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本日の給食

給食・食事 9月22日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖)ポークビーンズ

 今日の給食のポークビーンズは、アメリカのボストンの代表的な家庭料理です。ポークは豚肉、ビーンズは豆。豚肉と豆をトマトと一緒に柔らかく煮込んだ料理です。日本では大豆を入れますが、本場のアメリカでは、白いんげん豆を使うことが多いそうです。豆の種類を変えたり、豚肉の代わりにベーコンを入れることが多いようです。給食のポークビーンズは、乾燥した大豆を香ばしく炒めてから、コトコト2時間くらいかけて煮込んで作ります。豚肉と大豆とトマトが、おいしい味を出し合ってパンにぴったりあった味になっています。

給食・食事 9月21日(木)の献立

 

キムタクごはん 厚揚げのみそ汁

 今日は、みそ汁の中に使われている、厚揚げについて紹介します。厚揚げは何から作られているか、知っていますか?厚揚げは、木綿豆腐を高い温度の油で揚げて作ります。高い温度の油で揚げると、表面はきつね色になりますが、中心まで火が通りません。中が生のままの木綿豆腐なので、生揚げとも呼ばれます。生揚げと厚揚げは、同じものです。関東地方では、生揚げと呼ぶことが多いのですが、関西地方では、厚揚げと呼ぶことが多いようです。今日は、わかめと厚揚げを使ったみそ汁です。

給食・食事 9月20日(水)の献立

ごはん スタミナ焼き肉 わかめスープ プルーン

 皆さんは、秋を代表する果物というと何を思い浮かべますか?ぶどうや柿、なしやりんごなど多くの種類の果物がありますね。夏の日差しをたっぷり浴びて育った秋の果物は、栄養たっぷりで、おいしさがぎゅっと詰まっています。今日の給食の果物は、生のプルーンです。プルーンの皮には、貧血予防に効果的な鉄分など、たくさんの栄養があり、皮をむかずにそのまま食べられます。真ん中には種があるので、種に気をつけて食べてください。今の時季しか食べられない生のプルーンです。

給食・食事 9月19日(火)の献立

 

カレーなんばん しゃもごまフライ なし

 今日は、ししゃものごまフライに使われている、ししゃもについて紹介します。ししゃもは、日本にだけ分布する日本固有の魚です。北海道の太平洋側にのみ生息し、10月から11月になると産卵のために川に上がってきます。ししゃもを漢字で書くと、「柳の葉の魚」を意味するアイヌ語の「シュシュ・ハモ」から由来し、漢字で「柳葉魚(ししゃも)」と書きます。まるで、柳の葉のような形をしているししゃもです。骨ごと食べられるため、カルシウムやたんぱく質、ビタミンAやB₂などの栄養が豊富に含まれています。また、DHAのドコサヘキサエン酸やEPAのエイコサペンタエン酸など、血液をサラサラにする働きの脂肪酸が含まれている、栄養たっぷりのししゃもです。

給食・食事 9月15日(金)の献立

さきたまライスボール ハンバーグステーキ ミネストローネ

 今日は金曜日なので、パンの献立の日です。今日のパンは、「さきたまライスボール」です。給食のパンで「さきたま」と名前のついたパンは、さきたまライスボールの他に、「さきたまロール」「さきたまボール」などがあります。これらのパンは、埼玉県でとれたお米や小麦粉を使っています。地元でとれた食品を使うことを、地産地消といいます。地産地消は、地域で生産された農林水産物をその地域で消費して、食べる人とつくる人との距離を縮めることができます。また、身近な場所から新鮮な食品を手に入れることができるという利点もあります。今日のさきたまライスボールは、埼玉県内産の米粉を使っています。

給食・食事 9月14日(木)の献立

チキンピラフ かぼちゃのクリームスープ ぶどうゼリー

 今日は、かぼちゃのクリームスープに使われている、かぼちゃについて紹介します。かぼちゃは、夏から冬の間が旬の野菜です。長い間、保存ができるため、冷蔵庫がなかった昔も、常温で保存ができる野菜として、大切にされていました。かぼちゃは、かぜにまけない体をつくる成分のビタミンAやビタミンCなどが多く含まれている緑黄色野菜の代表格です。昔の人は、かぼちゃを大切に保存して、野菜が少なくなった冬至のころに、かぼちゃを食べて栄養を補っていました。今日は、かぼちゃをつかった栄養たっぷりのクリームスープです。

給食・食事 9月13日(水)

そぼろごはん 牛乳 とうがんのみそ汁

 今日はみそ汁の中に入っている「冬瓜」の紹介をします。冬瓜は水分が多く、さっぱりとした味で、だいこんのように白い色をした瓜です。冬瓜という字を漢字で書くと冬の瓜と書きますが、冬瓜の旬は夏です。緑色をした皮が厚いので水分が失われにくく、そのまま涼しいところに保存しておくと、冬まで日持ちするという意味から、「冬瓜」と名前が付けられるようになりました。みそ汁の中の冬瓜を探してみてください。

給食・食事 9月12日(火)の献立

きつねうどん ウインナーの香味揚げ 冷凍みかん

 今日は、きつねうどんについて紹介します。どうして、油揚げの入ったうどんが「きつねうどん」と呼ばれているのでしょう?「きつねは油揚げが好き」とよく言われていますが、実はきつねの好きな「油揚げ」は、私たちが普段食べている、薄くした豆腐を揚げて作る「油揚げ」ではありませんでした。日本では、古くから農耕をしていたので、農作物を荒らすネズミはとても迷惑な存在でした。農家の人たちにとっては、そのネズミを退治してくれるきつねは、大変ありがたい存在でした。農家の人たちは、きつねの好物のネズミを感謝の気持ちとして、揚げてきつねに供えたのだそうです。その後、豆腐を揚げてきつねに供えるようになりました。そういうわけで、きつねの好物は豆腐を油で揚げた油揚げと言われるようになりました。油揚げと一緒に食べるうどんがぴったり合う、きつねうどんです。

給食・食事 9月11日(月)の献立

わかめごはん さばの幽庵焼き 沢煮わん

 今日は、沢煮わんについて紹介します。沢煮わんの「沢」には、「たくさんの」という意味があります。細くせん切りした「たくさんの」野菜に、豚肉の脂身などを使ってさっぱりした味の塩味のスープに仕上げます。もともとは、猟師が日持ちする塩漬けの肉をもって山に入り、山菜と一緒に具だくさんの汁を作ったのが、沢煮わんの始まりと言われています。今日の給食の沢煮わんには、にんじんや椎茸、ごぼうなどのたくさんの野菜が使われています。

給食・食事 9月8日(金)の献立

ツイストパン ポテトコロッケ ミニトマト ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、ソーセージとキャベツのスープに使われている、パセリについて紹介します。パセリは、どんな野菜でしょう?レストランに行くと、えびフライなどに添えられている、緑色のふわっとした野菜です。生のまま食べると苦みが強いので、生で食べる機会はないと思いますが、実は、パセリはスーパー栄養野菜です。他の野菜と比較すると、カルシウムはほうれんそうの6倍。鉄分やビタミンCは3倍以上。食物繊維も2倍以上含まれています。生で食べたら苦いので、添えられているパセリは、そのまま捨ててしまいがちですが、捨てたらもったいない野菜です。今日はソーセージとキャベツのスープに細かく刻んだパセリが浮いています。生で食べると苦いので、スープに入れたり、揚げ物の衣に混ぜたりすると、パセリの色や香り、味が楽しめます。