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本日の給食

給食・食事 4月27日(木)の献立

ごはん マーボーどうふ ポークしゅうまい 河内ばんかん

 今日は、河内ばんかんについて紹介します。河内ばんかんは、初夏から夏にかけて収穫できる、黄色くて大きな柑橘類です。見た目や大きさはグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツのような苦みは少なく、さっぱりとした甘みがあるのが特徴です。熊本県の河内町で発見されたので、発見された場所の名前と、収穫時期が春先以降なので、「晩成の柑橘」であることから、河内ばんかんと名前がつけられました。河内ばんかんは、ぶんたんの「偶発実生」です。「偶発実生」というのは、自然に落ちた種や捨てられた種から、親の種を超える「種がない、甘みがある」などの特性をもつ品種のことを言います。今日は、河内ばんかんのさっぱりとした甘みを味わってください。

給食・食事 4月26日(水)の献立

春のちらしずし すまし汁

 今日は、春のちらし寿司に使われている、ふきの紹介をします。ふきは、日本が原産の野菜です。平安時代から野菜として栽培されていたと言われています。地上には、花の芽と葉が出ていますが、地下の茎から出てきた、タンポポのような、花だけをつける茎の部分にあたります。春一番に出てくる花のつぼみは、ふきのとうです。ふきのとうは、天ぷらにしたり、ふきのとうみそにして食べます。ふきは、春から初夏にかけて、旬をむかえます。愛知県の生産量が多く、「愛知早生」という品種が広く栽培されています。独特の香りがあり、灰汁が強いので下茹でする必要があります。今日は、旬を迎えたふきを使ったちらし寿司です。

 

給食・食事 4月25日(火)の献立

黒パン ポテトのミートソースかけ フルーツカクテル

 今日は、ポテトのミートソースかけに使われている、トマトの紹介をします。イタリアには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、「トマトを食べると病気にならない」という意味です。トマトは、はじめは観賞用の植物でした。「ベラドンナ」という毒のある植物とトマトが似ていたからです。しばらくして、トマトを食べてみる者たちが現れました。さらに、改良して甘みのある食べやすいトマトを作り出していきました。トマトには、リコピンという赤い色のもとになる成分が含まれています。リコピンには、いろいろな病気からからだを守ってくれる働きがあり、今日のミートソースかけのように、煮て食べるトマトはそのパワーが倍増します。

給食・食事 4月24日の献立

たけのこごはん 豚汁

 今日は、たけのこごはんに使われている、たけのこについて紹介ます。4月~5月ころになると、竹の地下にある茎の部分から、若い芽が地面に出てきます。この若い芽は、一日に数十センチのびるほど成長が早く、そのまま成長していくと、竹になります。たけのこの成長の早さは次第に増して、10日目ころには1mを超えるものもあります。地面に出てきたたけのこの若い芽は硬いので、土の中から掘り起こします。掘り起こしたたけのこは、時間が経と硬くなり、味も悪くなってしまうので、新鮮なうちに下茹でして保存します。今日は、春の味覚の代表ともいえるたけのこを使ったごはんです。

給食・食事 4月21日(金)の献立

 

ツイストパン ほきのバジル揚げ ベーコンスープ お祝いゼリー

 新学期の給食が始まって1週間が経ちましたが、給食の時間は、新しいクラスの仲間と協力して準備していますか?手指はきれいに洗って、消毒してから給食を食べていますか?新しいクラスでの給食時間は、慣れないことが多いかと思いますが、ひとりひとりができることを進んで協力しましょう。

 今日は、入学した1年生と進級した2年生から6年生の皆さんのお祝い献立です。「ほき」という白身の魚をバジルというハーブで風味をつけて揚げた「ほきのバジル揚げ」、いつも人気の「ベーコンスープ」といちごの「お祝いゼリー」です。いちごのゼリーの上に、桜の花びらの形にクリームがトッピングされています。

給食・食事 4月20日(木)の献立

チキンライス ボイルウインナー 豆乳クリームスープ

 今日は、ボイルウィンナーのウィンナーソーセージの歴史について紹介します。今から20万年前、ヒトは動物を捕まえて、その肉を焼いて食べていました。その後、ヨーロッパではギリシャ時代からヤギの胃袋に詰めたソーセージの原型が作られるようになり、保存食として食べていました。そして、動物の腸などにひき肉を詰めた加工品が、燻製の技術や香辛料の流通により、冬の間のおいしい保存食として作られるようになり、世界に定着していきました。日本へは、江戸時代に持ち込まれましたが、当時はあまり人気がなく、第2次世界大戦後に肉や魚を使ったソーセージが作られるようになりました。現在では、私たちの生活に定着して、手軽に食べることができる食品となり、あらびきウインナーやフランクフルトなど様々な種類の製品が開発されています。

 

給食・食事 4月19日(水)の献立

豚丼 みそ汁 清見オレンジ

 今日は、豚丼に使われている豚肉について紹介します。豚肉の豚は、野生のイノシシを家畜として飼育するようになり、牙がなくなり、だんだんと今の豚のようになったのが始まりです。縄文時代に、家畜として飼育していたイノシシの骨の遺跡が残っています。このイノシシが、数千年もかけて今の豚になったのだそうです。世界の飼育数は中国が圧倒的に多く、2位のアメリカの5倍以上の飼育数です。また、国内で豚肉の消費量が多い沖縄県では、肉のことを「しし」といいますが、「しし」と言えば豚肉を指します。豚は「鳴き声以外はすべて食べる」と言われ、皮から内臓まで丸ごと大切に食べつくすのだそうです。今日は、豚肉とたまねぎ・糸こんにゃくを使って豚丼にしました。豚肉には、からだの疲れをとる栄養が含まれています。ごはんと一緒によく噛んで食べてください。

給食・食事 4月18日(火)の献立

カレーライス もやしのソテー

 今日は、もやしのソテーに使われている、もやしの紹介をします。もやしは、豆から出た芽の部分です。中国やミャンマーなどで生産された緑豆を使った「緑豆もやし」は、国内では9割の流通量を占め、やや太めで癖のない味です。ミャンマーやタイで生産されたブラックマッペという豆を使った「ブラックマッペもやし」は、やや細めでしっかりとした食感が好まれています。アメリカやカナダ、中国などで生産された大豆を使った「大豆もやし」は、豆がついたままで食べる独特な食感が人気です。たんぱく質が含まれるという、豆特有の栄養素をもちながら、発芽の時にビタミンCが生産される贅沢な野菜です。今日の給食に使われているもやしは、緑豆もやしです。

給食・食事 4月17日(月)の献立

はちみつパン ハンバーグデミグラスソース こふきいも 野菜スープ

 今日は、こふきいもに使われている、じゃがいもについて紹介します。じゃがいもは「おもにエネルギーのもとになる食品」に分類されます。食べ過ぎると太ってしまうイメージがありますが、いらないものを体の外に出してくれる「食物繊維」を含んでいるため、太りすぎを防いでくれます。また、表面の芽や緑色になった部分には、「ソラニン」という物質が含まれています。食べると腹痛や頭痛などの症状が出るので、料理をする時は、きれいに取り除いて食べるようにしましょう。春にとれる野菜やいも類は、「新じゃがいも」「春キャベツ」「新たまねぎ」というように、名前に「春」や「新」という言葉がつきます。これらは、みずみずしくて柔らかく、甘味があるという特長があります。今月の給食には、新じゃがいもを使った献立がたくさん出るので、探してみてください。

 

給食・食事 4月14日(金)の献立

 

バターロール とりのから揚げ ミニトマト ヌードルスープ

 今日から1年生の給食が始まりました。1年生の皆さんは、クラス全員で協力して給食の準備をするようにしましょう。2年生から6年生の皆さんは、1年生のお手本となるような、給食時間を過ごしましょう。給食時間の放送では、給食委員がその日の献立名と使われている食品がからだの中でどんな働きをするかを説明します。また、根岸小学校の栄養士がその日の献立の内容と、栄養の話・食べ物の歴史や使われている食品についての紹介をします。給食時間の放送は、毎日よく聞くようにしてください。そして、家に帰ったら家族に、今日の給食の話をしてください。1年生給食スタートの今日は、皆さんの大好物のとりのから揚げです。

給食・食事 4月13日(木)の献立

 

茶めし ツナポテトコロッケ ボイルキャベツ たまねぎのみそ汁

 今日は、ツナポテトコロッケに添えられている、キャベツについて紹介します。キャベツは、「アブラナ科」という種類の植物です。皆さんのよく知っている、菜の花・ブロッコリー・カリフラワー・小松菜などと同じ種類の野菜です。キャベツの花も、菜の花とよく似ている黄色の花が咲きます。キャベツには、病気に対する抵抗力のもとになるビタミンCが含まれていますが、ビタミンCの他にビタミンUという成分が含まれています。ビタミンUは、胃の薬にも使われる成分です。ヨーロッパでは、古い時代からキャベツを利用しています。古代ギリシャの時代には、薬として利用されていたという記録があります。今日は、キャベツを茹でてコロッケに添えました。

給食・食事 4月12日(水)の給食

 

ごはん スタミナ焼き肉 トック ぶどうゼリー

 今日から、令和5年度の給食の始まりです。給食初日の今日は、とても大切な話をします。

 いつも給食の時間を楽しみにしていますか?給食は自分の食べられる量を残さないように食べていますか?昨夜は早く寝て、きちんと朝ごはんを食べてきましたか?給食の時間に必要なナフキン、おはし、歯ブラシなどの忘れ物はありませんか?給食当番は、手をきれいに洗って消毒し、きれいなエプロンと帽子を身に着けて協力して行うことができましたか?今、質問したことは、給食の時間に守ってほしい「根岸小学校給食の約束」です。

  給食には、皆さんのからだの成長に必要な栄養が含まれています。健康な毎日を過ごせるように、朝ごはんをしっかり食べて、給食は自分の食べられる量を残さないように食べることができるようにしましょう。

 今日の給食は、スタミナ焼き肉・トック・ぶどうゼリーです。豚肉とにらやねぎは、からだにスタミナをつけてくれる働きがあります。令和5年度も、根岸小学校のおいしい給食の時間を楽しみにしてください。

 

 

給食・食事 3月17日(金)の献立

バターロール 牛乳 煮込みハンバーグ 野菜スープ お祝いクレープ

 今日は、今年度最後の給食です。この一年間、皆さんは給食の時間をどのように過ごしましたか?次の6つのことができたか、振り返ってみましょう。

1      食事の前には手を洗い、消毒することができましたか?

2      給食当番は、協力して行うことができましたか?

3      感謝の気持ちをもって、「いただきます」「ごちそうさま」を言うことができましたか?

4      食事中に人の嫌がる話をしたり、口の中に食べ物をいっぱいにして話したりすることなく、よく噛んで食べることができましたか?

5      苦手なものでもひとくちは食べることができましたか?    

6      自分の食べる量を考えて、盛り付けた量を残さず食べることができましたか?

   ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡

 できなかったことは、新年度にはできるようにしましょう。新しい学年になっても、よく噛んでおいしく給食を食べるようにしましょう。

給食・食事 3月16日(木)の献立

赤飯 ごま塩 牛乳 和風とり塩から揚げ けんちん汁

 今年度の給食は、明日で終わりです。そして、6年生も卒業間近です。今日の給食は、皆さんがこの一年間、たくさんのことに頑張って力を出し切ることができたこと。そして、6年生の卒業をお祝いするための、お祝いの行事食になっています。赤飯は、お米に豆の赤い色をつけたごはんで、昔は、赤い色には悪いことを追い払う力があると考えられていたので、おめでたいことやお祝いの時に使われていました。この一年間を頑張れたお祝いの赤飯です。お祝いの時には食べたいというリクエストの多い、鶏のから揚げとの組み合わせです。

給食・食事 3月15日(水)の献立

ぼうふうごはん 牛乳 ぶりの甘辛煮 かきたま汁

 今日は、ぼうふうごはんに使われている、ぼうふうの紹介をします。ぼうふうは、川口市の特産品として知られています。川口市木曽呂地区は、大量の生産量を誇ります。高級料亭などで、さしみのつまに使われている他、酢の物やごま和え、かき揚げ、お浸し、みそ汁などにしても、香りが高く、さっぱりとした味が楽しめます。もともとは、江戸時代中期に茨城県鹿島地方の海岸で自生していた種を持ち帰り、栽培を始めたと言われています。普段はお店で売られることはほとんどありません。ぼうふうごはんの中の緑の葉、赤い茎がぼうふうです。味と香りを楽しんで食べてください。

給食・食事 3月14日(火)の献立

みそラーメン 牛乳 春巻 はるか

 今日は、はるかの紹介をします。はるかは、みかんや夏みかんと同じ仲間の果物です。テニスボールほどの大きさで、皮の色はレモンに似ていますが、食べると意外にレモンのような酸味はなく、さわやかな甘さとプルっとした果肉が特徴です。はるかなどのかんきつ類には、疲れを早く回復したり、血液をきれいにしたりする働きがある「クエン酸」という成分が含まれています。例えば、私たちのからだは、運動をすると筋肉に乳酸がたまって、体が疲れた状態になります。その乳酸の濃度を低くする働きがクエン酸にはあるので、運動をする前にクエン酸をとるのがおすすめです。

給食・食事 3月13日(月)の献立

ごはん 牛乳 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、ミックスフルーツに使われている、寒天の紹介をします。寒天は、海の中で採れる「てんぐさ」や「おごのり」などの海藻が原料です。海藻をグツグツ煮て、冷やし固めたゼリー状の粘液をかためた「ところてん」を凍結・乾燥させて作ります。ところてんは、中国から日本に1200年ほど前に伝わり、そのところてんを乾燥させて寒天を作ったのは江戸時代のことでした。外に置き忘れたところてんが凍ってしまって、凍ったところてんが溶けて水分が抜け、干物のようになってしまいました。そのところてんを煮溶かして冷やし固めてみたら、透き通ったところてんができあがりました。こうして寒天が誕生しました。牛乳かんや芋ようかん・洋菓子など、つやを出したい料理に幅広く用いられています。

給食・食事 3月10日(金)

揚げパン(キャラメル) 牛乳 ポトフ 不知火

 今日は、不知火の紹介をします。不知火は、「清見」と「ポンカン」という種類のみかんを掛け合わせてできたみかんです。ヘタがぽっこりとふくらんだコブのような形をしているのが特徴です。果汁がたっぷりで、皮がむきやすく、薄い皮の「じょうのう」ごと食べられるということもあり、とても人気のあるみかんです。長崎県の農林水産省果樹試験場で交配して誕生し、生産を始めた熊本県の不知火地区の特産品となっています。2月から4月頃に収穫されるため、今が一番おいしい不知火が食べられる時期です。

給食・食事 3月9日(木)の献立

ごはん 牛乳 豚キムチ炒め 春雨スープ

 今日は、春雨スープに使われている、はるさめの紹介をします。給食で使っているはるさめは、じゃがいものでんぷんから作られたものです。じゃがいものでんぷんを水で溶かして、はるさめの生地を作る容器に入れると、直径1mmほどの穴から細く流れ落ちる様子が、春の雨を思わせるところから、この名前がつきました。はるさめは、中国で考えられた食べ物です。中国の「緑豆」という豆から作った緑豆春雨が、鎌倉時代に中国から日本に伝わり、現在ではじゃがいもやさつまいもを使ったはるさめが作られています。中国から伝わったはるさめは緑豆はるさめ、日本で作られている芋類を使ったはるさめは「普通はるさめ」と呼ばれます。

給食・食事 3月8日(水)の献立

チキンライス 牛乳 ペイザンヌスープ ピーチゼリー(独自献立)

 今日は、ペイザンヌスープに使われている、かぶの紹介をします。かぶは、春の七草のひとつです。「すずな」とも呼ばれ、古くから日本で利用されてきた野菜です。今日は、根と葉の両方の部分を使って、フランス語で「田舎風の」という意味の「ペイザンヌスープ」にしました。かぶのほかにも、いろいろな野菜を2㎝ほどのサイコロのように四角に切り、コンソメスープでやわらかく煮込みました。かぶの葉には、カロテン・ビタミンB群・ビタミンCがたくさん含まれているので、捨てずに使います。栄養たっぷりのスープです。