2023年1月の記事一覧
1月24日(火)の献立
おっきりこみ 牛乳 ひじきのかき揚げ
今日、1月24日から30日までの一週間は、「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の小学校で、学校にお弁当を持ってこられない児童のために始まりました。その後、第2次世界大戦で給食は一時中断されましたが、戦争が終わって昭和21年12月24日に再開され、その日が「学校給食感謝の日」となりました。12月24日は冬休みとなるため、1か月後の1月24日から30日の1週間を「全国学校給食週間」として、給食の歴史や作ってくれる人への感謝の気持ちを改めて考える取り組みが行われています。今日の給食は、埼玉県北部の秩父地方の郷土料理「おっきりこみ」と、ひじきとちりめんじゃこを使った、カルシウムや鉄分が豊富に含まれたかき揚げです。
1月20日(金)の献立
バターロール 牛乳 スパゲティミートソース ソーセージと白菜のスープ
今日は、ソーセージと白菜のスープに使われている、白菜の紹介をします。白菜は、キャベツなどと同じアブラナ科の葉野菜です。95%が水分で、特別に目立った栄養はありませんが、ビタミンCとカリウムは比較的多く含まれています。ビタミンCは、鉄分の吸収を助けたり、体の免疫力を高める働きがあります。また、カリウムは、私たち日本人が多く摂りすぎてしまいがちな、ナトリウムを体の外に排出して、体の中の水分を調整する働きがあります。今日は、寒くなるほど甘くておいしくなる白菜を使った、野菜たっぷりのスープです。
1月19日(木)の献立
ごはん 牛乳 ユーリンチー ボイルキャベツ わかめスープ
今日は、ユーリンチーの紹介をします。ユーリンチーは、とり肉のから揚げを、細かく刻んだねぎをいれた、あまずっぱいしょうゆだれにからめた料理で、中国で生まれた料理です。ユーリンチーのユーは「油」、リンは「からめる」、チーは「とり肉」という意味です。ユーリンチーには、とり肉に含まれるたんぱく質、とり肉を揚げる油に含まれる脂質、衣にしてまぶした片栗粉には炭水化物が含まれています。ユーリンチーには、たんぱく質、脂質、炭水化物の「三大栄養素」がたっぷりと含まれていますから、わかめスープやごはん、キャベツなどに含まれている、カルシウムやビタミン類もバランスよくとりましょう。
1月18日(水)の献立
チキンライス 牛乳 コーンシチュー みかん
今日は、チキンライスに使われている、とり肉について紹介します。とり肉は、たんぱく質が豊富で脂肪が少なく、皮以外はカロリーも低く、牛肉や豚肉の数倍もの良質なたんぱく質とビタミンが含まれています。日本に鶏が伝えられたのは、今から2000年くらい前と言われています。江戸時代のころは、たまごを食べるために鶏は飼われていましたが、とても高価な食べ物だったそうです。その頃は、とり肉といえば、鴨や雀、キジなどの野鳥が食べられていました。明治時代以降になると、一般的に大勢の人が食べるようになりました。今日は、とり肉を使ったチキンライスにしました。
1月17日(火)の献立
マーボーめん 牛乳 春巻
今日の献立は、中華麺にマーボー豆腐をかけて食べるマーボーめんです。給食では、ごはんにのせて食べる「マーボー豆腐」がおなじみの献立です。このマーボーめんは、新潟県で生まれた麺料理だそうです。スープの少ないラーメンの上に、マーボー豆腐をのせたものが一般的ですが、冬場に気温の低い新潟県で、体が温まるような辛い料理を提供しようとして生まれたのだそうです。今日のマーボーめんは、コチュジャンで辛みをつけて、赤みそでコクをだしています。