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本日の給食

給食・食事 5月23日(火)の献立

五目ラーメン ポークしゅうまい メロン

 今日は、メロンの紹介をします。メロンは、果肉の色によって「赤肉系」、「青肉系」、「白肉系」に分けられます。赤肉は、夕張メロンやクインシーメロンがよく知られていて、青肉ではアールスメロンやアンデスメロンが有名です。白肉にはホームランメロンなどがあります。4月から9月頃が旬で、おいしいメロンがたくさん出回っています。表面の網目の有無によって、ネット系・ノーネット系に分けられます。この網目模様は、メロンの果肉が皮より大きくなろうとしてひび割れ、ひび割れたところにできたコック層がネットになります。メロンは、追熟すると甘みが増すので、冷蔵庫ではなく常温で保存し、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れるのが、一番おいしい食べ方です。

給食・食事 5月22日(月)の献立

ジャンバラヤ チキンナゲット マカロニのクリームスープ

 今日は、ジャンバラヤについて紹介します。ジャンバラヤは、アメリカ南部のルイジアナ州で生まれた炊き込みごはんです。肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、ケイジャンスパイスやチリペッパーなどの香辛料を使って炊き上げ、ピリッと刺激的な味わいに仕上げます。スペイン料理のパエリアに起源があると言われ、スペイン人によって伝えられましたが、ジャンバラヤは、作る人の数だけいろいろなレシピがあります。大きな鍋を使って大人数で食べることが多く、屋外パーティの主役として食べられている、焼きそばやお好み焼きのように、たくさんの人に好まれている料理です。

 

給食・食事 5月19日(金)の献立

 

子供パン ポークのブラウンソース煮 こふきいも ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、こふきいもに使われているじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、南アメリカの高さ4000m近いアンデス山脈が原産地で、寒くて乾燥した厳しい環境の中で育つ作物です。なす科の植物で、トマト・ピーマン・なすなどと同じ種類の仲間です。わたしたちが食べているのは、じゃがいもの茎の部分です。土の中で、大きく丸くなったじゃがいもの茎を食べています。主成分はでんぷんで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。加熱などで壊れにくいビタミンCも豊富なことから、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。日本での代表的な品種は、男爵芋やキタアカリ、そして煮崩れしにくいメークインなどがあり、じゃがいもの特徴に合わせて調理します。じゃがいもの芽や緑色の部分には、「ソラニン」という成分が含まれ、食べると頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。しっかり取り除いて食べましょう。

給食・食事 5月18日(木)の献立

 

とり五目ごはん ほっけの立田揚げ 厚揚げのみそ汁

 今日は、ほっけの立田揚げに使われている、ほっけの紹介をします。「ほっけ」という字を漢字で書くと、「魚へんに花」と書きます。これは、「海の表層に群れる幼魚が、美しい青緑色をして花のようだから」とも、「産卵期の雄がコバルト色になり、鮮やかな唐草模様が見られるから」ともいわれています。北海道では、全国で獲れるほっけの99%を水揚げしていますが、新潟県から北日本海側に多く分布し、水深100mほどの大陸棚に生息しています。0歳の4~16㎝のころを「アオボッケ」、18~22㎝のころを「ロウソクボッケ」、1歳半くらいになったものを「ハルボッケ」、成魚になったものは「ネボッケ」といいます。おいしくて値段が安い旬の時期は、5月から7月です。今日は、今が旬のほっけを使った立田揚げです。

給食・食事 5月17日(水)の献立

そぼろごはん けんちん汁 甘夏今日は、甘夏について紹介します。  

 甘夏は3月から5月頃に旬を迎えるみかんの仲間で、さわやかな甘さと、かすかな苦味が特徴です。今から80年以上前に大分県の農園で生まれました。甘夏の独特の苦みは、さわやかな初夏の果物として、根強い人気があります。体の調子を整えてくれるビタミンCや疲れを回復してくれるクエン酸がたくさん含れています。また、皮の部分は固くて厚いですが、砂糖と一緒に煮込むと、マーマレードやジャムとしておいしく食べることができます。

給食・食事 5月16日(火)の献立

親子うどん ささかまぼこの磯辺揚げ お茶プリン

 今日は、お茶プリンに使われている、お茶ついて紹介します。4月から5月頃は、お茶の新芽の茶摘みの時季です。桜の花が咲くころに、お茶の新芽が芽吹き始め、それから約35日後には、摘み取れるまでに成長します。摘み取った茶葉は、直ぐに蒸して揉んだ後、乾燥させて緑茶に加工します。一年の間、土づくりやお茶の樹の管理をして、この時期を待ちに待ったお茶農家は、寝るのも忘れてお茶づくりに精を出す、一年で最も活気のある時期です。今の時期に摘んだお茶は「一番茶」、6月から7月ころに、一番茶を摘んだ部分から伸びてきた、次の芽を収穫して作るお茶を「二番茶」と言います。7月下旬には「三番茶」が摘み取られ、お茶畑は休みに入ります。香り高い、風味のある、おいしいお茶が摘み取られる今の時期に、埼玉県産のお茶を使ったプリンです。お茶の風味を味わってください。

給食・食事 5月15日(月)の献立

ごはん 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、四川どうふについて紹介します。四川という名前は、中国の四川という場所の名前です。四川という場所は、冬の寒さが厳しい場所で、からだを温めるために辛いものを食べるのだそうです。四川は山に囲まれた場所にあり、新鮮な材料が手に入りづらいということもあり、貯蔵を考えた漬け物や唐辛子・ねぎ・にんにくなどを使った、刺激のある料理がよく作られます。マーボーどうふ・担々麺・回鍋肉などの、辛みを効かせた四川料理は有名です。今日の四川どうふは、辛みを控えめにして作りました。

給食・食事 5月12日(金)の献立

フラワーロール えびとアスパラガスのグラタン 野菜スープ

 今日は、えびとアスパラガスのグラタンに使われている、アスパラガスについて紹介します。アスパラガスは地上に伸びてくる新芽の茎をな食用とします。グリーンアスパラガスは、芽が出るままにし、日光に当てるので葉緑素がたくさん作られて、カロテンどが豊富に含まれますが、ホワイトアスパラガスは芽が出る春先に土を盛り、日に当てずに伸ばすため、食感が柔らかく、甘みがあるのが特徴です。涼しいところを好み、寒い時季には、九州から長野県・東北地方・北海道へと秋まで収穫が続きます。生産量は、北海道が群を抜いてトップです。春先から初夏にかけて出回る、露地栽培のアスパラガスが一番おいしく食べられる旬の時季です。今日は、旬のアスパラガスを使ったグランです。

給食・食事 5月11日(木)の献立

わかめごはん とりのから揚げ キャベツのみそ汁

 今日は、とりのから揚げに使われている、鶏肉について紹介します。鶏肉というと、一般的に鶏の肉のことを言います。昨日の鶏肉で説明したように、鶏肉として利用することを目的にした鶏は、「ブロイラー」といいます。短期間でたくさんの鶏が育つように改良されているブロイラーは、ほとんど動かず、えさをたっぷりと与えられて育つため、生まれてから50日ほどで、肉質の柔らかい、食べられる大きさの鶏肉に育ちます。日本で流通されている鶏は、「ブロイラー」・「地鶏」・「銘柄鶏」の3つに分かれますが、ブロイラーが圧倒的に多く、90%を占めています。また、有名な地鶏には、「名古屋コーチン」・「薩摩鶏」・「比内鶏」などがあり、ブロイラーと比較すると弾力のある食感です。今日のとりのから揚げは、ブロイラーが使われています。

給食・食事 5月10日(水)の献立

ごはん 肉野菜炒め かきたま汁

 今日は、かきたま汁に使われている、たまごについて紹介します。かきたま汁に使われているたまごは、鶏から生まれたたまごです。鶏には、たまごを採ることを目的にした「レイヤー」と、とり肉として利用することを目的にした「ブロイラー」があります。たまごを採るレイヤーは、たくさんのたまごを生むように育てられているのですが、毎日、産めるわけではなく、一回産むと、約1日くらいかかって、次のたまごを産み落とします。レイヤーは、一年間に最大で365個くらいのたまごを産みます。今日は、片栗粉でとろみをつけたスープに、溶いたたまごをゆっくり流し込んでつくったかきたま汁です。

給食・食事 5月9日(火)の献立

もやしラーメン かじきとポテトのごまあえ

 今日は、かじきとポテトのごま和えに使われている、ごまの紹介をします。ごまは、表面の皮の色によって、白・黒・金の大きく3種類に分けられます。世界には、色や形、大きさなどが異なる、約3000種類ものごまがあると言われています。若干、含まれる量の違いはありますが、栄養成分の約50%は、脂質が含まれます。古くから栽培され、「不老長寿の薬」とまで言われたほどに栄養価が高い食品です。茎の下から上へと花が咲き、同じように順にオクラのような形の「さや」をつけます。さやが褐色になって、下のさやがはじけ始めたら、根元からはさみで切り取ります。収穫した株を束ねて乾燥させると、乾燥中にさやからパラパラと落ちるのがごまです。今日は、白ごまを使っています。かじきとじゃがいもを揚げて、ごまで和えました。

給食・食事 5月8日(月)の献立

カレーピラフ いかナゲット ジュリエーヌスープ

 今日は、いかナゲットに使われている、いかについて紹介します。日本人が大好きな魚介のひとつと言ってもいいほど、よく食べられている「いか」ですが、日本で食べられているいかの種類はたくさんあります。「するめいか」は、お刺身で食べることが多い種類のいかで、漁獲高が一番多く、たくさんの人に好まれています。するめいかの他にも、ヤリイカ・アオリイカ・ホタルイカ・コウイカなど、140種類以上のいかが、刺身で食べるほかにも、揚げたり焼いたり煮たりして、食べられています。地を這わずに水中に浮いて、胴と頭の間から水を吸い込み、口から吐き出すことで、驚くほどの速さで高速移動をします。また、いろいろな用途で体の色を変えることができ、ピカピカと点滅を繰り返すことができる、驚きの生態の持ち主です。今日は、いかと白身魚のたちうおをすり身にして揚げた、いかナゲットです。

給食・食事 5月2日(火)の献立

焼きそば ぎょうざ もものゼリー

 今日は、ピーチゼリーに使われている桃について紹介します。桃が一番おいしい時季は、6月から9月ごろです。山梨県や福島県、長野県で多く生産されていて、この3県で国内の生産量の6割を占めています。桃の原産地は中国で、日本では弥生時代の遺跡から桃の種が見つかっています。中国では、桃を食べた仙人が不老不死になったとも言われているため、日本でも鬼を恐れさせるということで、これが昔話の「ももたろう」につながったという説もあります。今日は、5月5日のこどもの日の男児の節句にちなんで「鬼を恐れさせる」という、力強く縁起のいい桃をつかったゼリーです。

給食・食事 5月1日(月)の献立

ひじきごはん すまし汁 かしわもち

 今日は、わかたけ汁に使用されている、わかめの紹介をします。わかめは日本の沿岸ならどこでもある、日本近海の特産海藻です。深さ3~6mのやや深い海の中の岩の上に付着しています。冬から春にかけて成長し、2月から5月頃に採集されます。採れたばかりのわかめは、茶色い色をしています。これを茹でると緑色のわかめになります。生わかめは日持ちしないので、塩蔵わかめやカットわかめなどに加工されて流通されています。今日のわかたけ汁は、カットわかめと春に旬の迎えたたけのこ、よろい兜の形をしたかまぼこを使用しています。こどもの日の行事食です。

給食・食事 4月28日(金)の献立

子供パン ホワイトフィッシュ キャベツのソテー ポークビーンズ

 今日は、ポークビーンズの紹介をします。ポトフは豚肉と豆を主な材料としたトマト味の煮込み料理で、アメリカの代表的な家庭料理です。アメリカでは、豚肉の代わりにベーコンが使われることも多く、また、缶詰のポークビーンズがよく食べられています。缶詰の定番として認められているのだそうです。アメリカのポークビーンズは、白いんげん豆を使うことが多いのですが、今日の給食のポークビーンズは、黄大豆という種類の国産の大豆を使っています。長時間コトコト煮込んで、トマトの味をじゃがいもやたまねぎなどの野菜と豚肉にしっかりとしみ込ませています。

給食・食事 4月27日(木)の献立

ごはん マーボーどうふ ポークしゅうまい 河内ばんかん

 今日は、河内ばんかんについて紹介します。河内ばんかんは、初夏から夏にかけて収穫できる、黄色くて大きな柑橘類です。見た目や大きさはグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツのような苦みは少なく、さっぱりとした甘みがあるのが特徴です。熊本県の河内町で発見されたので、発見された場所の名前と、収穫時期が春先以降なので、「晩成の柑橘」であることから、河内ばんかんと名前がつけられました。河内ばんかんは、ぶんたんの「偶発実生」です。「偶発実生」というのは、自然に落ちた種や捨てられた種から、親の種を超える「種がない、甘みがある」などの特性をもつ品種のことを言います。今日は、河内ばんかんのさっぱりとした甘みを味わってください。

給食・食事 4月26日(水)の献立

春のちらしずし すまし汁

 今日は、春のちらし寿司に使われている、ふきの紹介をします。ふきは、日本が原産の野菜です。平安時代から野菜として栽培されていたと言われています。地上には、花の芽と葉が出ていますが、地下の茎から出てきた、タンポポのような、花だけをつける茎の部分にあたります。春一番に出てくる花のつぼみは、ふきのとうです。ふきのとうは、天ぷらにしたり、ふきのとうみそにして食べます。ふきは、春から初夏にかけて、旬をむかえます。愛知県の生産量が多く、「愛知早生」という品種が広く栽培されています。独特の香りがあり、灰汁が強いので下茹でする必要があります。今日は、旬を迎えたふきを使ったちらし寿司です。

 

給食・食事 4月25日(火)の献立

黒パン ポテトのミートソースかけ フルーツカクテル

 今日は、ポテトのミートソースかけに使われている、トマトの紹介をします。イタリアには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、「トマトを食べると病気にならない」という意味です。トマトは、はじめは観賞用の植物でした。「ベラドンナ」という毒のある植物とトマトが似ていたからです。しばらくして、トマトを食べてみる者たちが現れました。さらに、改良して甘みのある食べやすいトマトを作り出していきました。トマトには、リコピンという赤い色のもとになる成分が含まれています。リコピンには、いろいろな病気からからだを守ってくれる働きがあり、今日のミートソースかけのように、煮て食べるトマトはそのパワーが倍増します。

給食・食事 4月24日の献立

たけのこごはん 豚汁

 今日は、たけのこごはんに使われている、たけのこについて紹介ます。4月~5月ころになると、竹の地下にある茎の部分から、若い芽が地面に出てきます。この若い芽は、一日に数十センチのびるほど成長が早く、そのまま成長していくと、竹になります。たけのこの成長の早さは次第に増して、10日目ころには1mを超えるものもあります。地面に出てきたたけのこの若い芽は硬いので、土の中から掘り起こします。掘り起こしたたけのこは、時間が経と硬くなり、味も悪くなってしまうので、新鮮なうちに下茹でして保存します。今日は、春の味覚の代表ともいえるたけのこを使ったごはんです。

給食・食事 4月21日(金)の献立

 

ツイストパン ほきのバジル揚げ ベーコンスープ お祝いゼリー

 新学期の給食が始まって1週間が経ちましたが、給食の時間は、新しいクラスの仲間と協力して準備していますか?手指はきれいに洗って、消毒してから給食を食べていますか?新しいクラスでの給食時間は、慣れないことが多いかと思いますが、ひとりひとりができることを進んで協力しましょう。

 今日は、入学した1年生と進級した2年生から6年生の皆さんのお祝い献立です。「ほき」という白身の魚をバジルというハーブで風味をつけて揚げた「ほきのバジル揚げ」、いつも人気の「ベーコンスープ」といちごの「お祝いゼリー」です。いちごのゼリーの上に、桜の花びらの形にクリームがトッピングされています。