしょうゆ味の汁に、きりたんぽを入れて大きな鍋に入れて煮ます。秋田県では、秋においしい新米が収穫できたことを労う時や、おめでたいことがあった時に、大勢の人が集まって大きな鍋を囲んで食べます。

給食・食事 2月10日(金)の献立

子供パン 牛乳 コーヒー飲料 ポテトのミートソースかけ 切り干し大根のサラダ

 今日は、切り干し大根のサラダに使われている、切り干し大根の紹介をします。切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。大根を乾燥させることで保存性が増し、うまみと栄養が凝縮されます。今では、大根は一年中手に入れることができる野菜ですが、冬に採れた大根を長もちさせようと、江戸時代の初めころ、保存食として考えられました。食物繊維が多く含まれるため、便通を整えて、便秘を改善する働きがあるほか、血管の中の不要な成分を吸着して、からだの外に出す働きがあります。今日は、サラダの材料にしましたが、炒め煮にしたり、ごま和えにしたり、みそ汁などに使うとおいしく食べることができます。すすんで食べたい食品です。

給食・食事 2月9日(木)の献立

ごはん 牛乳 プルコギ わかめスープ ネーブルオレンジ

 今日は、プルコギの紹介をします。プルコギは、韓国では代表的な肉料理のひとつです。薄く切った牛肉に下味をつけて、野菜やはるさめなどの材料と一緒に、焼いたり煮たりする料理のことを言います。プルは韓国語で「火」、コギは「肉」を指し、「焼いた肉」という意味です。韓国では、プルコギパンという専用の鍋を使って調理されます。プルコギパンは、中央が少し盛り上がっていて、鍋のふちにたまった甘辛いたれをつけながら調理します。プルコギは、ごはんにぴったり合う韓国版のすき焼きです。

給食・食事 2月8日(水)の献立

ふわとろオムラス 牛乳 ニョッキの豆乳クリームスープ

 今日は、ニョッキの豆乳クリームスープに使われている、豆乳の紹介をします。豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁を絞った汁です。豆乳に「にがり」を入れてかためると、豆腐ができます。豆乳には、豆腐と同じように「たんぱく質」が豊富に含まれています。たんぱく質は、血液や筋肉、髪、爪などのからだそのものを作るほか、からだの中で様々な働きをしています。今日は牛乳のかわりに、豆乳でクリームスープを作りました。牛乳で作ったクリームスープとは、ひと味違ったおいしさです。

 

給食・食事 2月7日(火)の献立

・ちゃんぽんうどん 牛乳 大豆とじゃがいもの磯辺揚げ 玄米みたらしもち

 今日は、ちゃんぽんうどんの紹介をします。ちゃんぽんは、「さまざまなものを混ぜたもの」のことを言います。長崎県の、豚肉やねぎ・かまぼこ・もやしなどの材料を、野菜と一緒に炒め合わせて中華スープで煮込んだ「長崎ちゃんぽん」は、長崎県の郷土料理です。長崎ちゃんぽんの麺は、太い中華めんをつかうのが一般的ですが、今日の給食は、たっぷりのスープでうどんを食べる「ちゃんぽんうどん」です。豚肉やはくさい・にら・えびなどの材料がたっぷり使われています。

給食・食事 2月6日(月)の献立

炊き込みおこわ 牛乳 さつま汁

 今日は、さつま汁の紹介をします。さつま汁というと、さつまいもが入っているかと思われがちですが、実は、鶏肉を使ったみそ汁のことです。九州の鹿児島県では、江戸時代から、薩摩武士の士気を高めるために、鶏を盛んに戦わせていたという記録があります。そして、負けた鶏を野菜と一緒に煮こんで食べたのが、さつま汁の始まりと言われています。現在に至るまで、鹿児島県では鶏の飼育が盛んに行われて、薩摩地鶏はブランドとなっています。今日は、だいこんやごぼう、さつまいもなどの野菜を使ったさつま汁です。具だくさんで体がとても温まります。

給食・食事 2月3日(金)の献立

食パン いちごジャム 牛乳 煮込みハンバーグ ペイザンヌスープ

 今日は、ペイザンヌスープについて紹介します。フランスの農村や山岳地帯で食べられている田舎料理です。ペイザンヌの意味は「田舎風」。昔、フランスの農家が収穫した野菜で作ったのが始まりと言われています。今日のペイザンヌスープは、ウインナーソーセージとキャベツやかぶ、じゃがいも、にんじんなどの野菜を使っています。いろいろな野菜を使っているので、野菜の味が重なり合って、とてもおいしいスープになりました。

給食・食事 2月2日(木)の献立

豆ごはん 牛乳 いわしフライ けんちん汁

 2月3日の明日は節分です。節分というのは、目に見えない悪いものである“鬼”を追い払って、幸せが舞い込むようにと願う行事です。そして、新しい年を迎える「立春」の前日のことです。今日の献立は、明日の節分にちなんで、節分の行事食です。鬼を追い払う「鬼打ち豆」の大豆を使った豆ごはん。とげとげした葉の「ひいらぎ」に、焼いたいわしの頭を刺して、そのとげやいわしの臭いを鬼が嫌うといわれる「やいかがし」のいわし。今日はいわしを使ったフライです。そして、けんちん汁は、関東地区の一部で、寒い冬の時季に冷えた体をあたためる、節分行事に欠かせない行事食です。悪いことが来ないように鬼を追い払い、幸せが舞い込む一年となるよう願って食べましょう。

給食・食事 2月1日(水)の献立

ごはん 牛乳 とりのレモン風味 もやしのソテー 肉わんたんスープ

 今日は、とりのレモン風味に使われているレモンの紹介をします。レモンには、料理や飲み物に入れて味や香りを楽しんだり、酸っぱい味を利用して味にメリハリをつける効果があります。レモンの酸っぱい味は、「クエン酸」という成分の味です。クエン酸には、からだの疲れをとり、からだの調子を整える働きがあります。今日の献立は、鶏肉のから揚げにレモンの酸っぱい味でメリハリをつけて、揚げ物をさっぱりと食べるように工夫されています。