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本日の給食

給食・食事 7月6日(木)の献立

ごはん エコふりかけ さばの塩焼き とうがんのみそ汁

 今日は、とうがんのみそ汁に使われている、とうがんについて紹介します。とうがんは、6月から9月の夏にとれる野菜です。夏にとれる野菜なのに、漢字で書くと「冬の瓜」と書きます。それは、冬にとれたとうがんは、寒い冬まで保存できるからです。冷蔵庫がない昔、野菜が不足する冬に食べることができる野菜は、とても大切なものでした。昔の人は、夏にとれたとうがんを夏には全部食べずに、大切に保存して野菜の不足する冬に食べていたのです。丸い形、楕円形、円筒形などの様々な種類のとうがんがあります。大きな形をしたとうがんは、緑色の厚い皮をむき、中心にあるわたをスプーンなどでくりぬいて使います。今日は、かつお節でだしをとったみそ汁のとうがんを味わってください。

給食・食事 7月5日(水)の献立

中華おこわ 揚げしゅうまい 五目スープ

 今日は、給食委員会で残菜の減量化を目指して行っている、残菜の計量についてお伝えします。残菜の計量は、給食委員会の5年生と6年生が中心になって行っています。根岸小学校は、1学年2クラス(4年生は3クラス)で、先生を含めて450食くらいの給食を作っています。給食は、成長に必要な量が必要な分だけ発注されて作られているものなので、残菜として残ってくる給食があるとすれば、これは必要な栄養量がとれていないことになります。5月の末からスタートしましたが、1カ月経って「食べることに対する意欲」と「食べられたことに対する喜び」が大きく目立つようになりました。また、給食委員の5年生からは、「1年生は、体が小さいから食べられなくても仕方がないよ」というやさしい言葉が聞こえてきました。12月まで、残菜の計量を継続して行う予定です。

 

給食・食事 7月4日(火)の献立

沖縄そば ほきの磯香揚げ すいか

 今日は、ほきの磯香揚げに使われている、ほきについて紹介します。ほきは、日本近海では獲れませんが、ニュージーランドの近くで獲れる魚です。鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビやカニなどを主食にしている白身魚です。成魚は全長1mを軽く超え、体重は8㎏前後にまで成長します。ファーストフード店では、フィッシュバーガーなどに加工されるほきですが、今日の給食は青のりを衣にまぶした磯香揚げです。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。

給食・食事 7月3日(月)の献立

ガーリックライス 夏野菜のカレー ウインナーソテー ボイルキャベツ ピーチゼリー【独自献立】

 根岸小学校の皆さんが食べている今日の献立は、「根岸小学校独自献立」です。根岸小学校の給食室の大きな回転釜で、にんにくを細かく刻んで炊き込んだ「ガーリックライス」と、夏野菜をたっぷり使ったカレー。そして、血液の材料になる「鉄分」がたくさん含まれているウインナーソーセージを使った「ウインナーソテー」。肉や魚を食べたときは、絶対に組み合わせてほしい野菜として、キャベツを茹でて添えました。これからの暑い時季には、夏バテしてしまうことが多いので、なす・.トマト・ピーマンなどの夏野菜を進んで食べるようにしましょう。エネルギーの代謝が活発な今の時季には、にんにくなどが含まれたガーリックライスで、カレーをおいしくよく噛んで食べましょう。

給食・食事 6月30日(金)の献立

チーズパン チリコンカン 切り干し大根のサラダ

 今日は、チリコンカンについて紹介します。チリコンカンは、アメリカ南部のテキサス州の郷土料理です。牛ひき肉とたまねぎなどの野菜を炒め、豆やトマトなどと一緒に煮こんだ料理です。冷蔵庫がなかった時代に、鮮度が落ちた肉を保存する方法としてハーブや香辛料を加えて煮込んだのが始まりと言われています。チリコンカンは、ひき肉を使うのが一般的ですが、今日の給食では豚肉を使いました。また、川口市内の工場で生産された、川口産のほうれんそう入りウインナーが使われています。この川口市内の工場は、根岸小学校のすぐ近くにあるのが驚きです。

給食・食事 6月29日(木)の献立

ごはん メンチかつ 鋳物汁 ミニトマト

 今日は、川口市の郷土食の鋳物汁の紹介をします。みなさんの住む川口市は「鋳物の街」として全国に知られています。「鋳物」というのは、高温で溶かした金属を型に流し込んで固めて製品をつくります。大きな形でも複雑な形でも価格が安く作れるのでとても人気があり、今から70年くらい前には大勢の人が、鋳物工場が立ち並ぶ川口市で働くために集まってきていたそうです。あまりにも熱い溶鉱炉で働く人たちのために、カルシウムや鉄分が豊富な料理を食べてもらおうということで生まれた料理が鋳物汁です。そのころは、食べ物が豊富になかったので、具がほとんど入っていないみそ汁でしたが、煮干しの粉とごま油を入れて働く人たちのために栄養補給してもらいたいと考えられた料理です。

給食・食事 6月28日(水)の献立

ごはん スタミナ焼き肉 モロヘイヤスープ えだまめ

 今日は、スープの中に珍しい材料が使われています。始めて食べる人もいるのではないかと思います。今日は、モロヘイヤスープに使われている、モロヘイヤを紹介します。モロヘイヤはとても栄養価の高い野菜で、ここ数十年の健康食ブームで、急激に知られるようになりました。日本では、モロヘイヤを栽培するようになったのは、まだ最近の歴史の浅い野菜ですが、エジプトでは古くから栽培され、古代エジプトの王様が、モロヘイヤのスープで病気を治したと言われるほど、栄養のある野菜として親しまれてきました。モロヘイヤには、独特の粘り気があります。この粘りは、夏バテを防止する働きがあります。栄養たっぷりのモロヘイヤのスープをよく味わってみてください。

給食・食事 6月27日(火)の献立

わかめうどん みそポテト メロン

 今日は、みそポテトについて紹介します。みそポテトは茹でたりふかしたりしたじゃがいもを天ぷらにしたものに、甘めのみそだれをかけた埼玉県秩父地方の名物です。平地の少ない秩父地方では、古くから畑作が行われてきました。収穫したじゃがいものうち、小ぶりのものをいろりで焼いて、みそだれをぬって食べたのが、みそポテトの始まりと言われています。秩父地方の農家では、農作業の合間に「小昼飯(こじゅうはん)」を食べていました。小腹がすいた時に、食べた「小昼飯」というのは、おやつのことです。その「小昼飯」でよく食べられてきたのが、みそポテトです。みそだれに青のりやゆずをかけて、いろいろなみそポテトを楽しむことができます。

給食・食事 6月26日(月)の献立

梅あじごはん 白ごまつくね 大豆のふわふわ汁

 今日は梅あじごはんに使われている「うめ」の紹介をします。梅の花は、春告げ草と呼ばれることがある、春を代表する花です。梅の実は、ちょうど今の梅雨の時季に一番多く出回ります。梅あじごはんに使われている赤い梅の実は、赤い色をした赤じその葉で、梅の実を赤く染めています。このような梅の実を梅干しといいます。梅の実は、疲れをとってくれる成分が含まれているので、暑い日が続く今のような季節にはぴったりの食べ物です。

給食・食事 6月23日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖) 豆乳クリームスープ 冷凍みかん

 今日は、根岸小学校の給食室で、いつも皆さんの給食を作ってくれている調理員さんの紹介をします。調理員さんは全員で7人。いつもは6人か5人で交替で給食の仕事をしています。調理員さんの班長さんは飯塚調理員さん。もう、根岸小学校に10年以上も働いています。10年というと、4年生が生まれたころです。とてもやさしくて強く、明るくて責任感があります。他の調理員さんのチーフとして、みんなを引っ張る力があります。副班長さんは本田調理員さん。細かいことも丁寧に仕事ができるので、頼りがいがあります。輪島調理員さんは力持ち。大きな釜の中に根岸小学校の全員の給食の材料が入った時でも、筋肉モリモリでぐるりと釜をかき混ぜることができます。伊藤調理員さんは一生懸命、努力する人です。まだ、根岸小学校に来て1年なので、教えてもらうことが多い時は、メモを片手に仕事を覚えています。いつも皆さんの食べている、おいしい給食を作っている調理員さんに、感謝の気持ちでいただきましょう。