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本日の給食

給食・食事 1月29日(月)の献立

ごはん エコふりかけ ししゃもの天ぷら すいとん

 今日は、すいとんの紹介をします。すいとんは、小麦粉を水で練って団子を作り、野菜を入れた汁の中で煮ます。戦争中や戦争が終わった後、関東大震災の後には、日本には食べるものが少ししかありませんでした。おなかを空かせている人が多い中、お米がないので、小麦粉で作ったすいとんをごはんの代わりに食べていました。小麦粉も不足して、大豆の粉やとうもろこしの粉やヌカなどを混ぜて材料にしていたこともあったそうです。昆布や煮干しも不足していたため、だし汁はとれず、調味料も不足していたので、海水で煮たり野菜がないのでさつまいもの葉やつるなど、捨てる部分を煮て材料にしていたそうです。今日のすいとんは、豚肉やだいこん、はくさい、ほうれんそうなどの野菜を、かつお節でとっただしで煮て作りました。おいしくて、栄養たっぷりのすいとんを食べることができることに感謝しましょう。

給食・食事 1月26日(金)の献立

 

揚げパン(グラニュー糖) ポークビーンズ

 今日は、ポークビーンズの紹介をします。ポークビーンズは豚肉と豆を主な材料としたトマト味の煮込み料理で、アメリカの代表的な家庭料理です。アメリカでは、豚肉の代わりにベーコンが使われることも多く、また、缶詰のポークビーンズがよく食べられています。缶詰の定番として認められているのだそうです。アメリカのポークビーンズは、白いんげん豆を使うことが多いのですが、今日の給食のポークビーンズは、乾燥した国産の大豆を使っています。大豆と野菜をよく炒めて、長時間コトコト煮込んで、トマトの味をじゃがいもやたまねぎなどの野菜と豚肉にしみ込ませています。

給食・食事 1月25日(木)の献立

チキンピラフ マカロニのクリームスープ セレクトデザート【あまなつゼリー または グレープゼリー】

 今日は、皆さんの大好物のチキンピラフとマカロニのクリームスープです。そして、あまなつとグレープの2種類のゼリーからどちらかを選んでもらった「セレクトデザート」です。2種類のデザートのどちらかを自分の好みで選ぶのは、楽しいですね。今日のゼリーは、あまなつゼリーを選んだ人がグレープゼリーを選んだ人より、30人多かったです。あまなつゼリーの方が人気があったようです。デザートのゼリーは、食後に楽しんで食べてください。

給食・食事 1月24日(水)の献立

おにぎり(茶めし) さけの塩焼き 大根のみそ汁

 今日、1月24日から30日までの一週間は、「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年、山形県鶴岡町の小学校で、学校にお弁当を持ってこられない児童のために始まりました。その後、第2次世界大戦で給食は一時中断されましたが、戦争が終わって昭和21年12月24日に再開され、その日が「学校給食感謝の日」となりました。12月24日は冬休みとなるため、1か月後の1月24日から30日の1週間を「全国学校給食週間」として、給食の歴史や作ってくれる人への感謝の気持ちを改めて考える取り組みが行われています。今日の給食は、学校給食が始まったころに食べられていたメニューで、おにぎりとさけの塩焼き、大根のみそ汁です。調理員さんが根岸小学校全員のおにぎりを、ひとつひとつ重さを量りながら手作りで作りました。よく味わって感謝していただきましょう。

 

 

給食・食事 1月23日(火)の献立

五目ラーメン ぎょうざ りんご

 今日は、ぎょうざについて紹介します。ぎょうざは、中国で生まれた食べ物ではないかと言われています。小麦粉に水を加えて薄く伸ばした皮に、肉や野菜、魚介類などを包んで揚げたり焼いたり、茹でたり蒸したりして調理します。日本では、ひき肉とキャベツや椎茸、にらやたけのこなどを使って焼いた「焼き餃子」が、中国では茹でて食べる「水餃子」がよく食べられています。イタリアでは、ひき肉や野菜、チーズなどを挟んでトマトソースなどをかけて食べる洋風ぎょうざの「ラビオリ」、インドではじゃがいもやひき肉を三角に包んで揚げた「サモサ」など、世界にはたくさんのぎょうざがあります。今日の給食のぎょうざは、揚げぎょうざです。カリッとした食感を味わってください。

 

給食・食事 1月19日(金)の献立

 

子供パン ほきのバジル揚げ 野菜スープ

 今日は、ほきのバジル揚げに使用されている、ほきについて紹介します。ほきは、水深200~600mに住む深海魚です。日本近海では捕れませんが、鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビ、カニなどを主食にしている白身魚です。大人になったホキの全長は1mを軽く超え、体重は8kg前後にまで成長します。ファーストフード店では、フイッシュバーガーなどに加工される「ほき」を、バジルというさわやかな香りを持つハーブを衣にまぶして揚げました。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。

給食・食事 1月18日(水)の献立

炊き込みおこわ さつま汁

 今日は、さつま汁に使われている、根深ねぎについて紹介します。今日のさつま汁に使われているねぎは、白い部分が多いねぎで、「根深ねぎ」と呼ばれています。根深ねぎを育てる時には、白い部分を多くするために「土寄せ」といって、ねぎに土を盛って土の中に埋まっているねぎの白い部分が多くなるように育てます。土から出ている上の部分は青くなり、この部分にはビタミンAが多く含まれています。根深ねぎは、関東地方から北の地域で多く生産されています。関西地方では、白い部分が少なく青い部分が多くなるように育てた「葉ねぎ」が多く出回っています。寒い季節の根深ねぎは、甘くて柔らかく、とてもおいしくなります。

給食・食事 1月17日(水)の献立

ごはん マーボーどうふ 春雨スープ

 今日は、春雨スープに使われている、春雨の紹介をします。給食に使われている春雨は、じゃがいものでんぷんで作ったものです。春雨のもとになった食べ物は、中国の緑豆という豆から作った食べ物です。日本でも、緑豆から作った春雨が緑豆春雨として出回っています。緑豆、じゃがいも、さつまいもなどのでんぷんを熱湯で練ったのりで生地を作り、これを直径1mmほどの穴の開いた容器から熱湯に押し出して煮ます。これを凍らせてから乾燥すると春雨ができあがります。今日の給食のようにスープの他にも、サラダや炒め物などに利用されています。ラーメンのようなツルっとした味わいの春雨です。

給食・食事 1月16日(火)の献立

おっきりこみ たまねぎのかき揚げ

 おっきりこみは、埼玉県秩父地方の郷土料理です。秩父地方は、お米があまりとれない地域ですが、小麦粉がたくさんとれるので、小麦粉を使う食べ物がよく食べられていました。その中で、よく食べられていた「おっきりこみ」は、小麦粉を練って平らに伸ばし、ザクザクと幅広く切ったうどんをどんどん鍋の中に入れて作るので、「おっきりこみ」という名前がついたそうです。農作業で忙しい主婦たちが、作業の合間に地元で採れた、だいこんやさといも、ながねぎなどの野菜を鍋の中に入れて煮たところに、幅広く切ったうどんを加えて、煮込んで食べる栄養たっぷりの郷土料理です。

 

 

給食・食事 1月15日(月)の献立

ごはん ユーリンチー ボイルキャベツ わかめスープ

 1月15日の今日は、小正月です。小正月というのは、漢字で書くと小さい正月と書きますが、正月を大正月と呼ぶのに対して、その年の最初の満月の1月15日を小正月と呼び、満月はめでたいものとしてお祝いをします。この日に行われる行事として有名なのは、どんど焼きです。正月に飾った門松やしめ縄飾り、書初めなどを大きな焚火になるようにして燃やす火祭りです。その煙にのって、家族が病気にならないで長生きできるように、農作物がたくさん実って、家が豊かになるように祈ります。このように、大正月には年神様を家にお迎えするという意味を持つのに対して、小正月は、豊作の祈願や家内安全を祈願するという意味合いを持ちます。

給食・食事 1月12日(金)

 

フラワーロール チキンクリームシチュー 野菜サラダ

 今日は、チキンクリームシチューについて紹介します。チキンクリームシチューの中には、何が入っていますか?鶏肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじんとマッシュルームが使われています。これらの材料を油で炒めて、牛乳と小麦粉のルウで煮込んでいます。牛乳には、体そのものを作る働きのある、たんぱく質やカルシウムがたくさん含まれています。「体そのもの」というのは、髪の毛やつめ、骨や皮膚や筋肉、からだの細胞などで、皆さんが成長するためになくてはならないものです。牛乳を加工して作る脱脂粉乳もたんぱく質やカルシウムがたくさん含まれているので、その効果が倍増です。野菜と鶏肉を柔らかく煮込んでいるので、よく噛んでたべましょう。  

給食・食事 1月11日(木)の献立

キムタクごはん 厚揚げのみそ汁

 1月11日の今日は、鏡開きです。鏡開きというのは、家を守る年神様と一緒に過ごす「松の内」と呼ばれる間に、神棚や床の間に飾っておいた鏡餅を下げていただく行事です。「松の内」というのは、元旦から7日までとするのが、関東地方では一般的です。鏡開きには、年神様にお供えしていた鏡のような形の鏡餅を、手や木づちで割ってお汁粉にしたり、お雑煮にして食べます。年神様に備えていたお餅を一緒にいただくことで、年神様とのつながりを深め、その力にあやかることができると考えられているからです。お供えしていたお餅を「割る」というのは縁起が悪いので、「開く」という言葉が使われています。

給食・食事 1月10日(水)の献立

わかめごはん 田作り くりきんとん おぞう煮

 3学期の給食が始まりました。新しい年を迎えて、2学期にできなかったことができるように。そして、今年はどんなことにがんばれるか?3学期の目標を立てて、毎日の過ごし方を考えましょう。

 今日は、おぞう煮について紹介します。おぞう煮は、お正月に食べる行事食です。私たちが毎年お正月にいただくおそう煮は、四角に切った餅を焼いて、しょうゆ味のすまし汁に入れることが多いのですが、京都や大阪を中心とする関西地方では、丸い餅を煮て白みそ味にすることが多いようです。実は、全国各地のおぞう煮は、餅の種類・汁・具材・作り方に違いがあり、びっくりするようなものもあります。今日の給食のおぞう煮は、鶏肉とさといも・大根などの野菜を煮て、丸い餅を入れたおぞう煮です。

 

 

 

 

給食・食事 12月20日(水)の献立

チキンライス かぼちゃのクリームスープ チョコレートケーキ

 今日で2学期の給食は終わりです。2学期は、たくさんの行事の中で、たくさんのことを学ぶことができましたか?そして、2学期の給食時間はどのような時間でしたか?1学期末から始めた、給食委員会の残菜調査の中で、おいしく食べたその喜びのお礼を、作ってくれた人に心をこめて言うという、大切なことができた2学期だったように思います。

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 今日は、2学期最後の給食なので、冬至が近いことにちなんで「かぼちゃのクリームスープ」、クリスマスが近いので、「チョコレートケーキ」です。冬休み中も生活リズムを崩さないように、3学期を元気に迎えるようにしましょう。

給食・食事 12月19日(火)の献立

 

みそラーメン 春雨 りんご

 今日は、りんごについて紹介します。イギリスには、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあります。これは、「1日に1個のりんごを食べれば、病気にならず、医者の世話にならない、健康にとてもよい食べ物だ」という意味です。りんごの歴史は古く、人類がが食した最古の果物で、ヨーロッパで約4000年前から作られ、多くの人から身近な果物として親しまれてきました。りんごの皮や皮の周りの部分には、腸の働きを良くしてくれる食物繊維のペクチンという成分が含まれています。食物繊維は皮に多いので、よく洗って皮ごと食べましょう。

給食・食事 12月18日(月)の献立

くわいごはん 牛乳 ししゃもの立田揚げ かきたま汁

 今日は、くわいごはんの紹介をします。くわいごはんに入っている「くわい」は、田んぼのようなぬかるんだ土の中で育つ野菜です。土の中で栄養を蓄えて、ピンポン玉のように丸くなり、そこから大きな芽が出てきます。まっすぐに伸びた芽の姿がおめでたいということから、昔から縁起の良い食材とされ、お正月のおせち料理やお祝いの席に使われています。くわいの主な産地は、広島県と埼玉県で、全国生産量の約8割を生産しています。埼玉県では、草加市とさいたま市が主な産地です。今日の給食は、12月に旬を迎えた旬のくわいを使ったごはんです。

給食・食事 12月15日(金)の献立

子供パン ハンバーグデミグラスソース ペイザンヌスープ

 今日は、ハンバーグデミグラスソースについて紹介します。デミグラスソースは、西洋料理の基本的なソースです。肉の骨や野菜、小麦粉を茶色に炒めたルウを煮込んで、トマトピューレを加えてさらに煮詰め、さらに肉や野菜を加え、これを繰り返して作る、手間と時間をかけたソースです。フランスで生まれたソースですが、現在では、日本が最大の消費国になっています。フランス語で、半分を「デミ」といい、煮詰めることを「グラス」ということから、「デミグラスソース」と名付けられました。今日は、ハンバーグのソースに使われていますが、肉や野菜の煮込み料理や、肉料理のソースなどに使われています。

給食・食事 12月14日(木)の献立

ごはん じゃがいものそぼろあんかけ 豚汁

 今日は、じゃがいものそぼろあんかけに使われている、じゃがいもについて紹介します。給食に使っている材料で頻繁に使われている野菜は、たまねぎやにんじんが多く、じゃがいもも頻繁に使われています。ホワイトシチュー、ポトフ、カレーライス、ペイザンヌスープと今日のじゃがいものそぼろあんかけ。今月の給食では、全部で5回使われています。じゃがいもには、からだの抵抗力を助けるビタミンCが含まれていますが、じゃがいもに含まれるビタミンCは、熱に壊れにくいという特徴をもつため、からだに有効な食品です。今日は、じゃがいもを揚げて、とりひき肉とのあんかけ煮にしました。

給食・食事 12月13日(水)の献立

キムチチャーハン トック 花みかん

 今日は、トックの入ったスープのトックについて紹介します。トックは、給食で食べなれているかもしれませんが、トックとは何か?ということをもう一度復習します。トックは、韓国半島の食べ物で、もち米やうるち米で作るお餅のことです。うるち米というのは、いつも、私たちが食べているお米のことです。日本では、お餅はもち米で作りますが、トックは、うるち米で作るので、お餅のように伸びず、煮溶けません。お米で作るお餅というと、日本で言う「きりたんぽ」や「五平餅」などの仲間です。お餅と同じように、肉や野菜を一緒に炒めてスープで煮ると、韓国風お雑煮になります。今日の給食のトックのスープは、トックを斜めに切ったものを使っています。

給食・食事 12月12日(火)の献立

 

肉なんばん カリコリ揚げ

 今日は、肉なんばんについて紹介します。「なんばん」とは、どんな意味があるのでしょう?江戸時代には、インドシナ・ポルトガル・スペインなど、南の国のことを「南蛮」と呼んでいました。これらの国から伝わってきた料理に「南蛮」という名前が付きました。南蛮人たちは、ねぎ・唐辛子・とうもろこし・肉などを好んで食べていたため、これらの材料を使った料理に「南蛮」と名前を付けたそうです。今日の肉なんばんには、豚肉と白菜・にんじんなどの野菜と長ねぎが使われています。片栗粉で、とろみをつけるのも南蛮料理の特徴です。