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本日の給食

給食・食事 2月2日(金)の献立

豆ごはん いわしフライ たまねぎのみそ汁

 今日は、2月3日の節分にちなんだ献立です。「節分」というのは、目には見えない悪いものである“鬼”を追い払って、幸せが舞い込むようにと願う行事です。そして、新しい年を迎える「立春」の前日のことです。今日の給食は、鬼を追い払う「鬼打ち豆」の大豆を使った豆ごはんと、とげとげした葉の「ひいらぎ」に、焼いたいわしの頭を刺して、そのとげやいわしの臭いを鬼が嫌うといわれる「やいかがし」のいわし。このいわしを使ったフライです。悪いことが来ないように鬼を追い払い、幸せが舞い込む1年となるよう願って食べましょう。

給食・食事 2月1日(木)の献立

ごはん 肉団子の甘酢あんかけ とうふとチンゲンサイのスープ

 今日は、とうふとチンゲンサイのスープに使われている、チンゲンサイについて紹介します。中国の中央の地域で作られていたチンゲンサイは、日本に最も広まった中国野菜のひとつです。白菜の仲間で、シャキシャキした食感でほのかな甘みがあり、煮崩れしないので、炒め物や今日のようなスープやシチューなどの料理に使われます。茨城県や静岡県で多く生産されていますが、私たちの住む埼玉県の生産量も全国で上位に入ります。今日の給食は、豆腐の色とチンゲンサイの緑色の葉がぴったり合った彩の良いスープです。

 

 

 

給食・食事 1月31日(水)の献立

昆布ごはん 豚汁 花みかん

 今日は、昆布ごはんに使われている、昆布について紹介します。昆布は、ひじきやわかめなどと同じ、海で採れる海藻の仲間です。日本で採れる昆布の95%は北海道で、その他は青森県、岩手県、宮城県などの三陸海岸沿いで採れます。採れる場所の違いで、厚みのあるものや、細長いもの、粘り気の強いものなどの特徴があります。昆布には「グルタミン酸」という旨味成分が含まれています。この旨味成分を生かして、煮物や汁物のだしに使われています。今日の給食は、細長く切った昆布を使って、とり肉や油揚げと一緒に炊き込んだごはんです。

給食・食事 1月30日(火)の献立

もやしのあんかけラーメン 手作りしゅうまい

 今日は、「全国学校給食週間」の最終日です。今日は、「手作りしゅうまい」の紹介をします。しゅうまいは、中国料理の中の「点心」と呼ばれる種類の料理です。「点心」というのは、中心になるメインの料理とスープを除いた、「軽い食事の代わりになるもの」のことです。餃子や小籠包、肉まんなどは塩味系の点心。杏仁豆腐やごま団子は甘い点心。フルーツやナッツも点心に含まれます。今日は、450個のしゅうまいを給食室の調理員さんがひとつひとつ手作りしました。豚ひき肉と細かく刻んだ野菜を混ぜ合わせたあんを作り、しゅうまいの皮にくるんで蒸しました。感謝していただきましょう。

給食・食事 1月29日(月)の献立

ごはん エコふりかけ ししゃもの天ぷら すいとん

 今日は、すいとんの紹介をします。すいとんは、小麦粉を水で練って団子を作り、野菜を入れた汁の中で煮ます。戦争中や戦争が終わった後、関東大震災の後には、日本には食べるものが少ししかありませんでした。おなかを空かせている人が多い中、お米がないので、小麦粉で作ったすいとんをごはんの代わりに食べていました。小麦粉も不足して、大豆の粉やとうもろこしの粉やヌカなどを混ぜて材料にしていたこともあったそうです。昆布や煮干しも不足していたため、だし汁はとれず、調味料も不足していたので、海水で煮たり野菜がないのでさつまいもの葉やつるなど、捨てる部分を煮て材料にしていたそうです。今日のすいとんは、豚肉やだいこん、はくさい、ほうれんそうなどの野菜を、かつお節でとっただしで煮て作りました。おいしくて、栄養たっぷりのすいとんを食べることができることに感謝しましょう。