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本日の給食

給食・食事 12月11日(月)の献立

カレーライス 野菜サラダ

 今日は、カレーライスに使れている、たまねぎについて紹介します。たまねぎは、加熱をしないで食べると辛いので、春先に出回る新たまねぎは、水によくさらしてから、サラダなどにして食べます。加熱すると甘みがでて、料理の味に丸みが出るので、西洋料理のベースによく利用されます。たまねぎを料理に使う時に、涙がでてしまうことがあります。涙が出る原因は、「硫化アリル」という成分のためです。たまねぎの辛味もこの成分によるものです。今日のカレーライスは、豚肉とたまねぎをよく炒めてから煮込んでいるので、たまねぎの甘みでカレーライスにコクが出ています。

給食・食事 12月8日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖) ポトフ みかん

 今日は、ポトフについて紹介します。ポトフは、フランスの代表的な家庭料理のひとつです。牛肉やソーセージなどの肉と大きく切ったにんじん、たまねぎなどの野菜をじっくり煮込んだ料理です。フランス語でポットは「鍋やつぼ」、フーは「火」を示すので、ポトフは「火にかけた鍋」という意味になります。今日のポトフも、給食室の大きな釜で、豚肉とたっぷりの野菜をじっくりと長時間かけて煮込みました。

給食・食事 12月7日(木)の献立

 

ごはん 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、四川どうふについて紹介します。「四川」という名前は、中国の四川という場所の名前です。四川という場所は、冬の寒さが厳しいので、からだを温めるために辛いものを食べるのだそうです。四川は山に囲まれた場所にあり、新鮮な材料が手に入りづらいということもあり、貯蔵を考えた漬け物や唐辛子・ねぎ・にんにくなどを使った、刺激のある料理がよく作られます。マーボーどうふ・担々麺・回鍋肉などの、辛みを効かせた四川料理は有名です。今日の四川どうふは、辛みを控えめにして作りました。ごはんと一緒に、よく味わってください。

給食・食事 12月6日(水)の献立

ごはん エコふりかけ ちくぜん煮 白菜のみそ汁

 今日は、ちくぜん煮について紹介します。ちくぜん煮は、九州地方の代表的な郷土料理として親しまれています。お正月やお祭りなどのお祝いの時によく作られ、鶏肉や野菜・こんにゃくなど、いろいろな材料を油で炒めてから煮ます。昔、福岡県北部・西部を「筑前地方」と言っていたことから、筑前地方でよく作られていたこの料理を「ちくぜん煮」と呼ぶようになりました。今日は、鶏肉とにんじん・ごぼう・たけのこ・こんにゃくなどの噛み応えのある野菜を使っているので、しっかりよく噛んで食べましょう。

給食・食事 12月5日(火)の献立

もやしラーメン てり焼きまん

 今日は、てり焼きまんについて紹介します。てり焼きまんは、照り焼きにした鶏肉を小麦粉の生地に包んで作ります。鶏肉がやわらかくなるように、調味料には酢を使っています。また、小麦粉の生地がふわっとふくらむように、ベーキングパウダーを使っています。ベーキングパウダーというのは、お菓子作りには欠かせないもので、ケーキや焼き菓子に使われます。今日は、調理員さんが「おいしいてり焼きまんを作ろう!」と、440個ひとつひとつ心を込めて頑張って作った、手作りてり焼きまんです。

給食・食事 12月4日(月)の献立

ごはん もうかざめのサイコロ揚げ のっぺい汁

 今日は、もうかざめのサイコロ揚げに使われている、もうかざめについて紹介します。あまり聞きなれない名前の魚ですが、どんな魚だと思いますか?東北地方ではおなじみの魚で、くせのないたんぱくな味わいが特徴のさめです。正式な名前は、「ネズミザメ」。体の色や目や口、頭の形がネズミに似ています。体長が3メートルを超える大型の魚で、水浸650メートルの深さに生息しています。今日は、寒い今の時季に旬を迎えたもうかざめに、片栗粉をまぶして揚げました。甘辛いたれにからめているので、ごはんと一緒に味わってください。

給食・食事 12月1日(金)の献立

バターコッペ ホワイトシチュー ほうれんそうのソテー

 今日は、ほうれんそうのソテーに使われている、ほうれんそうについて紹介します。ほうれんそうは、冬に旬を迎える野菜です。一年中買うことができますが、冬に採れるほうれんそうのビタミンCは、夏場のほうれんそうの3倍も多くなります。また、鉄分が豊富に含まれる他、βカロテンやカルシウムなどの栄養も豊富に含まれる、栄養たっぷりの野菜です。今日は、とうもろこしと一緒にソテーしましたが、ごまと和えたり、粉チーズやベーコンと炒めたり、かつお節やのりでさっぱりと和えても、おいしく食べることができます。

給食・食事 11月30日(木)の献立

ごはん のりの佃煮 さばのみそ煮 けんちん汁

 今日は、さばのみそ煮に使われている、さばについて紹介します。「さば」という字を漢字で書くと、魚へんに靑と書きますが、背中の色が青いところに由来しています。いわし・さんま・さばなどは、背中の色が青いことから青魚と言われています。さばは、秋から冬になると、卵を産むためにえさをたくさん食べるようになるため、脂がからだにたくさん溜まっておいしくなります。今日は、一番おいしい旬のさばのみそ煮ですが、焼いたり揚げたりしても、おいしく食べることができます。

給食・食事 11月29日(水)の献立

ふわとろオムライス ペイザンヌスープ 

 今日は、ペイザンヌスープに使われている、かぶの紹介をします。かぶは、春の七草のひとつです。「すずな」とも呼ばれ、古くから日本で利用されてきた野菜です。今日は、根の部分と葉の部分を両方使って、フランス語で「田舎風の」という意味のペイザンヌスープにしました。かぶの根や、いろいろな野菜を2㎝ほどのサイコロのように四角に切り、コンソメスープでやわらかく煮込みました。かぶの葉には、βカロテン・ビタミンB群・ビタミンCがたくさん含まれています。栄養たっぷりのスープです。

給食・食事 11月28日(火)の献立

タンメン みそポテト

 今日は、みそポテトについて紹介します。みそポテトは、茹でたりふかしたりしたじゃがいもを天ぷらにしたものに、甘めのみそだれをかけた埼玉県秩父地方の郷土料理です。平地の少ない秩父地方では、古くから畑作が行われてきました。収穫したじゃがいものうち、小ぶりのものをいろりで焼いて、みそだれをぬって食べたのが、みそポテトの始まりと言われています。秩父地方の農家では、農作業の合間の小腹がすいたときに「小昼飯(こじゅうはん)」を食べていました。「小昼飯(こじゅうはん)」というのは、おやつのことです。その「小昼飯(こじゅうはん)」でよく食べられてきたのが、みそポテトです。みそだれに青のりやゆずをかけてたべると、また違った味わいです。

給食・食事 11月27日(月)の献立

ごはん マーボーどうふ 春雨スープ みかん

 今日は、みかんの紹介をします。みかんには、たくさんの種類があります。甘いものから酸味のあるものまで、種類によっておいしさは様々です。いよかん・はっさく・ゆず・デコポン・しらぬいなど、日本ではおよそ80種類の柑橘類が生産されていますが、今日のみかんは、皮がむきやすくて食べやすいのが特徴の、温州みかんという種類です。このみかんは中国が原産地です。温州は、中国のみかんがよく採れる場所の名前です。日本では、静岡県・和歌山県・愛媛県などで多く生産されています。みかんには、ビタミンCが多く含まれているので、風邪の予防にはとてもよい食品です。みかんを食べて、かぜに負けない丈夫なからだをつくりましょう。

給食・食事 11月24日(金)の献立

コッペパン ウインナーソテー ボイルキャベツ 白花豆のスープ

 今日は、白花豆のスープに使われている、白花豆について紹介します。豆には大豆・小豆・うずらまめなど、様々な種類がありますが、その中でも、ひと際大きく厚みのあるのが白花豆です。白花豆の正式な名前は、「ベニバナインゲン」といいます。「ベニバナインゲン」は、その名前の通り赤やオレンジ色の花を咲かせますが、中には白い花を咲かせる品種もあります。白花豆は、江戸時代に日本に伝わり、はじめは食用としてではなく、きれいな花を見るための、観賞用として親しまれていました。涼しい気候が白花豆の生育に適していたため、北海道のオホーツク地方などで栽培が始まり、普及していきました。今日は、つぶしてペースト状にした白花豆を使ったクリームスープです。

給食・食事 11月22日(水)の献立

昆布ごはん 田楽風ハンバーグ 五目汁 元気ヨーグルト

 今日の献立は、根岸小学校の皆さんだけが食べる、根岸小学校の独自献立です。皆さんが大好きなハンバーグを、いつもとは一味違った、みそ味で味わってもらいたいと思い、田楽風ハンバーグにしました。「田楽風」というのは、串に刺した豆腐やこんにゃくなどにみそをつけて食べる料理のことをといいます。豆腐やこんにゃくのほかにも、さといもやなす、ゆでた大根、おもちや厚揚げなどもおいしい田楽料理になります。今日は、蒸したハンバーグにみそだれを添えた田楽風ハンバーグです。一味違ったハンバーグを味わってください。

給食・食事 11月21日(火)の献立

おっきりこみ ゼリーフライ りんご

 今日のおっきりこみには、幅の広いうどんが使われています。おっきりこみは、秩父地方の郷土料理で、幅の広いうどんが使われます。秩父は、お米があまりとれない地域ですが、小麦粉がたくさんとれるので、小麦粉を使う食べ物がよく食べられていました。その中で、よく食べられていたおっきりこみは、小麦粉を練って平らに伸ばし、ザクザクと幅広く切ったうどんをどんどん鍋の中に入れて作るので、「おっきりこみ」という名前がついたそうです。農作業で忙しい主婦たちが、作業の合間に地元で採れた、だいこんやさといも・ながねぎなどのたっぷりの野菜を鍋の中に入れて煮たところに、幅広く切ったうどんを加えて、煮込んで食べる栄養たっぷりの郷土料理です。

給食・食事 11月20日(月)の献立

 

カレーライス フルーツカクテル

 今日は、皆さんの大好きなカレーについて紹介します。カレーはインドで生まれた料理です。カレーはいろいろな香辛料を使って材料を煮込む料理ですが、インドでは、それぞれの家ごとに使う香辛料の種類と量が違うので、同じ味のカレーを食べようと探しても、同じ味のカレーはないそうです。根岸小学校のカレーも皆さんの家ではあまり使わない材料を使っています。それは、チーズと脱脂粉乳です。チーズと脱脂粉乳には、体そのものをつくるもとになる、たんぱく質やカルシウムが多く含まれています。カレーは柔らかいので、どんどん飲み込んでしまいそうですが、よく噛んで食べましょう。

給食・食事 11月17日(金)の献立

きゅぽらんパン マカロニのクリームスープ 野菜サラダ

 今日の給食のパンは、私たちの住む川口市のシンボルマーク「きゅぽらん」がパンの焼き印になっているきゅぽらんパンです。「きゅぽらん」は、鋳物の街として知られている川口市の溶鉱炉「キューポラ」をモチーフにしたものです。「キューポラ」というのは、鉄を溶かす大きな鍋のようなものです。かつての川口市には、鋳物工場が立ち並び、そこで働く人たちが大勢集まって、たくさんの製品が生産されました。川口市の鋳物生産量は日本一になり、全国に知られるようになりました。オリンピックの聖火台などは川口市の鋳物工場で作られた製品です。今日は、溶鉱炉の「キューポラ」をモチーフにした、甘くて柔らかいきゅぽらんパンを味わって食べてください。

給食・食事 ごはん エコふりかけ 肉じゃが 白菜のみそ汁

ごはん エコふりかけ 肉じゃが 白菜のみそ汁

 今日は、みそ汁に使われている、白菜について紹介します。白菜は、キャベツなどと同じアブラナ科の野菜で、11月から2月ごろが旬の野菜です。英語で「チャイニーズキャベツ」と言われるように、中国が原産の野菜です。くせがなく、ほんのり甘みのあるある白菜は、漬物や鍋・炒め物や煮込み料理など、たくさんの料理に利用されています。北海道から九州まで全国で栽培されていますが、茨城県や長野県が主な生産地です。今日は旬の白菜を使って、かつお節でだしをとったおいしいみそ汁にしました。

11月15日(水)の献立

かてめし わかさぎの天ぷら かきたま汁

 今日は、かてめしの紹介をします。かてめしは、秩父地方の郷土料理です。秩父は、米があまりとれない地域なので、昔の農家の人たちは米を主食として十分に食べることができませんでした。米がとれた地域では、米を作る土地の代金を、米で支払っていたため、自分たちの食べるごはんの量を増やすために、油揚げや野菜を炒めて、甘辛く煮たものを残ったくず米に混ぜて、量が増えたようにして工夫して食べていました。ごはんの量を増やすために、加えた具材を「混ぜ合わせる」という意味の「かて」というところから「かてめし」と名付けられたごはんです。

給食・食事 11月13日(月)の献立

ごはん 和風ハンバーグ みそ汁

 今日の献立の和風ハンバーグにちなんで、ハンバーグの歴史について紹介します。ハンバーグは、ドイツの港町「ハンブルク」で船乗や労働者に人気のあった料理を参考にして生まれた料理と言われています。名前は、ドイツの地名のハンブルクの発音から、「ハンバーグ」となりました。ドイツからアメリカに移民する船の中で、乗客の希望にそってコックが料理を作りました。これが、ひき肉とパン粉や野菜を細かく刻んだものを焼いたもので、これがハンバーグの始まりと言われています。今日は、大根おろしとエリンギやえのきたけなどのきのこを、ハンバーグのソースにした和風ハンバーグです。

 

給食・食事 11月10日(金)の献立

ツイストパン ポークビーンズ 切り干し大根のサラダ

 今日は、切り干し大根のサラダに使われている、切り干し大根の紹介をします。切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。大根を乾燥させると保存性が増し、うまみと栄養が凝縮されます。今では、大根は一年中手に入れることができる野菜ですが、江戸時代の初めころ、冬に採れた大根を長もちさせようとして考えられ、生まれました。食物繊維が多く含まれるため、便通を整えて、便秘を改善する働きがあるほか、血管の中の不要な成分を吸着して体の外に出す働きがあります。今日は、サラダの材料にしましたが、炒め煮やごま和え、みそ汁などに使うとおいしく食べることができます。