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本日の給食

給食・食事 6月7日(水)の献立

ごはん かつおの立田揚げ カミカミきんぴら 呉汁(枝豆)

 6月4日から6月10日までの1週間は、「歯と口の健康週間」です。むし歯の予防や治療はしていますか?普段から、毎日の歯磨きをきちんとしていますか?歯は一生使う大切なものです。食べ物をいつもおいしく食べることができるように、歯を大切にしましょう。むし歯予防の1番のポイントは、歯磨きです。歯磨きで、歯を溶かす歯垢を取り除いて、よくすすぎましょう。また、食べ物をよく噛んで食べると唾液が出て、唾液が口の中の歯垢を掃除してくれるので、よく噛んで食べるようにしましょう。今日の給食は、「歯と口の健康週間」にちなんで、硬いものをよく噛んで食べることができるように、硬いごぼうやするめいかを使ったカミカミきんぴらです。よく噛んで食べましょう。

 

給食・食事 6月6日(火)の献立

塩バターラーメン しゃくし菜まん 冷凍みかん

 今日は、しゃくし菜まんに使われている、しゃくし菜について紹介します。しゃくし菜は、明治時代に中国から伝わり、秩父地方では古くから栽培している伝統野菜のひとつです。しゃくし菜の葉っぱの形が、ごはんのしゃもじの形に似ているところから「しゃくし菜」と呼ばれています。秩父地方は冬の寒さが厳しいため、しゃくし菜を漬け物にして冬を越すための保存食として食べてきました。古くから伝わる秩父地方の郷土食です。今日は、しゃくし菜漬けを使ったおまんじゅうです。

給食・食事 6月5日(月)の献立

ちくわとごぼうのごまだれ丼 なすのみそ汁

 今日は、なすのみそ汁に使われている、なすについて紹介します。日本では古くから栽培されている野菜で、その土地ならではの伝統品種が多く、日本には70種類ほどあります。その土地独特のなすについては、山形県で作られている2㎝くらいの民田なすは、江戸時代から続く伝統品種で、辛子漬けなどによく使われています。京都で栽培される加茂なすは、直径20~15㎝、重さ300gにもなる丸なすで、田楽や煮物などに使われます。大阪の泉州では、大きな卵の形をした水なすが栽培され、よく知られています。今日のみそ汁は、なすの皮に含まれる「ナスニン」というからだに有効な栄養成分を無駄なく摂ることができるように、皮ごと使われています。

 

給食・食事 6月2日(金)の献立

メロンパン ほきのバジル揚げ レタスとトマトのスープ

 今日は、ほきのバジル揚げに使われている、ほきについて紹介します。ほきは、水深200~600mに住む深海魚です。日本近海では獲れませんが、鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビやカニなどを主食にしている白身魚です。成魚は全長1mを軽く超え、体重は8㎏前後にまで成長します。ファーストフード店では、フィッシュバーガーなどに加工される「ほき」を、バジルというさわやかな香りを持つハーブを衣にまぶして揚げました。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。

給食・食事 6月1日(木)の献立

豚丼 みそ汁 ライチゼリー

 今日は、ライチゼリーのライチについて紹介します。ライチは、ごつごつした赤茶色の固い皮をむくと、外見からは想像できないほどのなめらかな白いプルンとした果肉が現れます。その食感や香りの高さから、果物の女王とも呼ばれるライチですが、食べたことはありますか?中国が原産の果物で、世界三大美女ともいわれていた楊貴妃が好んでいたため、玄宗皇帝は楊貴妃のために、数千里の長い距離を運ばせたと伝えられています。今日は、ライチそっくりな味と食感のゼリーです。よく味わってみてください。

給食・食事 5月31日(水)の献立

キムタクごはん 春巻 春雨スープ

 今日は、キムタクごはんの紹介をします。キムタクの「キム」は白菜のキムチ、「タク」はたくわんのことです。長野県塩尻市の学校給食で、考えられたメニューです。長野県は伝統的に漬け物文化が発達した地域でありながら、子どもたちの漬け物離れが進んでいました。そこで、子どもたちに漬け物をおいしく食べてもらいたいという思いから、栄養士が考え出して生まれたメニューです。ベーコンとキムチ、たくわんを炒めて、炊き立てのごはんに混ぜて作ります。今日の給食では、ベーコンの代わりに豚肉が使われています。キムチとたくわんの食感がごはんとぴったり合ったメニューです。

給食・食事 5月30日(火)の献立

 

わかめごはん えびの天ぷら 河内ばんかん

 今日は、「生活習慣病」について紹介します。生活習慣病というのは、食事・運動・休養・お酒やたばこなどの生活習慣が、原因となって起こる病気のことを言います。例えば、運動をあまりしないで、エネルギー量の高いものをいつも好んで食べている場合、高脂血症や糖尿病になるかもしれません。たばこをいつも吸う人が、野菜をあまり食べないで、肉や魚ばかりを好んで食べている場合、大腸がんや肺がんになるかもしれません。このような生活習慣が原因で、高脂血症・糖尿病・大腸がん・肺がんなどの生活習慣病となることがないように、規則正しい生活習慣を心がけてほしいと思います。今日の献立は、わかめうどんです。わかめは、生活習慣病の予防に関する食品の代表とも言えます。鉄分・カルシウム・食物繊維・ビタミン・免疫力を高めるß-カロテンが豊富に含まれます。積極的に食べたい食品です。

給食・食事 5月26日(金)の献立

 

揚げパン(グラニュー糖) ミートボールのトマトソース 冷凍みかん 

1年生が入学した4月から、5月に入って2か月が経ちました。1年生は、根岸小学校の給食をよく噛んで、おいしく食べることができていますか?今日は、1年生だけでなく、全学年に守ってほしい、給食時間の約束についてです。 

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①  給食の準備の前には、手をきれいに洗って消毒していますか?

② 給食当番は、協力して配膳していますか?

③ クラスの皆さんは、出歩いたりすることなく静かに配膳を待っていますか?

④ 給食当番は、いつもきちんとエプロンをつけていますか?

⑤ ごはんは左手側、みそ汁やスープは右手側、魚や肉などの主菜はその間に置いて、野菜のあえ物などの副菜がある時は、その手前か奥に置きます。ハンバーグなどの洋風の料理の時は、副菜は奥です。煮魚などの和食の場合には、副菜は手前に置きます。

⑥ 給食時間は、放送をしっかりと聞くようにしてください。

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今日は、新献立のミートボールのトマトスープ煮と、皆さんの大好物の揚げパンです。今日の給食もモリモリ食べて、明日の運動会もがんばりましょう。

給食・食事 5月25日(木)の献立

ごはん かつおのたまねぎソースかけ 豚汁

 今日は、かつおのたまねぎソースかけに使われている、かつおについて紹介します。かつおは、1年に旬が2回ある珍しい魚です。3月から5月ごろに獲れるかつおは「初がつお」と言い、春に旬を迎えます。初がつおは、あぶらはあまりのっていませんが、あっさりとした味わいで色合いが赤く、透明感があります。また、9月から11月ごろにかけて獲れるかつおは「戻りがつお」と言います。戻りがつおは、初がつおに比べると、脂質の量が10倍以上あります。あぶらがしっかりとのっているので、刺身として食べると濃厚な味わいが楽しめます。かつおに含まれているあぶらは、DHAのドコサヘキサエン酸・EPAのイコサペンタエン酸などの不飽和脂肪酸なので、脳の働きを活性化させ、血液をサラサラにしてくれる効果があります。

給食・食事 5月24日(水)の献立

カレーライス アスパラガスのソテー

 今日は、カレーライスのごはんについて紹介します。カレーライスと一緒に皆さんが食べているごはんは、麦ごはんです。麦ごはんは、大麦という麦をお米と一緒に入れて炊き込んでいます。大麦は、ビタミンB₁や食物繊維が多く含まれています。白いごはんの20倍もの量の食物繊維が含まれていて、お腹の調子を整えたり、血液の流れをよくしてくれる働きがあります。白いお米は、モチモチした食感がありますが、大麦はプチプチとした食感があります。おいしいカレーと一緒に、よく味わって食べてください。

給食・食事 5月23日(火)の献立

五目ラーメン ポークしゅうまい メロン

 今日は、メロンの紹介をします。メロンは、果肉の色によって「赤肉系」、「青肉系」、「白肉系」に分けられます。赤肉は、夕張メロンやクインシーメロンがよく知られていて、青肉ではアールスメロンやアンデスメロンが有名です。白肉にはホームランメロンなどがあります。4月から9月頃が旬で、おいしいメロンがたくさん出回っています。表面の網目の有無によって、ネット系・ノーネット系に分けられます。この網目模様は、メロンの果肉が皮より大きくなろうとしてひび割れ、ひび割れたところにできたコック層がネットになります。メロンは、追熟すると甘みが増すので、冷蔵庫ではなく常温で保存し、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れるのが、一番おいしい食べ方です。

給食・食事 5月22日(月)の献立

ジャンバラヤ チキンナゲット マカロニのクリームスープ

 今日は、ジャンバラヤについて紹介します。ジャンバラヤは、アメリカ南部のルイジアナ州で生まれた炊き込みごはんです。肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、ケイジャンスパイスやチリペッパーなどの香辛料を使って炊き上げ、ピリッと刺激的な味わいに仕上げます。スペイン料理のパエリアに起源があると言われ、スペイン人によって伝えられましたが、ジャンバラヤは、作る人の数だけいろいろなレシピがあります。大きな鍋を使って大人数で食べることが多く、屋外パーティの主役として食べられている、焼きそばやお好み焼きのように、たくさんの人に好まれている料理です。

 

給食・食事 5月19日(金)の献立

 

子供パン ポークのブラウンソース煮 こふきいも ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、こふきいもに使われているじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、南アメリカの高さ4000m近いアンデス山脈が原産地で、寒くて乾燥した厳しい環境の中で育つ作物です。なす科の植物で、トマト・ピーマン・なすなどと同じ種類の仲間です。わたしたちが食べているのは、じゃがいもの茎の部分です。土の中で、大きく丸くなったじゃがいもの茎を食べています。主成分はでんぷんで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。加熱などで壊れにくいビタミンCも豊富なことから、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。日本での代表的な品種は、男爵芋やキタアカリ、そして煮崩れしにくいメークインなどがあり、じゃがいもの特徴に合わせて調理します。じゃがいもの芽や緑色の部分には、「ソラニン」という成分が含まれ、食べると頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。しっかり取り除いて食べましょう。

給食・食事 5月18日(木)の献立

 

とり五目ごはん ほっけの立田揚げ 厚揚げのみそ汁

 今日は、ほっけの立田揚げに使われている、ほっけの紹介をします。「ほっけ」という字を漢字で書くと、「魚へんに花」と書きます。これは、「海の表層に群れる幼魚が、美しい青緑色をして花のようだから」とも、「産卵期の雄がコバルト色になり、鮮やかな唐草模様が見られるから」ともいわれています。北海道では、全国で獲れるほっけの99%を水揚げしていますが、新潟県から北日本海側に多く分布し、水深100mほどの大陸棚に生息しています。0歳の4~16㎝のころを「アオボッケ」、18~22㎝のころを「ロウソクボッケ」、1歳半くらいになったものを「ハルボッケ」、成魚になったものは「ネボッケ」といいます。おいしくて値段が安い旬の時期は、5月から7月です。今日は、今が旬のほっけを使った立田揚げです。

給食・食事 5月17日(水)の献立

そぼろごはん けんちん汁 甘夏今日は、甘夏について紹介します。  

 甘夏は3月から5月頃に旬を迎えるみかんの仲間で、さわやかな甘さと、かすかな苦味が特徴です。今から80年以上前に大分県の農園で生まれました。甘夏の独特の苦みは、さわやかな初夏の果物として、根強い人気があります。体の調子を整えてくれるビタミンCや疲れを回復してくれるクエン酸がたくさん含れています。また、皮の部分は固くて厚いですが、砂糖と一緒に煮込むと、マーマレードやジャムとしておいしく食べることができます。

給食・食事 5月16日(火)の献立

親子うどん ささかまぼこの磯辺揚げ お茶プリン

 今日は、お茶プリンに使われている、お茶ついて紹介します。4月から5月頃は、お茶の新芽の茶摘みの時季です。桜の花が咲くころに、お茶の新芽が芽吹き始め、それから約35日後には、摘み取れるまでに成長します。摘み取った茶葉は、直ぐに蒸して揉んだ後、乾燥させて緑茶に加工します。一年の間、土づくりやお茶の樹の管理をして、この時期を待ちに待ったお茶農家は、寝るのも忘れてお茶づくりに精を出す、一年で最も活気のある時期です。今の時期に摘んだお茶は「一番茶」、6月から7月ころに、一番茶を摘んだ部分から伸びてきた、次の芽を収穫して作るお茶を「二番茶」と言います。7月下旬には「三番茶」が摘み取られ、お茶畑は休みに入ります。香り高い、風味のある、おいしいお茶が摘み取られる今の時期に、埼玉県産のお茶を使ったプリンです。お茶の風味を味わってください。

給食・食事 5月15日(月)の献立

ごはん 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、四川どうふについて紹介します。四川という名前は、中国の四川という場所の名前です。四川という場所は、冬の寒さが厳しい場所で、からだを温めるために辛いものを食べるのだそうです。四川は山に囲まれた場所にあり、新鮮な材料が手に入りづらいということもあり、貯蔵を考えた漬け物や唐辛子・ねぎ・にんにくなどを使った、刺激のある料理がよく作られます。マーボーどうふ・担々麺・回鍋肉などの、辛みを効かせた四川料理は有名です。今日の四川どうふは、辛みを控えめにして作りました。

給食・食事 5月12日(金)の献立

フラワーロール えびとアスパラガスのグラタン 野菜スープ

 今日は、えびとアスパラガスのグラタンに使われている、アスパラガスについて紹介します。アスパラガスは地上に伸びてくる新芽の茎をな食用とします。グリーンアスパラガスは、芽が出るままにし、日光に当てるので葉緑素がたくさん作られて、カロテンどが豊富に含まれますが、ホワイトアスパラガスは芽が出る春先に土を盛り、日に当てずに伸ばすため、食感が柔らかく、甘みがあるのが特徴です。涼しいところを好み、寒い時季には、九州から長野県・東北地方・北海道へと秋まで収穫が続きます。生産量は、北海道が群を抜いてトップです。春先から初夏にかけて出回る、露地栽培のアスパラガスが一番おいしく食べられる旬の時季です。今日は、旬のアスパラガスを使ったグランです。

給食・食事 5月11日(木)の献立

わかめごはん とりのから揚げ キャベツのみそ汁

 今日は、とりのから揚げに使われている、鶏肉について紹介します。鶏肉というと、一般的に鶏の肉のことを言います。昨日の鶏肉で説明したように、鶏肉として利用することを目的にした鶏は、「ブロイラー」といいます。短期間でたくさんの鶏が育つように改良されているブロイラーは、ほとんど動かず、えさをたっぷりと与えられて育つため、生まれてから50日ほどで、肉質の柔らかい、食べられる大きさの鶏肉に育ちます。日本で流通されている鶏は、「ブロイラー」・「地鶏」・「銘柄鶏」の3つに分かれますが、ブロイラーが圧倒的に多く、90%を占めています。また、有名な地鶏には、「名古屋コーチン」・「薩摩鶏」・「比内鶏」などがあり、ブロイラーと比較すると弾力のある食感です。今日のとりのから揚げは、ブロイラーが使われています。

給食・食事 5月10日(水)の献立

ごはん 肉野菜炒め かきたま汁

 今日は、かきたま汁に使われている、たまごについて紹介します。かきたま汁に使われているたまごは、鶏から生まれたたまごです。鶏には、たまごを採ることを目的にした「レイヤー」と、とり肉として利用することを目的にした「ブロイラー」があります。たまごを採るレイヤーは、たくさんのたまごを生むように育てられているのですが、毎日、産めるわけではなく、一回産むと、約1日くらいかかって、次のたまごを産み落とします。レイヤーは、一年間に最大で365個くらいのたまごを産みます。今日は、片栗粉でとろみをつけたスープに、溶いたたまごをゆっくり流し込んでつくったかきたま汁です。

給食・食事 5月9日(火)の献立

もやしラーメン かじきとポテトのごまあえ

 今日は、かじきとポテトのごま和えに使われている、ごまの紹介をします。ごまは、表面の皮の色によって、白・黒・金の大きく3種類に分けられます。世界には、色や形、大きさなどが異なる、約3000種類ものごまがあると言われています。若干、含まれる量の違いはありますが、栄養成分の約50%は、脂質が含まれます。古くから栽培され、「不老長寿の薬」とまで言われたほどに栄養価が高い食品です。茎の下から上へと花が咲き、同じように順にオクラのような形の「さや」をつけます。さやが褐色になって、下のさやがはじけ始めたら、根元からはさみで切り取ります。収穫した株を束ねて乾燥させると、乾燥中にさやからパラパラと落ちるのがごまです。今日は、白ごまを使っています。かじきとじゃがいもを揚げて、ごまで和えました。

給食・食事 5月8日(月)の献立

カレーピラフ いかナゲット ジュリエーヌスープ

 今日は、いかナゲットに使われている、いかについて紹介します。日本人が大好きな魚介のひとつと言ってもいいほど、よく食べられている「いか」ですが、日本で食べられているいかの種類はたくさんあります。「するめいか」は、お刺身で食べることが多い種類のいかで、漁獲高が一番多く、たくさんの人に好まれています。するめいかの他にも、ヤリイカ・アオリイカ・ホタルイカ・コウイカなど、140種類以上のいかが、刺身で食べるほかにも、揚げたり焼いたり煮たりして、食べられています。地を這わずに水中に浮いて、胴と頭の間から水を吸い込み、口から吐き出すことで、驚くほどの速さで高速移動をします。また、いろいろな用途で体の色を変えることができ、ピカピカと点滅を繰り返すことができる、驚きの生態の持ち主です。今日は、いかと白身魚のたちうおをすり身にして揚げた、いかナゲットです。

給食・食事 5月2日(火)の献立

焼きそば ぎょうざ もものゼリー

 今日は、ピーチゼリーに使われている桃について紹介します。桃が一番おいしい時季は、6月から9月ごろです。山梨県や福島県、長野県で多く生産されていて、この3県で国内の生産量の6割を占めています。桃の原産地は中国で、日本では弥生時代の遺跡から桃の種が見つかっています。中国では、桃を食べた仙人が不老不死になったとも言われているため、日本でも鬼を恐れさせるということで、これが昔話の「ももたろう」につながったという説もあります。今日は、5月5日のこどもの日の男児の節句にちなんで「鬼を恐れさせる」という、力強く縁起のいい桃をつかったゼリーです。

給食・食事 5月1日(月)の献立

ひじきごはん すまし汁 かしわもち

 今日は、わかたけ汁に使用されている、わかめの紹介をします。わかめは日本の沿岸ならどこでもある、日本近海の特産海藻です。深さ3~6mのやや深い海の中の岩の上に付着しています。冬から春にかけて成長し、2月から5月頃に採集されます。採れたばかりのわかめは、茶色い色をしています。これを茹でると緑色のわかめになります。生わかめは日持ちしないので、塩蔵わかめやカットわかめなどに加工されて流通されています。今日のわかたけ汁は、カットわかめと春に旬の迎えたたけのこ、よろい兜の形をしたかまぼこを使用しています。こどもの日の行事食です。

給食・食事 4月28日(金)の献立

子供パン ホワイトフィッシュ キャベツのソテー ポークビーンズ

 今日は、ポークビーンズの紹介をします。ポトフは豚肉と豆を主な材料としたトマト味の煮込み料理で、アメリカの代表的な家庭料理です。アメリカでは、豚肉の代わりにベーコンが使われることも多く、また、缶詰のポークビーンズがよく食べられています。缶詰の定番として認められているのだそうです。アメリカのポークビーンズは、白いんげん豆を使うことが多いのですが、今日の給食のポークビーンズは、黄大豆という種類の国産の大豆を使っています。長時間コトコト煮込んで、トマトの味をじゃがいもやたまねぎなどの野菜と豚肉にしっかりとしみ込ませています。

給食・食事 4月27日(木)の献立

ごはん マーボーどうふ ポークしゅうまい 河内ばんかん

 今日は、河内ばんかんについて紹介します。河内ばんかんは、初夏から夏にかけて収穫できる、黄色くて大きな柑橘類です。見た目や大きさはグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツのような苦みは少なく、さっぱりとした甘みがあるのが特徴です。熊本県の河内町で発見されたので、発見された場所の名前と、収穫時期が春先以降なので、「晩成の柑橘」であることから、河内ばんかんと名前がつけられました。河内ばんかんは、ぶんたんの「偶発実生」です。「偶発実生」というのは、自然に落ちた種や捨てられた種から、親の種を超える「種がない、甘みがある」などの特性をもつ品種のことを言います。今日は、河内ばんかんのさっぱりとした甘みを味わってください。

給食・食事 4月26日(水)の献立

春のちらしずし すまし汁

 今日は、春のちらし寿司に使われている、ふきの紹介をします。ふきは、日本が原産の野菜です。平安時代から野菜として栽培されていたと言われています。地上には、花の芽と葉が出ていますが、地下の茎から出てきた、タンポポのような、花だけをつける茎の部分にあたります。春一番に出てくる花のつぼみは、ふきのとうです。ふきのとうは、天ぷらにしたり、ふきのとうみそにして食べます。ふきは、春から初夏にかけて、旬をむかえます。愛知県の生産量が多く、「愛知早生」という品種が広く栽培されています。独特の香りがあり、灰汁が強いので下茹でする必要があります。今日は、旬を迎えたふきを使ったちらし寿司です。

 

給食・食事 4月25日(火)の献立

黒パン ポテトのミートソースかけ フルーツカクテル

 今日は、ポテトのミートソースかけに使われている、トマトの紹介をします。イタリアには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、「トマトを食べると病気にならない」という意味です。トマトは、はじめは観賞用の植物でした。「ベラドンナ」という毒のある植物とトマトが似ていたからです。しばらくして、トマトを食べてみる者たちが現れました。さらに、改良して甘みのある食べやすいトマトを作り出していきました。トマトには、リコピンという赤い色のもとになる成分が含まれています。リコピンには、いろいろな病気からからだを守ってくれる働きがあり、今日のミートソースかけのように、煮て食べるトマトはそのパワーが倍増します。

給食・食事 4月24日の献立

たけのこごはん 豚汁

 今日は、たけのこごはんに使われている、たけのこについて紹介ます。4月~5月ころになると、竹の地下にある茎の部分から、若い芽が地面に出てきます。この若い芽は、一日に数十センチのびるほど成長が早く、そのまま成長していくと、竹になります。たけのこの成長の早さは次第に増して、10日目ころには1mを超えるものもあります。地面に出てきたたけのこの若い芽は硬いので、土の中から掘り起こします。掘り起こしたたけのこは、時間が経と硬くなり、味も悪くなってしまうので、新鮮なうちに下茹でして保存します。今日は、春の味覚の代表ともいえるたけのこを使ったごはんです。

給食・食事 4月21日(金)の献立

 

ツイストパン ほきのバジル揚げ ベーコンスープ お祝いゼリー

 新学期の給食が始まって1週間が経ちましたが、給食の時間は、新しいクラスの仲間と協力して準備していますか?手指はきれいに洗って、消毒してから給食を食べていますか?新しいクラスでの給食時間は、慣れないことが多いかと思いますが、ひとりひとりができることを進んで協力しましょう。

 今日は、入学した1年生と進級した2年生から6年生の皆さんのお祝い献立です。「ほき」という白身の魚をバジルというハーブで風味をつけて揚げた「ほきのバジル揚げ」、いつも人気の「ベーコンスープ」といちごの「お祝いゼリー」です。いちごのゼリーの上に、桜の花びらの形にクリームがトッピングされています。

給食・食事 4月20日(木)の献立

チキンライス ボイルウインナー 豆乳クリームスープ

 今日は、ボイルウィンナーのウィンナーソーセージの歴史について紹介します。今から20万年前、ヒトは動物を捕まえて、その肉を焼いて食べていました。その後、ヨーロッパではギリシャ時代からヤギの胃袋に詰めたソーセージの原型が作られるようになり、保存食として食べていました。そして、動物の腸などにひき肉を詰めた加工品が、燻製の技術や香辛料の流通により、冬の間のおいしい保存食として作られるようになり、世界に定着していきました。日本へは、江戸時代に持ち込まれましたが、当時はあまり人気がなく、第2次世界大戦後に肉や魚を使ったソーセージが作られるようになりました。現在では、私たちの生活に定着して、手軽に食べることができる食品となり、あらびきウインナーやフランクフルトなど様々な種類の製品が開発されています。

 

給食・食事 4月19日(水)の献立

豚丼 みそ汁 清見オレンジ

 今日は、豚丼に使われている豚肉について紹介します。豚肉の豚は、野生のイノシシを家畜として飼育するようになり、牙がなくなり、だんだんと今の豚のようになったのが始まりです。縄文時代に、家畜として飼育していたイノシシの骨の遺跡が残っています。このイノシシが、数千年もかけて今の豚になったのだそうです。世界の飼育数は中国が圧倒的に多く、2位のアメリカの5倍以上の飼育数です。また、国内で豚肉の消費量が多い沖縄県では、肉のことを「しし」といいますが、「しし」と言えば豚肉を指します。豚は「鳴き声以外はすべて食べる」と言われ、皮から内臓まで丸ごと大切に食べつくすのだそうです。今日は、豚肉とたまねぎ・糸こんにゃくを使って豚丼にしました。豚肉には、からだの疲れをとる栄養が含まれています。ごはんと一緒によく噛んで食べてください。

給食・食事 4月18日(火)の献立

カレーライス もやしのソテー

 今日は、もやしのソテーに使われている、もやしの紹介をします。もやしは、豆から出た芽の部分です。中国やミャンマーなどで生産された緑豆を使った「緑豆もやし」は、国内では9割の流通量を占め、やや太めで癖のない味です。ミャンマーやタイで生産されたブラックマッペという豆を使った「ブラックマッペもやし」は、やや細めでしっかりとした食感が好まれています。アメリカやカナダ、中国などで生産された大豆を使った「大豆もやし」は、豆がついたままで食べる独特な食感が人気です。たんぱく質が含まれるという、豆特有の栄養素をもちながら、発芽の時にビタミンCが生産される贅沢な野菜です。今日の給食に使われているもやしは、緑豆もやしです。

給食・食事 4月17日(月)の献立

はちみつパン ハンバーグデミグラスソース こふきいも 野菜スープ

 今日は、こふきいもに使われている、じゃがいもについて紹介します。じゃがいもは「おもにエネルギーのもとになる食品」に分類されます。食べ過ぎると太ってしまうイメージがありますが、いらないものを体の外に出してくれる「食物繊維」を含んでいるため、太りすぎを防いでくれます。また、表面の芽や緑色になった部分には、「ソラニン」という物質が含まれています。食べると腹痛や頭痛などの症状が出るので、料理をする時は、きれいに取り除いて食べるようにしましょう。春にとれる野菜やいも類は、「新じゃがいも」「春キャベツ」「新たまねぎ」というように、名前に「春」や「新」という言葉がつきます。これらは、みずみずしくて柔らかく、甘味があるという特長があります。今月の給食には、新じゃがいもを使った献立がたくさん出るので、探してみてください。

 

給食・食事 4月14日(金)の献立

 

バターロール とりのから揚げ ミニトマト ヌードルスープ

 今日から1年生の給食が始まりました。1年生の皆さんは、クラス全員で協力して給食の準備をするようにしましょう。2年生から6年生の皆さんは、1年生のお手本となるような、給食時間を過ごしましょう。給食時間の放送では、給食委員がその日の献立名と使われている食品がからだの中でどんな働きをするかを説明します。また、根岸小学校の栄養士がその日の献立の内容と、栄養の話・食べ物の歴史や使われている食品についての紹介をします。給食時間の放送は、毎日よく聞くようにしてください。そして、家に帰ったら家族に、今日の給食の話をしてください。1年生給食スタートの今日は、皆さんの大好物のとりのから揚げです。

給食・食事 4月13日(木)の献立

 

茶めし ツナポテトコロッケ ボイルキャベツ たまねぎのみそ汁

 今日は、ツナポテトコロッケに添えられている、キャベツについて紹介します。キャベツは、「アブラナ科」という種類の植物です。皆さんのよく知っている、菜の花・ブロッコリー・カリフラワー・小松菜などと同じ種類の野菜です。キャベツの花も、菜の花とよく似ている黄色の花が咲きます。キャベツには、病気に対する抵抗力のもとになるビタミンCが含まれていますが、ビタミンCの他にビタミンUという成分が含まれています。ビタミンUは、胃の薬にも使われる成分です。ヨーロッパでは、古い時代からキャベツを利用しています。古代ギリシャの時代には、薬として利用されていたという記録があります。今日は、キャベツを茹でてコロッケに添えました。

給食・食事 4月12日(水)の給食

 

ごはん スタミナ焼き肉 トック ぶどうゼリー

 今日から、令和5年度の給食の始まりです。給食初日の今日は、とても大切な話をします。

 いつも給食の時間を楽しみにしていますか?給食は自分の食べられる量を残さないように食べていますか?昨夜は早く寝て、きちんと朝ごはんを食べてきましたか?給食の時間に必要なナフキン、おはし、歯ブラシなどの忘れ物はありませんか?給食当番は、手をきれいに洗って消毒し、きれいなエプロンと帽子を身に着けて協力して行うことができましたか?今、質問したことは、給食の時間に守ってほしい「根岸小学校給食の約束」です。

  給食には、皆さんのからだの成長に必要な栄養が含まれています。健康な毎日を過ごせるように、朝ごはんをしっかり食べて、給食は自分の食べられる量を残さないように食べることができるようにしましょう。

 今日の給食は、スタミナ焼き肉・トック・ぶどうゼリーです。豚肉とにらやねぎは、からだにスタミナをつけてくれる働きがあります。令和5年度も、根岸小学校のおいしい給食の時間を楽しみにしてください。

 

 

給食・食事 3月17日(金)の献立

バターロール 牛乳 煮込みハンバーグ 野菜スープ お祝いクレープ

 今日は、今年度最後の給食です。この一年間、皆さんは給食の時間をどのように過ごしましたか?次の6つのことができたか、振り返ってみましょう。

1      食事の前には手を洗い、消毒することができましたか?

2      給食当番は、協力して行うことができましたか?

3      感謝の気持ちをもって、「いただきます」「ごちそうさま」を言うことができましたか?

4      食事中に人の嫌がる話をしたり、口の中に食べ物をいっぱいにして話したりすることなく、よく噛んで食べることができましたか?

5      苦手なものでもひとくちは食べることができましたか?    

6      自分の食べる量を考えて、盛り付けた量を残さず食べることができましたか?

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 できなかったことは、新年度にはできるようにしましょう。新しい学年になっても、よく噛んでおいしく給食を食べるようにしましょう。

給食・食事 3月16日(木)の献立

赤飯 ごま塩 牛乳 和風とり塩から揚げ けんちん汁

 今年度の給食は、明日で終わりです。そして、6年生も卒業間近です。今日の給食は、皆さんがこの一年間、たくさんのことに頑張って力を出し切ることができたこと。そして、6年生の卒業をお祝いするための、お祝いの行事食になっています。赤飯は、お米に豆の赤い色をつけたごはんで、昔は、赤い色には悪いことを追い払う力があると考えられていたので、おめでたいことやお祝いの時に使われていました。この一年間を頑張れたお祝いの赤飯です。お祝いの時には食べたいというリクエストの多い、鶏のから揚げとの組み合わせです。

給食・食事 3月15日(水)の献立

ぼうふうごはん 牛乳 ぶりの甘辛煮 かきたま汁

 今日は、ぼうふうごはんに使われている、ぼうふうの紹介をします。ぼうふうは、川口市の特産品として知られています。川口市木曽呂地区は、大量の生産量を誇ります。高級料亭などで、さしみのつまに使われている他、酢の物やごま和え、かき揚げ、お浸し、みそ汁などにしても、香りが高く、さっぱりとした味が楽しめます。もともとは、江戸時代中期に茨城県鹿島地方の海岸で自生していた種を持ち帰り、栽培を始めたと言われています。普段はお店で売られることはほとんどありません。ぼうふうごはんの中の緑の葉、赤い茎がぼうふうです。味と香りを楽しんで食べてください。

給食・食事 3月14日(火)の献立

みそラーメン 牛乳 春巻 はるか

 今日は、はるかの紹介をします。はるかは、みかんや夏みかんと同じ仲間の果物です。テニスボールほどの大きさで、皮の色はレモンに似ていますが、食べると意外にレモンのような酸味はなく、さわやかな甘さとプルっとした果肉が特徴です。はるかなどのかんきつ類には、疲れを早く回復したり、血液をきれいにしたりする働きがある「クエン酸」という成分が含まれています。例えば、私たちのからだは、運動をすると筋肉に乳酸がたまって、体が疲れた状態になります。その乳酸の濃度を低くする働きがクエン酸にはあるので、運動をする前にクエン酸をとるのがおすすめです。

給食・食事 3月13日(月)の献立

ごはん 牛乳 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、ミックスフルーツに使われている、寒天の紹介をします。寒天は、海の中で採れる「てんぐさ」や「おごのり」などの海藻が原料です。海藻をグツグツ煮て、冷やし固めたゼリー状の粘液をかためた「ところてん」を凍結・乾燥させて作ります。ところてんは、中国から日本に1200年ほど前に伝わり、そのところてんを乾燥させて寒天を作ったのは江戸時代のことでした。外に置き忘れたところてんが凍ってしまって、凍ったところてんが溶けて水分が抜け、干物のようになってしまいました。そのところてんを煮溶かして冷やし固めてみたら、透き通ったところてんができあがりました。こうして寒天が誕生しました。牛乳かんや芋ようかん・洋菓子など、つやを出したい料理に幅広く用いられています。

給食・食事 3月10日(金)

揚げパン(キャラメル) 牛乳 ポトフ 不知火

 今日は、不知火の紹介をします。不知火は、「清見」と「ポンカン」という種類のみかんを掛け合わせてできたみかんです。ヘタがぽっこりとふくらんだコブのような形をしているのが特徴です。果汁がたっぷりで、皮がむきやすく、薄い皮の「じょうのう」ごと食べられるということもあり、とても人気のあるみかんです。長崎県の農林水産省果樹試験場で交配して誕生し、生産を始めた熊本県の不知火地区の特産品となっています。2月から4月頃に収穫されるため、今が一番おいしい不知火が食べられる時期です。

給食・食事 3月9日(木)の献立

ごはん 牛乳 豚キムチ炒め 春雨スープ

 今日は、春雨スープに使われている、はるさめの紹介をします。給食で使っているはるさめは、じゃがいものでんぷんから作られたものです。じゃがいものでんぷんを水で溶かして、はるさめの生地を作る容器に入れると、直径1mmほどの穴から細く流れ落ちる様子が、春の雨を思わせるところから、この名前がつきました。はるさめは、中国で考えられた食べ物です。中国の「緑豆」という豆から作った緑豆春雨が、鎌倉時代に中国から日本に伝わり、現在ではじゃがいもやさつまいもを使ったはるさめが作られています。中国から伝わったはるさめは緑豆はるさめ、日本で作られている芋類を使ったはるさめは「普通はるさめ」と呼ばれます。

給食・食事 3月8日(水)の献立

チキンライス 牛乳 ペイザンヌスープ ピーチゼリー(独自献立)

 今日は、ペイザンヌスープに使われている、かぶの紹介をします。かぶは、春の七草のひとつです。「すずな」とも呼ばれ、古くから日本で利用されてきた野菜です。今日は、根と葉の両方の部分を使って、フランス語で「田舎風の」という意味の「ペイザンヌスープ」にしました。かぶのほかにも、いろいろな野菜を2㎝ほどのサイコロのように四角に切り、コンソメスープでやわらかく煮込みました。かぶの葉には、カロテン・ビタミンB群・ビタミンCがたくさん含まれているので、捨てずに使います。栄養たっぷりのスープです。

給食・食事 3月7日(火)の献立

ソース焼きうどん 牛乳 メンチかつ ヨーグルト

 今日は、ソース焼きうどんの紹介をします。この料理は、旧鳩ケ谷市で考えられた料理です。豚肉・キャベツ・もやしなどの野菜を炒め合わせて、ソースで味付けをする焼きうどんに「焼きうどんソース」という特別なソースが使われています。旧鳩ケ谷市に、ブルドックソースのソース工場があった時に、その工場の人が鳩ケ谷市のために特別なソースを考えてくれました。その特別なおいしいソースを使って作った、ソース焼きうどんです。よく味わって食べてください。

 

給食・食事 3月6日(月)の献立

カレーライス 牛乳 菜の花のソテー ゆで卵

 今日は、菜の花のソテーに使われている、菜の花の紹介をします。菜の花は、花の名前ではありません。アブラナ科アブラナ属の植物の花は、すべて菜の花と呼ばれます。アブラナ科アブラナ属の植物には、キャベツ、かぶ、野沢菜、小松菜、ブロッコリー、カリフラワーなどがあります。いつも皆さんが食べているこれらの野菜も、花が咲くと黄色い色の花をつける菜の花です。今日の給食に使われている菜の花は、食べるために栽培されたもので、皆さんがよく見かける黄色の菜の花とは、種類が違います。茎や葉の部分が柔らかくて甘く、ビタミンCやカロテンが多く含まれています。風邪の予防にとても良い食べ物です。

給食・食事 3月3日(金)の献立

ソフトフランスパン 牛乳 ビーフシチュー 野菜サラダ

 今日は、ビーフシチューに使われている牛肉の紹介をします。日本で牛肉が食べられるようになったのは、文明開化の後からです。現在では、今日のようにシチューにしたり、すき焼きやステーキなどの高級食材料として広く取り扱われています。牛肉には、鉄分が多く含まれています。鉄分は、血液の中に含まれている「血色素」の成分として、からだのすみずみまで酸素を運ぶ大切な働きをしています。また、食べ物からとった栄養素をスムーズにエネルギーに変えるように働きかけたり、からだの細胞の働きを助ける「酵素」の成分としても重要な働きをします。不足すると、赤血球や血色素の量が減って貧血になってしまいます。不足しないように、鉄分を多く含んでいる牛肉やレバー、いわし、さんま、煮干し、大豆とその加工品のとうふなどをしっかりと食べるように心がけましょう。

給食・食事 3月2日(木)の献立

ちらしずし 牛乳 すまし汁 三色ゼリー

 今日の給食は、明日のひな祭りにちなんだ行事食になっています。ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う桃の節句の行事です。古代中国で生まれた厄払いの行事が日本に伝わり、平安時代のころに年中行事となって、だんだんと今のような形になりました。ひな祭りは、桃の花や菱餅を備えて、カラフルで色鮮やかなちらし寿司、菱餅やハマグリの吸い物などを行事食として楽しむ節句です。今日の給食の三色ゼリーは、おひなさまに備える菱餅の色と同じ色のゼリーです。菱餅の色は、みどり・白・桃色の三色で、この色にはそれぞれ意味があります。一番下のみどりは「木の新芽」、真ん中の白は「白い雪の大地」、一番上の桃色は「いのち」を表していると言われています。自然のエネルギーをからだの中に取り込んで、元気に過ごすという意味があります。

給食・食事 3月1日(水)の献立

えびピラフ 牛乳 ミートボール マカロニのクリームスープ

 今日は、えびピラフに使われている、えびの紹介をします。えびは、古くからおめでたい時に食べられ、日本人の食を楽しむ文化の中で、行事食などに使われてきました。結婚式やお祝いごとの料理には必ずといっていいほど、えびの料理があります。「えび」という字を漢字で書くと「海」の「老」と書きますが、腰の曲がったえびの姿が老人をイメージさせるところからきています。今日は、腰が曲がるまで長生きできる縁起のいい食品として親しまれてきたえびを使ったえびピラフです。ぷりっとしたえびの食感を味わってください。