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本日の給食

給食・食事 9月13日(水)

そぼろごはん 牛乳 とうがんのみそ汁

 今日はみそ汁の中に入っている「冬瓜」の紹介をします。冬瓜は水分が多く、さっぱりとした味で、だいこんのように白い色をした瓜です。冬瓜という字を漢字で書くと冬の瓜と書きますが、冬瓜の旬は夏です。緑色をした皮が厚いので水分が失われにくく、そのまま涼しいところに保存しておくと、冬まで日持ちするという意味から、「冬瓜」と名前が付けられるようになりました。みそ汁の中の冬瓜を探してみてください。

給食・食事 9月12日(火)の献立

きつねうどん ウインナーの香味揚げ 冷凍みかん

 今日は、きつねうどんについて紹介します。どうして、油揚げの入ったうどんが「きつねうどん」と呼ばれているのでしょう?「きつねは油揚げが好き」とよく言われていますが、実はきつねの好きな「油揚げ」は、私たちが普段食べている、薄くした豆腐を揚げて作る「油揚げ」ではありませんでした。日本では、古くから農耕をしていたので、農作物を荒らすネズミはとても迷惑な存在でした。農家の人たちにとっては、そのネズミを退治してくれるきつねは、大変ありがたい存在でした。農家の人たちは、きつねの好物のネズミを感謝の気持ちとして、揚げてきつねに供えたのだそうです。その後、豆腐を揚げてきつねに供えるようになりました。そういうわけで、きつねの好物は豆腐を油で揚げた油揚げと言われるようになりました。油揚げと一緒に食べるうどんがぴったり合う、きつねうどんです。

給食・食事 9月11日(月)の献立

わかめごはん さばの幽庵焼き 沢煮わん

 今日は、沢煮わんについて紹介します。沢煮わんの「沢」には、「たくさんの」という意味があります。細くせん切りした「たくさんの」野菜に、豚肉の脂身などを使ってさっぱりした味の塩味のスープに仕上げます。もともとは、猟師が日持ちする塩漬けの肉をもって山に入り、山菜と一緒に具だくさんの汁を作ったのが、沢煮わんの始まりと言われています。今日の給食の沢煮わんには、にんじんや椎茸、ごぼうなどのたくさんの野菜が使われています。

給食・食事 9月8日(金)の献立

ツイストパン ポテトコロッケ ミニトマト ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、ソーセージとキャベツのスープに使われている、パセリについて紹介します。パセリは、どんな野菜でしょう?レストランに行くと、えびフライなどに添えられている、緑色のふわっとした野菜です。生のまま食べると苦みが強いので、生で食べる機会はないと思いますが、実は、パセリはスーパー栄養野菜です。他の野菜と比較すると、カルシウムはほうれんそうの6倍。鉄分やビタミンCは3倍以上。食物繊維も2倍以上含まれています。生で食べたら苦いので、添えられているパセリは、そのまま捨ててしまいがちですが、捨てたらもったいない野菜です。今日はソーセージとキャベツのスープに細かく刻んだパセリが浮いています。生で食べると苦いので、スープに入れたり、揚げ物の衣に混ぜたりすると、パセリの色や香り、味が楽しめます。

給食・食事 9月7日(木)の献立

炊き込みおこわ 白ごまつくね なすのみそ汁

 今日は、なすのみそ汁に使われている、なすについて紹介します。わたしたちがよく知っている日本のなすは、紫色をしています。実は、世界中には、なすの種類がたくさんあります。黄色や緑、緑と白のしましまなど、様々な色のなすがあります。タイという国には、世界で一番多くの種類のなすがあります。なすの紫色は、「アントシアニン色素」と呼ばれるもので、たくさんの病気を予防する働きがあります。アントシアニン色素は、水に溶けだしやすいので、油を使って揚げたり炒めたりして、栄養を逃がさないようにします。今日のなすのみそ汁は、油で揚げてからみそ汁にしています。

給食・食事 9月6日の給食

ごはん マーボーどうふ フルーツカクテル

 今日は、マーボー豆腐の紹介をします。「マーボー」は、「マーおばあさん」という意味です。昔、中国の四川省に顔にくぼみのあるおばあさんがいて、このおばあさんは、家にある残った材料で豆腐の炒め煮を作りました。この味が、あまりにもおいしいと評判になり、たくさんの人が食べに来るようになりました。それから、この豆腐に「マーボー豆腐」と名前が付けられ、皆に喜ばれていたそうです。これが、マーボー豆腐の始まりと言われています。ごはんに載せて食べると、おいしい「マーボー丼」になります。食やすい食べ方で、やわらかいマーボー豆腐ですが、よく噛んで食べてください。

給食・食事 9月5日の献立

もやしラーメン とりのから揚げ えだまめ

 今日は、枝豆について紹介します。枝豆は大豆と同じ豆です。大豆がまだ緑色のうちに採ったものが枝豆です。「畑の肉」と言われる大豆と同じ豆で、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンCなどの栄養がたっぷりと含まれています。これらの栄養素は、からだの疲れをとり、夏バテにならないようにしてくれる働きがあります。6月から9月ころは、枝豆が一番おいしくなる時季です。栄養たっぷりのおいしい枝豆です。

給食・食事 9月4日(月)の献立

夏野菜のカレー キャベツのソテー ミニピーチゼリー

 夏休みが終わり、忙しい2学期のスタートです。夏休みからの生活リズムを早く元に戻して、睡眠時間と食事をしっかりとるようにしてください。早起きして、朝ごはんをきちんと食べて、元気いっぱいで2学期がスタートできるようにしましょう。

 今日の給食は、皆さんの大好物のカレーです。夏野菜のトマト・なす・ピーマンがたっぷり入っています。夏野菜には、βカロテンやビタミンCなどのビタミン類が豊富に含まれているため、からだの抵抗力アップのために、積極的に食べたい食品です。まだまだ暑い日が続きます。夏バテしないように、食事をしっかりとりましょう。

 

給食・食事 7月14日(金)の献立

コッペパンスライス ドライカレー ソーセージとキャベツのスープ 米粉のクレープ(パイン)

 今日で1学期の給食は最後です。4月に1年生が入学して、1年生は、初めての学校給食を体験しました。初めての袋入りの麺を袋の中で上手に分けて、うどんやラーメンのスープに入れて、おいしくいただくことができるようになりました。2年生以上の皆さんは、毎日の給食の準備を協力して行いました。5年生と6年生は、いつも、食缶に残食がありませんでした。

 1学期の給食は、毎日おいしく食べることができましたか?給食時間の放送は、きちんと聞くことはできましたか?給食の献立は、皆さんのからだに必要な栄養が不足することがないように考えて作られています。必要な栄養素がしっかりとれるように、おいしい給食を残さないようにすることを2学期の目標にしましょう。

 夏休みに入っても、「運動・栄養・休養」のバランスをとって、体調を崩さないようにしましょう。

給食・食事 7月13日(木)の献立

ごはん 肉野菜炒め わんたんスープ

 毎日がとても暑いので、からだに暑さがこもり、たくさん汗をかきます。そうすると、エネルギーを作り出すときに必要なビタミンB群が汗と一緒に排出されてしまいます。また、暑さで食欲が落ちてしまうため、食事がじゅうぶんにとれません。こんな暑い夏の食事をどうしたらいいでしょう。

 夏野菜にはビタミン類がたっぷりと含まれています。そして、豚肉にはビタミンB群がたっぷり含まれています。今日の献立は、キャベツ・もやし・ほうれん草などの野菜がたっぷり使われて、ビタミンB群が豊富な豚肉と一緒に炒め合わせています。暑い夏には、豚肉や夏野菜などをしっかりたべて、元気に夏を過ごしましょう。

給食・食事 7月12日(水)の献立

ジャンバラヤ いかナゲット 白花豆のスープ

 今日は、白花豆のスープに使われている、白花豆について紹介します。豆には大豆・小豆・ひよこまめなど様々な種類がありますが、その中でも、ひと際大きく、厚みのあるのが白花豆です。白花豆の正式な名前は「ベニバナインゲン」といいます。ベニバナインゲンは、その名前の通り、赤やオレンジ色の花を咲かせますが、なかには白い花を咲かせる品種もあります。白花豆は、江戸時代に日本に伝わり、はじめは食用としてではなく、きれいな花を見るための、観賞用として親しまれていました。涼しい気候が白花豆の生育に適していたため、北海道のオホーツク地方などで栽培が始まり、普及していきました。今日は、つぶしてペースト状にした白花豆を使ったクリームスープです。

給食・食事 7月11日(火)の献立

もやしラーメン 春巻 中華風切り干し大根

 今日は、中華風切り干し大根に使われている、切り干し大根について紹介します。切り干し大根は、だいこんを細く切って乾燥させた食べ物です。乾燥させただいこんは、日光に当てると栄養素がとても増える上に甘い味がさらに強くなって、とても美味しくなります。食べ物は時間が経過するにつれて、腐敗したりカビが発生します。昔の人は、食べ物の傷みをどのようにすれば少なくできるかを考えてきました。そうして生まれた「食べ物を乾燥させて保存する」という知恵を食生活に生かしてきました。乾燥させると、保存性が高まるうえに、栄養素が増加します。しいたけ、ぶどう、のり、ひじき、寒天、柿、さつまいも、なっとうなどの乾燥させた食べ物は、昔の人の知恵が生かされた、からだにやさしい食品です。

給食・食事 7月10日(月)の献立

はかりめごはん 夏野菜のみそ汁 冷凍みかん

 今日は、はかりめごはんについて紹介します。はかりめごはんの「はかりめ」というのは、本来は重さを測る「はかり」のことで、千葉県の冨津市ではアナゴの別名として使われています。細長いアナゴの姿が魚市場で使われている、細長い棒はかりに似ていることから、ついた呼び名と言われています。アナゴには、目の疲れを予防する効果のあるビタミンAや、若返りのビタミンと言われているビタミンEなどの栄養が含まれています。今の時季はアナゴの旬でこれらの栄養が最も多く含まれる時季です。夏バテ予防のためにも残さず食べて、元気に夏をのりきりましょう。

給食・食事 7月7日(金)の献立

はちみつパン ハンバーグステーキ フライドポテト 米粉めん入り野菜スープ

 7月7日の今日は七夕です。七夕は中国の古い伝説から生まれた話です。機を織るのが上手な神様の娘の織姫としっかり者の牛飼いの彦星が結婚しましたが、仲が良すぎて仕事を怠けるようになり、怒った神様はふたりを引き離しました。二人が反省したので、神様は一年に一度だけ、織姫と彦星が夜の空、天の川を挟んで会うことを許したそうです。その日が7月7日です。今日の給食は、米粉めんを天の川や織姫が紡ぐ糸に見立てた、米粉めん入り野菜スープと夜空の星に見立てた星形のハンバーグです。今夜の夜空には、星がたくさん集まった天の川が見えるといいですね。

給食・食事 7月6日(木)の献立

ごはん エコふりかけ さばの塩焼き とうがんのみそ汁

 今日は、とうがんのみそ汁に使われている、とうがんについて紹介します。とうがんは、6月から9月の夏にとれる野菜です。夏にとれる野菜なのに、漢字で書くと「冬の瓜」と書きます。それは、冬にとれたとうがんは、寒い冬まで保存できるからです。冷蔵庫がない昔、野菜が不足する冬に食べることができる野菜は、とても大切なものでした。昔の人は、夏にとれたとうがんを夏には全部食べずに、大切に保存して野菜の不足する冬に食べていたのです。丸い形、楕円形、円筒形などの様々な種類のとうがんがあります。大きな形をしたとうがんは、緑色の厚い皮をむき、中心にあるわたをスプーンなどでくりぬいて使います。今日は、かつお節でだしをとったみそ汁のとうがんを味わってください。

給食・食事 7月5日(水)の献立

中華おこわ 揚げしゅうまい 五目スープ

 今日は、給食委員会で残菜の減量化を目指して行っている、残菜の計量についてお伝えします。残菜の計量は、給食委員会の5年生と6年生が中心になって行っています。根岸小学校は、1学年2クラス(4年生は3クラス)で、先生を含めて450食くらいの給食を作っています。給食は、成長に必要な量が必要な分だけ発注されて作られているものなので、残菜として残ってくる給食があるとすれば、これは必要な栄養量がとれていないことになります。5月の末からスタートしましたが、1カ月経って「食べることに対する意欲」と「食べられたことに対する喜び」が大きく目立つようになりました。また、給食委員の5年生からは、「1年生は、体が小さいから食べられなくても仕方がないよ」というやさしい言葉が聞こえてきました。12月まで、残菜の計量を継続して行う予定です。

 

給食・食事 7月4日(火)の献立

沖縄そば ほきの磯香揚げ すいか

 今日は、ほきの磯香揚げに使われている、ほきについて紹介します。ほきは、日本近海では獲れませんが、ニュージーランドの近くで獲れる魚です。鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビやカニなどを主食にしている白身魚です。成魚は全長1mを軽く超え、体重は8㎏前後にまで成長します。ファーストフード店では、フィッシュバーガーなどに加工されるほきですが、今日の給食は青のりを衣にまぶした磯香揚げです。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。

給食・食事 7月3日(月)の献立

ガーリックライス 夏野菜のカレー ウインナーソテー ボイルキャベツ ピーチゼリー【独自献立】

 根岸小学校の皆さんが食べている今日の献立は、「根岸小学校独自献立」です。根岸小学校の給食室の大きな回転釜で、にんにくを細かく刻んで炊き込んだ「ガーリックライス」と、夏野菜をたっぷり使ったカレー。そして、血液の材料になる「鉄分」がたくさん含まれているウインナーソーセージを使った「ウインナーソテー」。肉や魚を食べたときは、絶対に組み合わせてほしい野菜として、キャベツを茹でて添えました。これからの暑い時季には、夏バテしてしまうことが多いので、なす・.トマト・ピーマンなどの夏野菜を進んで食べるようにしましょう。エネルギーの代謝が活発な今の時季には、にんにくなどが含まれたガーリックライスで、カレーをおいしくよく噛んで食べましょう。

給食・食事 6月30日(金)の献立

チーズパン チリコンカン 切り干し大根のサラダ

 今日は、チリコンカンについて紹介します。チリコンカンは、アメリカ南部のテキサス州の郷土料理です。牛ひき肉とたまねぎなどの野菜を炒め、豆やトマトなどと一緒に煮こんだ料理です。冷蔵庫がなかった時代に、鮮度が落ちた肉を保存する方法としてハーブや香辛料を加えて煮込んだのが始まりと言われています。チリコンカンは、ひき肉を使うのが一般的ですが、今日の給食では豚肉を使いました。また、川口市内の工場で生産された、川口産のほうれんそう入りウインナーが使われています。この川口市内の工場は、根岸小学校のすぐ近くにあるのが驚きです。

給食・食事 6月29日(木)の献立

ごはん メンチかつ 鋳物汁 ミニトマト

 今日は、川口市の郷土食の鋳物汁の紹介をします。みなさんの住む川口市は「鋳物の街」として全国に知られています。「鋳物」というのは、高温で溶かした金属を型に流し込んで固めて製品をつくります。大きな形でも複雑な形でも価格が安く作れるのでとても人気があり、今から70年くらい前には大勢の人が、鋳物工場が立ち並ぶ川口市で働くために集まってきていたそうです。あまりにも熱い溶鉱炉で働く人たちのために、カルシウムや鉄分が豊富な料理を食べてもらおうということで生まれた料理が鋳物汁です。そのころは、食べ物が豊富になかったので、具がほとんど入っていないみそ汁でしたが、煮干しの粉とごま油を入れて働く人たちのために栄養補給してもらいたいと考えられた料理です。