本日の給食
2月21日(火)の献立
タンタンメン 牛乳 肉まん
今日は、タンタンメンについて紹介をします。タンタンメンは、中国の四川省で、「ちんほうほう」というニックネームの人が考えた料理と伝えられています。ひき肉やザーサイなどを細かく切って炒め、辛みを効かせたスープを茹でた麺の上に載せて食べます。もともとのタンタンメンは、汁がないのが特徴でした。天秤棒を担いで売り歩いていたため、スープをはった麺が作れなかったといわれています。湯通しして温めた麺の上に、四川省ならではの、辛みを効かせた強い味付けの料理です。今日のタンタンメンは、たけのこと長ねぎを使って、豆板醤やラー油で辛みを出し、練りごまやみそでコクを出しています。じっくり味わってみてください。
2月20日(月)の献立
ビーフカレー 牛乳 杏仁フルーツ
今日は、杏仁フルーツの「杏仁」について紹介します。「中華料理を食べた時のデザートは杏仁豆腐が好き!」という人もいるのではないでしょうか?杏仁は、あんずの種を粉にしたものです。粉にしたあんずの種に甘みを加え、牛乳やゼラチンを入れてかためたものが杏仁豆腐です。中国で生まれた杏仁豆腐は、昭和40年ころに、日本でもデザートとして浸透していきました。餃子や小籠包・しゅうまいと同じ「点心」のひとつで、中国では軽食や間食に用いられます。杏仁豆腐は、点心の中でも甘みのある「てん点心」です。今日は、杏仁豆腐とナタデココ・桃とりんごの缶詰めとを組み合わせています。杏仁豆腐と牛肉のカレーライスをおいしくいただきましょう。
2月17日(金)の献立
揚げパン(黒とう) 牛乳 えびのクリーム煮 オレンジ(清見オレンジ)
今日は、清見オレンジの紹介をします、清見オレンジは、温州みかんとトロピタオレンジからつくられました。静岡県静岡市清見区の研究所でつくられたので、「清見オレンジ」と名付けられました。みかんとオレンジのかけあわせなので、「かけあわせ」という意味の「タンゴール」をつけて、「清見タンゴール」とも呼ばれています。味はまさに温州みかんの味に、オレンジの香りが特徴です。主な生産地は愛媛県と和歌山県で、全体の8割近くが生産されています。果肉が柔らかくて果汁たっぷりのジューシーなみかんです。
2月16日(木)の献立
ごはん 牛乳 マーボー豆腐 ポークしゅうまい
今日は、マーボー豆腐に使われている、ながねぎの紹介をします。今日の給食で使っているねぎは、白い部分が多いねぎで、「根深ねぎ」と呼ばれています。根深ねぎを育てる時には、白い部分を多くするために、「土寄せ」といって、ねぎに土を盛って土の中に埋まっているねぎの白い部分が多くなるようにして育てます。土からでている上の部分は青くなり、この部分にはビタミンAが多く含まれます。根深ねぎは、関東から北の地域で多く生産されています。関西地方では、白い部分が少なく、青い部分が多くなるように育てた葉ねぎが多く出回っています。寒い季節のながねぎは、甘くて柔らかく、とてもおいしくなります。
2月15日(水)の献立
ごはん エコふりかけ 牛乳 肉じゃが なめこ汁
今日は、なめこ汁に使われている、なめこの紹介をします。なめこはきのこの仲間です。多くのなめこは、工場のような場所で作られているので、一年中出回っています。なめこ汁はとろみがついているので、寒い冬はからだが温まりますね。なめこのとろみには、たんぱく質の消化と吸収を助ける働きがあります。今日のなめこ汁は、豆腐とねぎが使われています。かつお節と煮干しでおいしいだしをとっているので、だしの風味となめこのとろみをよく味わってください。
2月14日(火)の献立
スパゲティナポリタン 牛乳 ひれカツ ガトーショコラ
今日は、バレンタインデーにちなんでガトーショコラ。チョコレートのケーキです。チョコレートは、カカオの種子を加工したカカオマスに砂糖やココアバター・粉乳などを入れて作ります。砂糖とココアバターが大量に使われ、8割以上も占めているため、たくさん食べ過ぎると肥満になる可能性があります。カカオは、ギリシャ語で「神様の食べ物」を意味しているように、4000年以上も前には、カカオ豆をすりつぶした飲み物で、薬として利用されていたそうです。「ポリフェノール」、「テオブロビン」というからだにとって、とても有用な成分も含まれるため、たくさん食べ過ぎないように注意して、チョコレートの甘みと苦みを楽しんでください。
2月13日(月)の献立
わかめごはん 牛乳 ぶりの照り焼き きりたんぽ汁
今日は、きりたんぽ汁の紹介をします。きりたんぽは、秋田県の郷土料理です。炊いたごはんをつぶして、木の棒にさして焼いて食べていたものを、鶏肉の鍋に入れたことが始まりと伝えられています。形を整える時に木の棒を使うので、ちくわのような形をしています。にんじんやごぼう、せりなどの野菜と、鶏肉やきのこなどを入れたしょうゆ味の汁に、きりたんぽを入れて大きな鍋に入れて煮ます。秋田県では、秋においしい新米が収穫できたことを労う時や、おめでたいことがあった時に、大勢の人が集まって大きな鍋を囲んで食べます。
2月10日(金)の献立
子供パン 牛乳 コーヒー飲料 ポテトのミートソースかけ 切り干し大根のサラダ
今日は、切り干し大根のサラダに使われている、切り干し大根の紹介をします。切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。大根を乾燥させることで保存性が増し、うまみと栄養が凝縮されます。今では、大根は一年中手に入れることができる野菜ですが、冬に採れた大根を長もちさせようと、江戸時代の初めころ、保存食として考えられました。食物繊維が多く含まれるため、便通を整えて、便秘を改善する働きがあるほか、血管の中の不要な成分を吸着して、からだの外に出す働きがあります。今日は、サラダの材料にしましたが、炒め煮にしたり、ごま和えにしたり、みそ汁などに使うとおいしく食べることができます。すすんで食べたい食品です。
2月9日(木)の献立
ごはん 牛乳 プルコギ わかめスープ ネーブルオレンジ
今日は、プルコギの紹介をします。プルコギは、韓国では代表的な肉料理のひとつです。薄く切った牛肉に下味をつけて、野菜やはるさめなどの材料と一緒に、焼いたり煮たりする料理のことを言います。プルは韓国語で「火」、コギは「肉」を指し、「焼いた肉」という意味です。韓国では、プルコギパンという専用の鍋を使って調理されます。プルコギパンは、中央が少し盛り上がっていて、鍋のふちにたまった甘辛いたれをつけながら調理します。プルコギは、ごはんにぴったり合う韓国版のすき焼きです。
2月8日(水)の献立
ふわとろオムラス 牛乳 ニョッキの豆乳クリームスープ
今日は、ニョッキの豆乳クリームスープに使われている、豆乳の紹介をします。豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁を絞った汁です。豆乳に「にがり」を入れてかためると、豆腐ができます。豆乳には、豆腐と同じように「たんぱく質」が豊富に含まれています。たんぱく質は、血液や筋肉、髪、爪などのからだそのものを作るほか、からだの中で様々な働きをしています。今日は牛乳のかわりに、豆乳でクリームスープを作りました。牛乳で作ったクリームスープとは、ひと味違ったおいしさです。