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本日の給食

給食・食事 12月19日(月)の献立

ごはん 牛乳 さばのみそ煮 せんべい汁 エコふりかけ

 今日は、せんべい汁の紹介をします。江戸時代の後期、飢饉や凶作で米を食べることができなかった青森県の八戸周辺では、麦やそばを栽培しました。麦やそばの粉からせんべいができ、明治時代になってかたく焼いた南部せんべいが誕生しました。南部せんべいは、そのままでも主食やおやつとして食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。これが「せんべい汁」の始まりです。せんべい汁には野菜のほか、川でとれるウグイという魚やカニ、山でとれるキジやうさぎなどの食材が使われてきました。せんべい汁は、青森県の郷土料理です。

給食・食事 12月16日(金)の献立

メロンパン 牛乳 かぼちゃのグラタン ソーセージと白菜のスープ

 今年は、12月22日が冬至です。冬至は、一年のうちで夜が最も長く、昼が短い日です。夕方になると、あっという間に真っ暗になって、日が短くなったと感じられると思います。冬至は、太陽の力が一番弱まった日で、この日を境に運もよくなるとされています。冬至には、かぼちゃを食べて栄養をつけ、体が温まるゆず湯に入って、病気や災いがないように願い、寒い冬を乗り切ろうという知恵があります。かぼちゃは、夏の時季にたくさん採れる野菜ですが、寒い冬まで保存ができるため、食べる野菜が少なくなった冬に栄養たっぷりのかぼちゃを食べるというのが、江戸時代からの風習として残っています。12月22日は2学期の給食が終わるため、前倒しの今日は、かぼちゃのグラタンです。

給食・食事 12月15日(木)の献立

くわいごはん 牛乳 厚焼き卵 豚汁

 今日は、くわいごはんの紹介をします。今日のくわいごはんに入っている「くわい」は、田んぼのようなぬかるんだ土の中で育つ野菜です。土の中で栄養を蓄えて、ピンポン玉のように丸くなり、そこから大きな芽が出てきます。まっすぐに伸びた芽の姿がおめでたいということから、昔から縁起の良い食材とされ、お正月のおせち料理やお祝いの席に使われます。主な産地は、私たちの住む埼玉県と広島県の2つの県で、埼玉県では川口市の隣のさいたま市や越谷市、草加市で多く生産されています。今日の給食では、埼玉県で採れた青くわいが使われています。

給食・食事 12月14日(水)の献立

麦ごはん 牛乳 キーマカレー ほうれん草の乾物和え ヨーグルト(ぶどう)

 今日の給食の献立は、根岸小学校の皆さんだけが食べている「キーマカレー」です。キーマカレーはどんなカレーかというと、インドという国で生まれた、ひき肉を使ったカレーのことです。細切れ肉やひき肉のことを「キーマー」というところから、ひき肉のカレーをキーマカレーと言います。今日のキーマカレーには、じゃがいもやたまねぎの他に、トマトやエリンギが入っています。また、いつもと違う味のカレー粉を使って、細かく切った材料を煮込んでいます。ほうれんそうや海苔を使ったサラダと、始めて食べるぶどう味のヨーグルトとの組み合わせです。

 

給食・食事 12月13日(火)の献立

けんちんうどん 牛乳 いかと春菊のかき揚げ みかん 

 今日は、いかと春菊のかき揚げに使われている「春菊」の紹介をします。かき揚げの中に入っている、緑色の野菜が春菊です。春菊は、漢字で春の菊と書きますが、名前の通り、菊の仲間の植物です。寒い冬から春にかけて一番おいしくなる春菊は、すき焼きやごま和えの材料によく使われます。寒い冬に風邪に負けない丈夫なからだをつくるために、大切な栄養がたくさん含まれています。春菊の風味をよく味わって食べてください。

給食・食事 12月12日(月)の献立

キムチチャーハン 牛乳 トック グレープゼリー

 今日は、トックの紹介をします。トックは、韓国半島の食べ物で、もち米やうるち米で作るお餅のことです。うるち米というのは、いつも、皆さんが食べているお米のことです。日本では、お餅はもち米で作りますが、トックは、うるち米で作るので、お餅のように伸びず、煮溶けません。お餅と同じように、肉や野菜を一緒に炒めてスープで煮ると、韓国風お雑煮の出来上がりです。今日の給食のトックは、お餅を斜めに切ったものです。

給食・食事 12月9日(金)の献立

さきたまライスボール 牛乳 コーヒー飲料 こまい(白身魚)フライ ボイルキャベツ ホワイトシチュー

 今日は、ホワイトシチューと白身魚のフライに、茹でたキャベツを添えます。白身魚は、「こまい」という種類の魚です。こまいはタラの仲間で、12月から2月が旬の魚です。主に北海道の海で獲れます。凍っている海の下に網を入れて獲ることから、漢字では「氷」「下」「魚」と書き、「こまい」と読みます。また、こまいは成長に合わせて名前が変わる出世魚です。北海道では、一夜干しにして食べることが多いようですが、今日の給食は、柔らかく衣をつけて揚げたフライです。

 

 

 

給食・食事 12月8日(木)の献立

ふわとろオムライス 牛乳 トマトケチャップ ヌードルスープ

 今日は、ふわとろオムライスの紹介をします。オムライスは、日本で考えられた料理です。フランス語の「オムレット」と、英語の「ライス」を組み合わせて名前が付けられました。オムレットは、たまごを使って焼いたお菓子、ライスはお米のことです。薄焼き卵でケチャップ味のごはんをくるんで、「オムライス」という名前が付きました。今日のオムライスは、ケチャップ味のチキンライスの上に、とろっと甘く柔らかいたまごをのせて、トマトケチャップを上にかけて食べてください。ふわっと、とろっと、驚くほどのおいしさです。

12月7日(水)の献立

ごはん 牛乳 豚うま煮 生揚げのみそ汁

 今日は、豚肉のうま煮の紹介をします。うま煮は、肉や野菜を甘辛く煮た煮物のことを言います。今日は、砂糖やみりん、きび砂糖を使って甘辛く煮詰めています。「うま煮」というだけあって、「おいしい煮物」というわけです。そして、白いご飯の味も甘くおいしく感じられるように、「ごはん、みそ汁、豚肉のうま煮」とをよく噛んでかわるがわる順番に食べてください。みそ汁を右手側、ごはんを左手側、豚肉のうま煮を奥に並べて三角形のように並べたら、順番に三角食べをしましょう。

給食・食事 12月5日(月)の献立

パエリア 牛乳 マカロニのクリーム煮 オレンジ(夢オレンジ)

 今日の給食のパエリアは、スペインで生まれた料理です。お米にサフランというスパイスで色と香りをつけて、野菜や肉などと一緒に炊き込んだ料理です。「パエリア」という言葉は、バレンシア語で「フライパン」を意味する言葉です。浅くて丸い形のフライパンで、具材をたっぷり入れて炒め、お米や水と一緒に、「サフラン」という黄色い粉を入れて炊き上げます。たこやえび、いかやムール貝などを入れた魚介のパエリアが有名です。今日の給食のパエリアは、いかやえび・ほたてがいが使われています。

給食・食事 12月2日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖) 牛乳 大豆の洋風煮 みかん

 今日は、大豆の洋風煮に使われている、大豆の紹介をします。大豆には、たんぱく質が多く含まれているので、ドイツでは大豆を「畑の肉」、アメリカでは「大地の黄金」と呼んでいます。こういうネーミングがつくほど、大豆にはたんぱく質がたっぷりと含まれています。たんぱく質は、体の中で「アミノ酸」に分解されます。分解されたアミノ酸が組み合わされて、体の中で筋肉や内臓、皮膚や血液など体そのものを作ります。今日は、この大豆を、豚肉やじゃがいもなどと一緒にケチャップ味で煮込みました。 

給食・食事 12月1日(木)の献立

ごはん 牛乳 マーボーだいこん ベーコンスープ

 今日は、マーボーだいこんの紹介をします。いつも、皆さんが食べている「マーボーどうふ」は、とうふと野菜を一緒に炒めて作りますが、今日のマーボーだいこんは、とうふのかわりにだいこんをたっぷりと使用しています。とうふには、おもに体をつくる働きのたんぱく質や、骨や歯、血液などの成分になるカルシウムがたっぷりと含まれていますが、今日は、冬になると甘みがでておいしくなる旬のだいこんが使われています。いつものマーボーどうふとは、ひと味ちがう甘みのあるだいこんを使った、マーボーだいこんです。

給食・食事 11月30日(水)の献立

かてめし 牛乳 わかさぎの天ぷら 豚汁

 今日は、かてめしの紹介をします。かてめしは、埼玉県北部の秩父地方の郷土料理です。秩父地方は、米があまりとれない地域なので、米を主食として十分に食べることができませんでした。米がとれた地域では、米を作る土地の代金の代わりとして、支払っていました。米を十分に食べることができないため、ごはんの量を増やすために、油揚げや野菜を炒めて、甘辛く煮たものをごはんに混ぜて、ごはんの量が増えたようにして工夫して食べていました。昔の人の知恵ですね。ごはんの量を増やすために、加えた具材を「かて」というところから生まれた、秩父地方の郷土食です。

  今日で、11月の「彩の国ふるさと学校給食月間」は終わりです。埼玉県の土地柄で生まれた特徴のある料理はどうでしたか?11月の給食は、私たちの住む「ふるさと埼玉」の郷土料理や特産品をいろいろ使った給食でした。

給食・食事 11月29日(火)の献立

スパゲティナポリタン 牛乳 ほきのバジル揚げ ヨーグルト

 今日は、ほきのバジル揚げについて、紹介しましょう。ほきは、日本の近海では捕れません。オーストラリア南部やニュージーランドの深い海で捕れる魚です。鋭い歯を持ち、イワシやイカ、エビやカニなどの甲殻類をエサにしています。1mを超える大きな魚で、味に臭みがなく、揚げ物に向いているので、ヨーロッパやアメリカで人気がある魚です。今日は、ほきを「バジル」というハープで香りを楽しみながら食べてください。さっくりとおいしいほきのバジル揚げです。

 

 

給食・食事 11月28日(月)の献立

ごはん 牛乳 肉じゃが かきたま汁 彩の国納豆

 今日は、納豆の紹介をします。この納豆は、埼玉県でとれた大豆を使って作られています。埼玉県の大豆は、熊谷市で多く作られています。埼玉県で採れる大豆で、おいしい納豆を作るのは、とても難しいことだったそうです。何度も試作をして、工夫をして、生まれたとてもおいしい納豆です。国内で作られている大豆を使った、埼玉県産大豆の「里のほほえみ」を使った大粒大豆で、食べ応えがたっぷりです。

給食・食事 11月25日(金)の献立

子供パン 牛乳 コーヒー飲料 煮込みハンバーグ ペーザンヌスープ

 今日は、ペーザンヌスープの紹介をします。ペーザンヌというと、人の名前のようですね。フランス語で「田舎風の」という意味で、フランスの田舎風スープです。四角く切ったたっぷりの野菜をスープにして、コンソメ味でさっぱりと仕上げています。今日のペーザンヌスープは、じゃがいも・かぶ・にんじん・キャベツ・ウインナーソーセージが使われているので、ビタミンCや食物繊維がたっぷりと含まれています。煮込みハンバーグとペーザンヌスープを、交互にバランスよく食べましょう。

 

給食・食事 11月24日(水)の献立

ごはん 牛乳 さばの塩焼き れんこんとひじきのきんぴら 白菜のみそ汁

 今日は11月24日。「いい、日本食の日」です。日本は、海・山と豊かな自然に恵まれて、たくさんの季節の旬の食材と、お米を中心にして食べる和食の文化があります。和食は、ごはんとみそ汁、焼き魚や卵焼き、おひたしや炒め物など、「一汁三菜」と呼ばれる食事の形がとられ、栄養のバランスがとても良いという特徴があります。今日の献立は、「ごはん、さばの塩焼き、れんこんとひじきのきんぴら、白菜のみそ汁」です。毎日の食事に不足している栄養が、たっぷりと含まれています。そして、和食の文化「いい日本食、おいしい食事」をよく味わって食べてください。

給食・食事 11月22日(火)の献立

カレーなんばん 牛乳 大学いも みかん

 今日は、大学いもに使われている、さつまいもの紹介をします。私たちの住んでいる埼玉県の北部にある川越は、さつまいもの名産地です。江戸時代のころに栽培が始まり、焼きいもが大ブームになりました。その理由は、さつまいもが江戸時代の庶民の食べ物では、数少ない甘い食べ物であったこと。そして、値段がとても安かったからです。川越の土がさつまいもの栽培に適していたことに加え、川越の隣にある江戸に運ぶのに船を使って便利に運べたので、江戸の庶民は、焼きいもの材料のさつまいもを川越に求めて、たくさんのさつまいもが生産されました。今日は、さつまいもを油で揚げて、甘い蜜をからめた大学いもです。

給食・食事 11月21日(月)の献立

キムチチャーハン 牛乳 いかナゲット わんたんスープ

 今日は、いかナゲットに使われている、いかの紹介をします。日本人はいかが大好きです。日本で食べられている、いかの種類はたくさんあります。「するめいか」はおさしみ、「こういか」は天ぷらに、「あおりいか」はお寿司でというように、いかの種類によって料理方法を変えておいしく食べられるように工夫しています。今日は、いかのすり身に味をつけて、油で揚げた「いかナゲット」です。

 

給食・食事 11月18日(金)の献立

揚げパン(きなこ) 牛乳 大根クリームシチュー

 今日は、大根クリームシチューです。この献立は、給食で始めての新献立です。だいこんは、寒くなるとおいしくなる野菜です。煮込むと甘くて、とろっとやわらかくなります。だいこんには、風邪を予防するビタミンCや食べ物の消化を助ける「ジアスターゼ」という酵素も含まれています。生のままで食べると、さらにその力が強くなるので、だいこんおろしで食べるのもお勧めです。今日は、新献立のクリームシチューでだいこんの柔らかさや甘みを味わってください。