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本日の給食

給食・食事 10月6日(金)の献立

フラワーロール ポテトグラタン 野菜スープ

 今日は、ポテトグラタンの紹介をします。グラタンは、フランスで生まれた料理です。失敗した焼き料理のおこげが、とてもおいしかったという偶然から、”また、あの料理が食べたい”ということになり、表面を軽く焼いたグラタンが誕生しました。このことから、鍋に張り付いたおこげをさして、「グラタン」と呼ぶようになりました。今日は、じゃがいもを使ったポテトグラタンです。表面を軽く焼きあげたように、パン粉を使っているので、表面がサクサクしています。さつまいもやかぼちゃ、えびやかになど、いろいろな材料を使ってグラタンを楽しむことができます。

給食・食事 10月5日(木)の献立

 

ツナ大豆ごはん 川口ウインナー(しょうが) みそけんちん

 今日の給食のウインナーは、根岸小学校のすぐ近くにある工場で、神根地区で採れたしょうがを使って特別に作られたものです。地元でとれた食べ物を地元で食べることを「地産地消」といいます。「地産地消」は、流通コストがかからないため新鮮な食べ物を安く手に入れることができ、食の安全、地元経済への貢献、地元食文化への理解を深めるという点からも注目されています。今日のウインナーは、川口市内の業者から根岸小学校に届けられたものです。「しょうが」というと、からい食べ物というイメージがあるかもしれませんが、おいしく食べられるように、辛みを抑えて作られています。いつもとは、ひと味違うウインナーです。

給食・食事 10月4日(水)の献立

ごはん ジャージャンどうふ 春雨スープ

 今日は、ジャージャンどうふについて紹介します。ジャージャンどうふは、中国で生まれた家庭料理です。漢字で書くと「家(いえ)・常(つね)・豆(とう)・腐(ふ)」と書きますが、家の中に常にいつもある材料を使って、揚げた豆腐に野菜を加えて作られた料理で、中国では定番の家庭料理です。今日は、ながねぎ・たけのこ・にんじん・しいたけを使って厚揚げと一緒に炒め合わせた、ジャージャンどうふです。豆板醤で少しだけ辛みをつけています。

 

給食・食事 10月3日(火)の献立

肉なんばん 揚げたこくん かき

 今日は、秋の味覚の代表でもある、柿について紹介します。柿は、東北から九州にかけて、日本の広い地域で生産されています。和歌山県では、全国で生産される柿の5分の1が生産され、全国でトップの生産量です。そして、奈良県がそれに続いています。9月から12月ごろの秋から冬にかけて旬を迎え、10月から1月ごろには流通量がピークになります。国内で生産されている柿は、大きく分けて甘柿と渋柿に分けられます。甘柿の代表格は、「富有柿」という種類です。渋柿には、「タンニン」という成分が含まれるため、炭酸ガスやアルコールによって渋抜きをして、甘くしてから出荷されています。今日は、今が旬の甘柿を調理員さんが協力して、全校分の柿の皮をむいてくれました。

給食・食事 10月2日(月)の献立

きのこの森のハヤシライス フルーツカクテル

 今日は、きのこの森のハヤシライスに使われている、きのこについて紹介します。今日のハヤシライスには、しめじ・えのきたけ・マッシュルーム・しいたけの4種類のきのこが使われています。今、出回っているきのこの多くは人工栽培で、工場のような場所で作られているので、一年中食べられますが、秋に旬を迎える松茸などの天然のきのこは、人工的に栽培ができません。きのこには、うまみ成分の「グアニル酸」や「グルタミン酸」などが含まれるため、料理の味がまろやかにおいしくなります。今日は、秋の味覚の美味しいきのこをたっぷり使ったハヤシライスです。

給食・食事 9月29日(金)の献立

子供パン メンチかつ ボイルキャベツ 月見団子のスープ お月見ゼリー

 今日は、十五夜。中秋の名月です。この日には、日本全国で、お月見の風習があります。お月見には、すすきやお団子を飾り、一年で一番、月が美しく見える季節に、「月を見ながら秋に採れる収穫物に感謝をする日」という意味でお月見をします。月見団子はお団子をまんまるの月に見立てています。お団子を十五夜にちなんで15個作り、三方と呼ばれる台に高く積み上げることで、月に感謝の気持ちを表現しています。今日の給食は、十五夜にちなんで月見団子のスープとお月見ゼリーです。

給食・食事 9月28日(木)の献立

 

ごはん エコふりかけ とりのさっぱり煮 みそ汁

 今日は、みそ汁のだしに使われている、かつお節について紹介します。皆さんは、かつお節を削ったことがありますか?かつお節というと、パックに入ったものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?かつお節は、生のかつおを時間をかけて煮て、熟成させたものを燻して、乾燥させて作ります。生のかつおから、かつお節になるまでに、1か月から5か月かかります。これを削ると皆さんがよく知っているかつお節の形になります。かつお節には、「イノシン酸」という、うまみ成分が含まれます。今日のみそ汁は、かつお節でだしをとっているので、かつお節のうまみ成分「イノシン酸」を味わってください。

給食・食事 9月27日(水)の献立

キャロットドリア 野菜スープ

 今日は、キャロットドリアについて紹介します。「ドリア」というと、外国の料理のようですが、実は日本で生まれた料理です。横浜にある老舗のホテルの「サリー・ワイル料理長」によって生まれました。ある時、具合いの悪い客が「体調が悪いのでのど越しのいいものを」というので、その要望に応えて、バターライスにソースをかけてチーズをちらし、オーブンで焼き上げたものを作りました。これが好評で、ホテルのレギュラーメニューになったそうです。似ている料理に「グラタン」がありますが、グラタンにはマカロニが使われていますが、ドリアにはごはんが使われます。今日のごはんは、にんじんを使ったキャロットライスです。キャロットライスの上にえびやとり肉、チーズなどで煮込んだクリーム煮を載せると、キャロットドリアの出来上がりです。

 

 

給食・食事 9月26日(火)の献立

五目ラーメン 春巻 りんご

 今日は、りんごについて紹介します。りんごは、秋に一番おいしくなるくだものです。りんごの種類は、世界で1万5000種類、日本でも2000種類と多く、年間の平均気温が6℃~14℃の地域で、世界中で栽培されています。日本の主な生産地は、青森県や長野県、岩手県などです。種類によって、お店に並ぶ時季も少しずつ違います。りんごには、ペクチンという成分が多く含まれています。ペクチンは食物繊維の一種で、ジャムなどをつくる時には欠かせない成分です。今日のりんごは青森県産のりんごです。よく噛んで食べましょう。

給食・食事 9月25日(月)の献立

ごはん さんまのかば焼き 煮びたし 豚汁

 今日は、さんまのかば焼きに使われている、さんまの紹介をします。さんまは、漢字で書くと、「秋の刀の魚」と書きます。「秋」においしくなる魚で、形が「刀」のように細長い「魚」だからです。昔は日本の周りでたくさん獲れた魚でしたが、だんだんと、獲れなくなってきました。その訳は、海にいるさんまの数自体が、少なくなってきていること。海水温が高いため、さんまが沖合いのほうに離れてしまっていること。また、台湾や中国などの日本の近隣国でも、さんまの人気が高まって、獲り合いの状態になっているそうです。今日は、さんまをから揚げにして、甘辛いたれをからめたかば焼きです。

給食・食事 9月22日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖)ポークビーンズ

 今日の給食のポークビーンズは、アメリカのボストンの代表的な家庭料理です。ポークは豚肉、ビーンズは豆。豚肉と豆をトマトと一緒に柔らかく煮込んだ料理です。日本では大豆を入れますが、本場のアメリカでは、白いんげん豆を使うことが多いそうです。豆の種類を変えたり、豚肉の代わりにベーコンを入れることが多いようです。給食のポークビーンズは、乾燥した大豆を香ばしく炒めてから、コトコト2時間くらいかけて煮込んで作ります。豚肉と大豆とトマトが、おいしい味を出し合ってパンにぴったりあった味になっています。

給食・食事 9月21日(木)の献立

 

キムタクごはん 厚揚げのみそ汁

 今日は、みそ汁の中に使われている、厚揚げについて紹介します。厚揚げは何から作られているか、知っていますか?厚揚げは、木綿豆腐を高い温度の油で揚げて作ります。高い温度の油で揚げると、表面はきつね色になりますが、中心まで火が通りません。中が生のままの木綿豆腐なので、生揚げとも呼ばれます。生揚げと厚揚げは、同じものです。関東地方では、生揚げと呼ぶことが多いのですが、関西地方では、厚揚げと呼ぶことが多いようです。今日は、わかめと厚揚げを使ったみそ汁です。

給食・食事 9月20日(水)の献立

ごはん スタミナ焼き肉 わかめスープ プルーン

 皆さんは、秋を代表する果物というと何を思い浮かべますか?ぶどうや柿、なしやりんごなど多くの種類の果物がありますね。夏の日差しをたっぷり浴びて育った秋の果物は、栄養たっぷりで、おいしさがぎゅっと詰まっています。今日の給食の果物は、生のプルーンです。プルーンの皮には、貧血予防に効果的な鉄分など、たくさんの栄養があり、皮をむかずにそのまま食べられます。真ん中には種があるので、種に気をつけて食べてください。今の時季しか食べられない生のプルーンです。

給食・食事 9月19日(火)の献立

 

カレーなんばん しゃもごまフライ なし

 今日は、ししゃものごまフライに使われている、ししゃもについて紹介します。ししゃもは、日本にだけ分布する日本固有の魚です。北海道の太平洋側にのみ生息し、10月から11月になると産卵のために川に上がってきます。ししゃもを漢字で書くと、「柳の葉の魚」を意味するアイヌ語の「シュシュ・ハモ」から由来し、漢字で「柳葉魚(ししゃも)」と書きます。まるで、柳の葉のような形をしているししゃもです。骨ごと食べられるため、カルシウムやたんぱく質、ビタミンAやB₂などの栄養が豊富に含まれています。また、DHAのドコサヘキサエン酸やEPAのエイコサペンタエン酸など、血液をサラサラにする働きの脂肪酸が含まれている、栄養たっぷりのししゃもです。

給食・食事 9月15日(金)の献立

さきたまライスボール ハンバーグステーキ ミネストローネ

 今日は金曜日なので、パンの献立の日です。今日のパンは、「さきたまライスボール」です。給食のパンで「さきたま」と名前のついたパンは、さきたまライスボールの他に、「さきたまロール」「さきたまボール」などがあります。これらのパンは、埼玉県でとれたお米や小麦粉を使っています。地元でとれた食品を使うことを、地産地消といいます。地産地消は、地域で生産された農林水産物をその地域で消費して、食べる人とつくる人との距離を縮めることができます。また、身近な場所から新鮮な食品を手に入れることができるという利点もあります。今日のさきたまライスボールは、埼玉県内産の米粉を使っています。

給食・食事 9月14日(木)の献立

チキンピラフ かぼちゃのクリームスープ ぶどうゼリー

 今日は、かぼちゃのクリームスープに使われている、かぼちゃについて紹介します。かぼちゃは、夏から冬の間が旬の野菜です。長い間、保存ができるため、冷蔵庫がなかった昔も、常温で保存ができる野菜として、大切にされていました。かぼちゃは、かぜにまけない体をつくる成分のビタミンAやビタミンCなどが多く含まれている緑黄色野菜の代表格です。昔の人は、かぼちゃを大切に保存して、野菜が少なくなった冬至のころに、かぼちゃを食べて栄養を補っていました。今日は、かぼちゃをつかった栄養たっぷりのクリームスープです。

給食・食事 9月13日(水)

そぼろごはん 牛乳 とうがんのみそ汁

 今日はみそ汁の中に入っている「冬瓜」の紹介をします。冬瓜は水分が多く、さっぱりとした味で、だいこんのように白い色をした瓜です。冬瓜という字を漢字で書くと冬の瓜と書きますが、冬瓜の旬は夏です。緑色をした皮が厚いので水分が失われにくく、そのまま涼しいところに保存しておくと、冬まで日持ちするという意味から、「冬瓜」と名前が付けられるようになりました。みそ汁の中の冬瓜を探してみてください。

給食・食事 9月12日(火)の献立

きつねうどん ウインナーの香味揚げ 冷凍みかん

 今日は、きつねうどんについて紹介します。どうして、油揚げの入ったうどんが「きつねうどん」と呼ばれているのでしょう?「きつねは油揚げが好き」とよく言われていますが、実はきつねの好きな「油揚げ」は、私たちが普段食べている、薄くした豆腐を揚げて作る「油揚げ」ではありませんでした。日本では、古くから農耕をしていたので、農作物を荒らすネズミはとても迷惑な存在でした。農家の人たちにとっては、そのネズミを退治してくれるきつねは、大変ありがたい存在でした。農家の人たちは、きつねの好物のネズミを感謝の気持ちとして、揚げてきつねに供えたのだそうです。その後、豆腐を揚げてきつねに供えるようになりました。そういうわけで、きつねの好物は豆腐を油で揚げた油揚げと言われるようになりました。油揚げと一緒に食べるうどんがぴったり合う、きつねうどんです。

給食・食事 9月11日(月)の献立

わかめごはん さばの幽庵焼き 沢煮わん

 今日は、沢煮わんについて紹介します。沢煮わんの「沢」には、「たくさんの」という意味があります。細くせん切りした「たくさんの」野菜に、豚肉の脂身などを使ってさっぱりした味の塩味のスープに仕上げます。もともとは、猟師が日持ちする塩漬けの肉をもって山に入り、山菜と一緒に具だくさんの汁を作ったのが、沢煮わんの始まりと言われています。今日の給食の沢煮わんには、にんじんや椎茸、ごぼうなどのたくさんの野菜が使われています。

給食・食事 9月8日(金)の献立

ツイストパン ポテトコロッケ ミニトマト ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、ソーセージとキャベツのスープに使われている、パセリについて紹介します。パセリは、どんな野菜でしょう?レストランに行くと、えびフライなどに添えられている、緑色のふわっとした野菜です。生のまま食べると苦みが強いので、生で食べる機会はないと思いますが、実は、パセリはスーパー栄養野菜です。他の野菜と比較すると、カルシウムはほうれんそうの6倍。鉄分やビタミンCは3倍以上。食物繊維も2倍以上含まれています。生で食べたら苦いので、添えられているパセリは、そのまま捨ててしまいがちですが、捨てたらもったいない野菜です。今日はソーセージとキャベツのスープに細かく刻んだパセリが浮いています。生で食べると苦いので、スープに入れたり、揚げ物の衣に混ぜたりすると、パセリの色や香り、味が楽しめます。

給食・食事 9月7日(木)の献立

炊き込みおこわ 白ごまつくね なすのみそ汁

 今日は、なすのみそ汁に使われている、なすについて紹介します。わたしたちがよく知っている日本のなすは、紫色をしています。実は、世界中には、なすの種類がたくさんあります。黄色や緑、緑と白のしましまなど、様々な色のなすがあります。タイという国には、世界で一番多くの種類のなすがあります。なすの紫色は、「アントシアニン色素」と呼ばれるもので、たくさんの病気を予防する働きがあります。アントシアニン色素は、水に溶けだしやすいので、油を使って揚げたり炒めたりして、栄養を逃がさないようにします。今日のなすのみそ汁は、油で揚げてからみそ汁にしています。

給食・食事 9月6日の給食

ごはん マーボーどうふ フルーツカクテル

 今日は、マーボー豆腐の紹介をします。「マーボー」は、「マーおばあさん」という意味です。昔、中国の四川省に顔にくぼみのあるおばあさんがいて、このおばあさんは、家にある残った材料で豆腐の炒め煮を作りました。この味が、あまりにもおいしいと評判になり、たくさんの人が食べに来るようになりました。それから、この豆腐に「マーボー豆腐」と名前が付けられ、皆に喜ばれていたそうです。これが、マーボー豆腐の始まりと言われています。ごはんに載せて食べると、おいしい「マーボー丼」になります。食やすい食べ方で、やわらかいマーボー豆腐ですが、よく噛んで食べてください。

給食・食事 9月5日の献立

もやしラーメン とりのから揚げ えだまめ

 今日は、枝豆について紹介します。枝豆は大豆と同じ豆です。大豆がまだ緑色のうちに採ったものが枝豆です。「畑の肉」と言われる大豆と同じ豆で、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンCなどの栄養がたっぷりと含まれています。これらの栄養素は、からだの疲れをとり、夏バテにならないようにしてくれる働きがあります。6月から9月ころは、枝豆が一番おいしくなる時季です。栄養たっぷりのおいしい枝豆です。

給食・食事 9月4日(月)の献立

夏野菜のカレー キャベツのソテー ミニピーチゼリー

 夏休みが終わり、忙しい2学期のスタートです。夏休みからの生活リズムを早く元に戻して、睡眠時間と食事をしっかりとるようにしてください。早起きして、朝ごはんをきちんと食べて、元気いっぱいで2学期がスタートできるようにしましょう。

 今日の給食は、皆さんの大好物のカレーです。夏野菜のトマト・なす・ピーマンがたっぷり入っています。夏野菜には、βカロテンやビタミンCなどのビタミン類が豊富に含まれているため、からだの抵抗力アップのために、積極的に食べたい食品です。まだまだ暑い日が続きます。夏バテしないように、食事をしっかりとりましょう。

 

給食・食事 7月14日(金)の献立

コッペパンスライス ドライカレー ソーセージとキャベツのスープ 米粉のクレープ(パイン)

 今日で1学期の給食は最後です。4月に1年生が入学して、1年生は、初めての学校給食を体験しました。初めての袋入りの麺を袋の中で上手に分けて、うどんやラーメンのスープに入れて、おいしくいただくことができるようになりました。2年生以上の皆さんは、毎日の給食の準備を協力して行いました。5年生と6年生は、いつも、食缶に残食がありませんでした。

 1学期の給食は、毎日おいしく食べることができましたか?給食時間の放送は、きちんと聞くことはできましたか?給食の献立は、皆さんのからだに必要な栄養が不足することがないように考えて作られています。必要な栄養素がしっかりとれるように、おいしい給食を残さないようにすることを2学期の目標にしましょう。

 夏休みに入っても、「運動・栄養・休養」のバランスをとって、体調を崩さないようにしましょう。

給食・食事 7月13日(木)の献立

ごはん 肉野菜炒め わんたんスープ

 毎日がとても暑いので、からだに暑さがこもり、たくさん汗をかきます。そうすると、エネルギーを作り出すときに必要なビタミンB群が汗と一緒に排出されてしまいます。また、暑さで食欲が落ちてしまうため、食事がじゅうぶんにとれません。こんな暑い夏の食事をどうしたらいいでしょう。

 夏野菜にはビタミン類がたっぷりと含まれています。そして、豚肉にはビタミンB群がたっぷり含まれています。今日の献立は、キャベツ・もやし・ほうれん草などの野菜がたっぷり使われて、ビタミンB群が豊富な豚肉と一緒に炒め合わせています。暑い夏には、豚肉や夏野菜などをしっかりたべて、元気に夏を過ごしましょう。

給食・食事 7月12日(水)の献立

ジャンバラヤ いかナゲット 白花豆のスープ

 今日は、白花豆のスープに使われている、白花豆について紹介します。豆には大豆・小豆・ひよこまめなど様々な種類がありますが、その中でも、ひと際大きく、厚みのあるのが白花豆です。白花豆の正式な名前は「ベニバナインゲン」といいます。ベニバナインゲンは、その名前の通り、赤やオレンジ色の花を咲かせますが、なかには白い花を咲かせる品種もあります。白花豆は、江戸時代に日本に伝わり、はじめは食用としてではなく、きれいな花を見るための、観賞用として親しまれていました。涼しい気候が白花豆の生育に適していたため、北海道のオホーツク地方などで栽培が始まり、普及していきました。今日は、つぶしてペースト状にした白花豆を使ったクリームスープです。

給食・食事 7月11日(火)の献立

もやしラーメン 春巻 中華風切り干し大根

 今日は、中華風切り干し大根に使われている、切り干し大根について紹介します。切り干し大根は、だいこんを細く切って乾燥させた食べ物です。乾燥させただいこんは、日光に当てると栄養素がとても増える上に甘い味がさらに強くなって、とても美味しくなります。食べ物は時間が経過するにつれて、腐敗したりカビが発生します。昔の人は、食べ物の傷みをどのようにすれば少なくできるかを考えてきました。そうして生まれた「食べ物を乾燥させて保存する」という知恵を食生活に生かしてきました。乾燥させると、保存性が高まるうえに、栄養素が増加します。しいたけ、ぶどう、のり、ひじき、寒天、柿、さつまいも、なっとうなどの乾燥させた食べ物は、昔の人の知恵が生かされた、からだにやさしい食品です。

給食・食事 7月10日(月)の献立

はかりめごはん 夏野菜のみそ汁 冷凍みかん

 今日は、はかりめごはんについて紹介します。はかりめごはんの「はかりめ」というのは、本来は重さを測る「はかり」のことで、千葉県の冨津市ではアナゴの別名として使われています。細長いアナゴの姿が魚市場で使われている、細長い棒はかりに似ていることから、ついた呼び名と言われています。アナゴには、目の疲れを予防する効果のあるビタミンAや、若返りのビタミンと言われているビタミンEなどの栄養が含まれています。今の時季はアナゴの旬でこれらの栄養が最も多く含まれる時季です。夏バテ予防のためにも残さず食べて、元気に夏をのりきりましょう。

給食・食事 7月7日(金)の献立

はちみつパン ハンバーグステーキ フライドポテト 米粉めん入り野菜スープ

 7月7日の今日は七夕です。七夕は中国の古い伝説から生まれた話です。機を織るのが上手な神様の娘の織姫としっかり者の牛飼いの彦星が結婚しましたが、仲が良すぎて仕事を怠けるようになり、怒った神様はふたりを引き離しました。二人が反省したので、神様は一年に一度だけ、織姫と彦星が夜の空、天の川を挟んで会うことを許したそうです。その日が7月7日です。今日の給食は、米粉めんを天の川や織姫が紡ぐ糸に見立てた、米粉めん入り野菜スープと夜空の星に見立てた星形のハンバーグです。今夜の夜空には、星がたくさん集まった天の川が見えるといいですね。

給食・食事 7月6日(木)の献立

ごはん エコふりかけ さばの塩焼き とうがんのみそ汁

 今日は、とうがんのみそ汁に使われている、とうがんについて紹介します。とうがんは、6月から9月の夏にとれる野菜です。夏にとれる野菜なのに、漢字で書くと「冬の瓜」と書きます。それは、冬にとれたとうがんは、寒い冬まで保存できるからです。冷蔵庫がない昔、野菜が不足する冬に食べることができる野菜は、とても大切なものでした。昔の人は、夏にとれたとうがんを夏には全部食べずに、大切に保存して野菜の不足する冬に食べていたのです。丸い形、楕円形、円筒形などの様々な種類のとうがんがあります。大きな形をしたとうがんは、緑色の厚い皮をむき、中心にあるわたをスプーンなどでくりぬいて使います。今日は、かつお節でだしをとったみそ汁のとうがんを味わってください。

給食・食事 7月5日(水)の献立

中華おこわ 揚げしゅうまい 五目スープ

 今日は、給食委員会で残菜の減量化を目指して行っている、残菜の計量についてお伝えします。残菜の計量は、給食委員会の5年生と6年生が中心になって行っています。根岸小学校は、1学年2クラス(4年生は3クラス)で、先生を含めて450食くらいの給食を作っています。給食は、成長に必要な量が必要な分だけ発注されて作られているものなので、残菜として残ってくる給食があるとすれば、これは必要な栄養量がとれていないことになります。5月の末からスタートしましたが、1カ月経って「食べることに対する意欲」と「食べられたことに対する喜び」が大きく目立つようになりました。また、給食委員の5年生からは、「1年生は、体が小さいから食べられなくても仕方がないよ」というやさしい言葉が聞こえてきました。12月まで、残菜の計量を継続して行う予定です。

 

給食・食事 7月4日(火)の献立

沖縄そば ほきの磯香揚げ すいか

 今日は、ほきの磯香揚げに使われている、ほきについて紹介します。ほきは、日本近海では獲れませんが、ニュージーランドの近くで獲れる魚です。鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビやカニなどを主食にしている白身魚です。成魚は全長1mを軽く超え、体重は8㎏前後にまで成長します。ファーストフード店では、フィッシュバーガーなどに加工されるほきですが、今日の給食は青のりを衣にまぶした磯香揚げです。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。

給食・食事 7月3日(月)の献立

ガーリックライス 夏野菜のカレー ウインナーソテー ボイルキャベツ ピーチゼリー【独自献立】

 根岸小学校の皆さんが食べている今日の献立は、「根岸小学校独自献立」です。根岸小学校の給食室の大きな回転釜で、にんにくを細かく刻んで炊き込んだ「ガーリックライス」と、夏野菜をたっぷり使ったカレー。そして、血液の材料になる「鉄分」がたくさん含まれているウインナーソーセージを使った「ウインナーソテー」。肉や魚を食べたときは、絶対に組み合わせてほしい野菜として、キャベツを茹でて添えました。これからの暑い時季には、夏バテしてしまうことが多いので、なす・.トマト・ピーマンなどの夏野菜を進んで食べるようにしましょう。エネルギーの代謝が活発な今の時季には、にんにくなどが含まれたガーリックライスで、カレーをおいしくよく噛んで食べましょう。

給食・食事 6月30日(金)の献立

チーズパン チリコンカン 切り干し大根のサラダ

 今日は、チリコンカンについて紹介します。チリコンカンは、アメリカ南部のテキサス州の郷土料理です。牛ひき肉とたまねぎなどの野菜を炒め、豆やトマトなどと一緒に煮こんだ料理です。冷蔵庫がなかった時代に、鮮度が落ちた肉を保存する方法としてハーブや香辛料を加えて煮込んだのが始まりと言われています。チリコンカンは、ひき肉を使うのが一般的ですが、今日の給食では豚肉を使いました。また、川口市内の工場で生産された、川口産のほうれんそう入りウインナーが使われています。この川口市内の工場は、根岸小学校のすぐ近くにあるのが驚きです。

給食・食事 6月29日(木)の献立

ごはん メンチかつ 鋳物汁 ミニトマト

 今日は、川口市の郷土食の鋳物汁の紹介をします。みなさんの住む川口市は「鋳物の街」として全国に知られています。「鋳物」というのは、高温で溶かした金属を型に流し込んで固めて製品をつくります。大きな形でも複雑な形でも価格が安く作れるのでとても人気があり、今から70年くらい前には大勢の人が、鋳物工場が立ち並ぶ川口市で働くために集まってきていたそうです。あまりにも熱い溶鉱炉で働く人たちのために、カルシウムや鉄分が豊富な料理を食べてもらおうということで生まれた料理が鋳物汁です。そのころは、食べ物が豊富になかったので、具がほとんど入っていないみそ汁でしたが、煮干しの粉とごま油を入れて働く人たちのために栄養補給してもらいたいと考えられた料理です。

給食・食事 6月28日(水)の献立

ごはん スタミナ焼き肉 モロヘイヤスープ えだまめ

 今日は、スープの中に珍しい材料が使われています。始めて食べる人もいるのではないかと思います。今日は、モロヘイヤスープに使われている、モロヘイヤを紹介します。モロヘイヤはとても栄養価の高い野菜で、ここ数十年の健康食ブームで、急激に知られるようになりました。日本では、モロヘイヤを栽培するようになったのは、まだ最近の歴史の浅い野菜ですが、エジプトでは古くから栽培され、古代エジプトの王様が、モロヘイヤのスープで病気を治したと言われるほど、栄養のある野菜として親しまれてきました。モロヘイヤには、独特の粘り気があります。この粘りは、夏バテを防止する働きがあります。栄養たっぷりのモロヘイヤのスープをよく味わってみてください。

給食・食事 6月27日(火)の献立

わかめうどん みそポテト メロン

 今日は、みそポテトについて紹介します。みそポテトは茹でたりふかしたりしたじゃがいもを天ぷらにしたものに、甘めのみそだれをかけた埼玉県秩父地方の名物です。平地の少ない秩父地方では、古くから畑作が行われてきました。収穫したじゃがいものうち、小ぶりのものをいろりで焼いて、みそだれをぬって食べたのが、みそポテトの始まりと言われています。秩父地方の農家では、農作業の合間に「小昼飯(こじゅうはん)」を食べていました。小腹がすいた時に、食べた「小昼飯」というのは、おやつのことです。その「小昼飯」でよく食べられてきたのが、みそポテトです。みそだれに青のりやゆずをかけて、いろいろなみそポテトを楽しむことができます。

給食・食事 6月26日(月)の献立

梅あじごはん 白ごまつくね 大豆のふわふわ汁

 今日は梅あじごはんに使われている「うめ」の紹介をします。梅の花は、春告げ草と呼ばれることがある、春を代表する花です。梅の実は、ちょうど今の梅雨の時季に一番多く出回ります。梅あじごはんに使われている赤い梅の実は、赤い色をした赤じその葉で、梅の実を赤く染めています。このような梅の実を梅干しといいます。梅の実は、疲れをとってくれる成分が含まれているので、暑い日が続く今のような季節にはぴったりの食べ物です。

給食・食事 6月23日(金)の献立

揚げパン(グラニュー糖) 豆乳クリームスープ 冷凍みかん

 今日は、根岸小学校の給食室で、いつも皆さんの給食を作ってくれている調理員さんの紹介をします。調理員さんは全員で7人。いつもは6人か5人で交替で給食の仕事をしています。調理員さんの班長さんは飯塚調理員さん。もう、根岸小学校に10年以上も働いています。10年というと、4年生が生まれたころです。とてもやさしくて強く、明るくて責任感があります。他の調理員さんのチーフとして、みんなを引っ張る力があります。副班長さんは本田調理員さん。細かいことも丁寧に仕事ができるので、頼りがいがあります。輪島調理員さんは力持ち。大きな釜の中に根岸小学校の全員の給食の材料が入った時でも、筋肉モリモリでぐるりと釜をかき混ぜることができます。伊藤調理員さんは一生懸命、努力する人です。まだ、根岸小学校に来て1年なので、教えてもらうことが多い時は、メモを片手に仕事を覚えています。いつも皆さんの食べている、おいしい給食を作っている調理員さんに、感謝の気持ちでいただきましょう。

給食・食事 6月22日(木)の献立

ごはん マーボーどうふ フルーツカクテル

 今日は、マーボーどうふに使われている、豆腐について紹介します。豆腐は何から作られるか知っていますか?豆腐は大豆から作られます。大豆をよく洗って水に一晩漬けておき、大豆が十分に水を吸ったら、水を加えてミキサーですりつぶします。すりつぶした大豆を鍋にうつして、水を加えて煮ます。煮えたらこれを豆乳とおからに分けます。この豆乳に「にがり」を入れてかたまったら豆腐の出来上がりです。豆腐の作り方を最初に考えたのは、中国の昔の王様だと言われています。日本では、室町時代のころに広く食べられるようになった、歴史の古い食べ物です。皆さんのからだの成長に必要な、たんぱく質やカルシウムが豊富に含まれています。

給食・食事 6月21日(水)の給食

たこめし ゼリーフライ とうがんのみそ汁

 今日は、「たこめし」と「たこ」について紹介します。たこめしは、三重県の郷土料理で、生のたこを漬け込んでおいた漬け込み液と一緒にお米に炊き込んで作ります。たこめしは、漁師が釣ったたこを船の上でぶつ切りにして炊き込む「漁師めし」と言われています。たこの「た」は手、「こ」は生き物への愛称で、たこの英語名(オクトパス)は「8本足」の意味です。たこは、足が2本、手が8本あります。そして普通の心臓がひとつ、エラ心臓がふたつ、合計3つの心臓があります。その心臓から流れる血は青色。驚くことに、脳みそが9こあります。とても頭のいい生き物で、敵と戦う時は貝殻を武器として使ったり、盾のようにして使ったりするそうです。今日のたこめしは、ぶつ切りにしたたこをごぼうやにんじんと一緒に煮て、ごはんと炊き込んで作りました。

給食・食事 6月20日(火)の献立

ソース焼きうどん 深谷ねぎぎょうざ ゆずゼリー

 今日は、餃子に使われている、ながねぎについて紹介します。ながねぎは、土寄せをして白い部分が多くなるように育てられます。生で食べると辛みがありますが、煮込むととろりとした口当たりになります。ねぎは、大きく分けて、根元の白い部分を食べる根深ねぎと、葉の部分を食べる葉ねぎがあります。根深ねぎは、主に関東地方で食べられてきたねぎで、葉ねぎは関西地方で多く食べられています。今日のぎょうざに使われているねぎは、埼玉県の深谷市で採れた根深ねぎです。今日の献立は、鳩ヶ谷生まれの焼きうどんソースを使ったソース焼きうどんと、埼玉県産のねぎを使った餃子、埼玉県産のゆず果汁を使ったゆずゼリーで、地産地消を考えています。

給食・食事 6月19日(月)の献立

カレーライス いんげんのソテー

 毎年6月は「食育月間」です。みなさんは、「食育」という言葉を聞いたことがありますか?「食に関する正しい知識と、望ましい習慣を身につけるために行われる取り組みのことを「食育」といいます。日本中で食育について考えるきっかけを作るために、毎月19日は食育の日と決められました。今日は「食育月間」の食育の日です。食事の大切さについて考えながら、今日は大好物のカレーを感謝して食べましょう。

 

給食・食事 6月16日(金)の献立

米粉入り食パン ブルーベリージャム ハンバーグステーキ ヌードルスープ

 今日は、ヌードルスープに使われている、米粉めんについて紹介します。麺というと、小麦粉を使ったものが多く出回っていますが、今日のスープには、小麦粉の代わりにお米の粉を使って作った「米粉めん」が使われています。炊き立てのお米のように白くてつやのある見た目と、つるりとした食感が楽しめるうどんのようなお米のめんです。私たち日本人の食生活は洋風化しているため、ごはんを食べるよりパンやパスタなどを好む傾向にあります。そのため、お米を主食のごはんとして食べるだけではなく、米粉を使ったパン・デザート・麺などで、お米を食べる機会を増やすようにしましょう。

給食・食事 6月15日(木)の献立

えびピラフ チキンナゲット ミネストローネ パインアップル

 今日は、ミネストローネの紹介をします。ミネストローネは、「具だくさんのスープ」という意味で、イタリアで生まれた野菜スープです。イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々で、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理といった趣きがあります。たまねぎ・じゃがいも・にんじん・セロリーなどの野菜にベーコンやマカロニなどのパスタを使って、煮込んだスープです。今日のミネストローネには、アルファベットの形の小さいマカロニが入っています。マカロニのローマ字は、何の文字が入っているか、探してみるのも楽しいですね。

給食・食事 6月14日(水)の献立

ごはん あじのなんばんづけ 豚汁

 今日は、あじのなんばんづけについて紹介します。あじは、一年中出回っていますが、5月~7月に旬を迎えておいしくなる魚です。「あじ」という名前は、味が良いことに由来してつけられた名前だと言われています。スマートで魚らしい体系と、体の両側に沿って「ぜいご」と呼ばれる堅いとげのようなうろこを持っているのが特徴です。日本全国で獲れる魚で、日本近海には50種類以上ものあじが生息しています。今日の給食は、あじをなんばんづけにしました。なんばんづけは、肉や魚のから揚げにねぎやとうがらしの入った甘酢をからめた料理のことを言います。

給食・食事 6月13日(火)の献立

五目ラーメン にんじんしゅうまい すいか

 今日は、にんじんを使ったしゅうまいです。使われているにんじんは、埼玉県で収穫されたものです。地元で生産された野菜を地元で食べることを「地産地消」といいます。地産地消というのは、地域で生産された農林水産物をその地域で消費することによって、食べる人とつくる人の距離を縮めようとするものです。今月の献立は、埼玉県産の食品をつかった献立がたくさん登場します。6日のしゃくし菜まん、今日のしゅうまいのにんじん、16日のブルーベリージャム、20日のぎょうざのねぎ、29日のメンチカツに使われているキャベツ、30日のチリコンカンのウインナーなどです。今月の給食は、彩の国ふるさと学校給食月間にちなんで、地産地消を考える献立になっています。

給食・食事 6月12日(月)の献立

ごはん ねぎ塩ダレから揚げ トック

 今日は、トックについて紹介します。トックはうるち米で作った朝鮮半島の餅、あるいはもち菓子のことです。うるち米というのは、皆さんがいつもごはんとして食べているお米のことです。うるち米で作ったトックは、お餅のように伸びず、煮崩れません。歯切れがよく、煮込み料理や鍋料理に加えても煮崩れません。円柱状に伸ばしたものを斜めに薄くスライスしたものや、細長い円柱状のものが袋に詰められて売られています。今日の給食は、薄くスライスしたトックを使って、キャベツや鶏肉を入れた中華風のおぞうに風スープです。

 

給食・食事 6月9日(金)の献立

バターロールコッペ型(スライス) フランクフルトソーセージ ラタトゥイユ 野菜スープ

 今日は、ラタトゥイユについて紹介します。ラタトゥイユは南フランスの料理です。野菜の煮込み料理のことで、たまねぎ・なす・ピーマン・ズッキーニ・トマトなどの夏野菜を使うというのが特徴です。トマト味のさっぱりした酸味で、食欲の出ない暑い夏でも野菜がおいしく食べられます。今日の給食のコッペパンには、切り込みが入っています。フランクフルトとラタトゥイユをコッペパンの切り込みに挟んだり、ラタトゥイユをソースにしてつけたり、食べ方を楽しみながら、さっぱり味のホットドックをおいしく食べてください。

給食・食事 6月8日(木)の献立

 

鉄骨いなりちらし すまし汁

 6月と11月は、「彩の国ふるさと学校給食月間」です。この期間は、地元で採れた食材料を取り入れた給食や郷土食に関する理解を深めようとするものです。今日の給食は、私達の住む川口市の郷土食「鉄骨いなりちらし」です。鉄骨いなりちらしは埼玉B級ご当地グルメ王座決定戦でグランプリを受賞した「鉄骨いなり」を給食用にアレンジした献立です。かつての川口市は、鋳物業が盛んに行われていました。「鉄骨いなり」は、鋳物の原料である鉄をイメージして、ごま・ひじき・桜えびなどの鉄分が豊富に含まれる食材料を使っています。

 

給食・食事 6月7日(水)の献立

ごはん かつおの立田揚げ カミカミきんぴら 呉汁(枝豆)

 6月4日から6月10日までの1週間は、「歯と口の健康週間」です。むし歯の予防や治療はしていますか?普段から、毎日の歯磨きをきちんとしていますか?歯は一生使う大切なものです。食べ物をいつもおいしく食べることができるように、歯を大切にしましょう。むし歯予防の1番のポイントは、歯磨きです。歯磨きで、歯を溶かす歯垢を取り除いて、よくすすぎましょう。また、食べ物をよく噛んで食べると唾液が出て、唾液が口の中の歯垢を掃除してくれるので、よく噛んで食べるようにしましょう。今日の給食は、「歯と口の健康週間」にちなんで、硬いものをよく噛んで食べることができるように、硬いごぼうやするめいかを使ったカミカミきんぴらです。よく噛んで食べましょう。

 

給食・食事 6月6日(火)の献立

塩バターラーメン しゃくし菜まん 冷凍みかん

 今日は、しゃくし菜まんに使われている、しゃくし菜について紹介します。しゃくし菜は、明治時代に中国から伝わり、秩父地方では古くから栽培している伝統野菜のひとつです。しゃくし菜の葉っぱの形が、ごはんのしゃもじの形に似ているところから「しゃくし菜」と呼ばれています。秩父地方は冬の寒さが厳しいため、しゃくし菜を漬け物にして冬を越すための保存食として食べてきました。古くから伝わる秩父地方の郷土食です。今日は、しゃくし菜漬けを使ったおまんじゅうです。

給食・食事 6月5日(月)の献立

ちくわとごぼうのごまだれ丼 なすのみそ汁

 今日は、なすのみそ汁に使われている、なすについて紹介します。日本では古くから栽培されている野菜で、その土地ならではの伝統品種が多く、日本には70種類ほどあります。その土地独特のなすについては、山形県で作られている2㎝くらいの民田なすは、江戸時代から続く伝統品種で、辛子漬けなどによく使われています。京都で栽培される加茂なすは、直径20~15㎝、重さ300gにもなる丸なすで、田楽や煮物などに使われます。大阪の泉州では、大きな卵の形をした水なすが栽培され、よく知られています。今日のみそ汁は、なすの皮に含まれる「ナスニン」というからだに有効な栄養成分を無駄なく摂ることができるように、皮ごと使われています。

 

給食・食事 6月2日(金)の献立

メロンパン ほきのバジル揚げ レタスとトマトのスープ

 今日は、ほきのバジル揚げに使われている、ほきについて紹介します。ほきは、水深200~600mに住む深海魚です。日本近海では獲れませんが、鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビやカニなどを主食にしている白身魚です。成魚は全長1mを軽く超え、体重は8㎏前後にまで成長します。ファーストフード店では、フィッシュバーガーなどに加工される「ほき」を、バジルというさわやかな香りを持つハーブを衣にまぶして揚げました。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。

給食・食事 6月1日(木)の献立

豚丼 みそ汁 ライチゼリー

 今日は、ライチゼリーのライチについて紹介します。ライチは、ごつごつした赤茶色の固い皮をむくと、外見からは想像できないほどのなめらかな白いプルンとした果肉が現れます。その食感や香りの高さから、果物の女王とも呼ばれるライチですが、食べたことはありますか?中国が原産の果物で、世界三大美女ともいわれていた楊貴妃が好んでいたため、玄宗皇帝は楊貴妃のために、数千里の長い距離を運ばせたと伝えられています。今日は、ライチそっくりな味と食感のゼリーです。よく味わってみてください。

給食・食事 5月31日(水)の献立

キムタクごはん 春巻 春雨スープ

 今日は、キムタクごはんの紹介をします。キムタクの「キム」は白菜のキムチ、「タク」はたくわんのことです。長野県塩尻市の学校給食で、考えられたメニューです。長野県は伝統的に漬け物文化が発達した地域でありながら、子どもたちの漬け物離れが進んでいました。そこで、子どもたちに漬け物をおいしく食べてもらいたいという思いから、栄養士が考え出して生まれたメニューです。ベーコンとキムチ、たくわんを炒めて、炊き立てのごはんに混ぜて作ります。今日の給食では、ベーコンの代わりに豚肉が使われています。キムチとたくわんの食感がごはんとぴったり合ったメニューです。

給食・食事 5月30日(火)の献立

 

わかめごはん えびの天ぷら 河内ばんかん

 今日は、「生活習慣病」について紹介します。生活習慣病というのは、食事・運動・休養・お酒やたばこなどの生活習慣が、原因となって起こる病気のことを言います。例えば、運動をあまりしないで、エネルギー量の高いものをいつも好んで食べている場合、高脂血症や糖尿病になるかもしれません。たばこをいつも吸う人が、野菜をあまり食べないで、肉や魚ばかりを好んで食べている場合、大腸がんや肺がんになるかもしれません。このような生活習慣が原因で、高脂血症・糖尿病・大腸がん・肺がんなどの生活習慣病となることがないように、規則正しい生活習慣を心がけてほしいと思います。今日の献立は、わかめうどんです。わかめは、生活習慣病の予防に関する食品の代表とも言えます。鉄分・カルシウム・食物繊維・ビタミン・免疫力を高めるß-カロテンが豊富に含まれます。積極的に食べたい食品です。

給食・食事 5月26日(金)の献立

 

揚げパン(グラニュー糖) ミートボールのトマトソース 冷凍みかん 

1年生が入学した4月から、5月に入って2か月が経ちました。1年生は、根岸小学校の給食をよく噛んで、おいしく食べることができていますか?今日は、1年生だけでなく、全学年に守ってほしい、給食時間の約束についてです。 

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①  給食の準備の前には、手をきれいに洗って消毒していますか?

② 給食当番は、協力して配膳していますか?

③ クラスの皆さんは、出歩いたりすることなく静かに配膳を待っていますか?

④ 給食当番は、いつもきちんとエプロンをつけていますか?

⑤ ごはんは左手側、みそ汁やスープは右手側、魚や肉などの主菜はその間に置いて、野菜のあえ物などの副菜がある時は、その手前か奥に置きます。ハンバーグなどの洋風の料理の時は、副菜は奥です。煮魚などの和食の場合には、副菜は手前に置きます。

⑥ 給食時間は、放送をしっかりと聞くようにしてください。

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今日は、新献立のミートボールのトマトスープ煮と、皆さんの大好物の揚げパンです。今日の給食もモリモリ食べて、明日の運動会もがんばりましょう。

給食・食事 5月25日(木)の献立

ごはん かつおのたまねぎソースかけ 豚汁

 今日は、かつおのたまねぎソースかけに使われている、かつおについて紹介します。かつおは、1年に旬が2回ある珍しい魚です。3月から5月ごろに獲れるかつおは「初がつお」と言い、春に旬を迎えます。初がつおは、あぶらはあまりのっていませんが、あっさりとした味わいで色合いが赤く、透明感があります。また、9月から11月ごろにかけて獲れるかつおは「戻りがつお」と言います。戻りがつおは、初がつおに比べると、脂質の量が10倍以上あります。あぶらがしっかりとのっているので、刺身として食べると濃厚な味わいが楽しめます。かつおに含まれているあぶらは、DHAのドコサヘキサエン酸・EPAのイコサペンタエン酸などの不飽和脂肪酸なので、脳の働きを活性化させ、血液をサラサラにしてくれる効果があります。

給食・食事 5月24日(水)の献立

カレーライス アスパラガスのソテー

 今日は、カレーライスのごはんについて紹介します。カレーライスと一緒に皆さんが食べているごはんは、麦ごはんです。麦ごはんは、大麦という麦をお米と一緒に入れて炊き込んでいます。大麦は、ビタミンB₁や食物繊維が多く含まれています。白いごはんの20倍もの量の食物繊維が含まれていて、お腹の調子を整えたり、血液の流れをよくしてくれる働きがあります。白いお米は、モチモチした食感がありますが、大麦はプチプチとした食感があります。おいしいカレーと一緒に、よく味わって食べてください。

給食・食事 5月23日(火)の献立

五目ラーメン ポークしゅうまい メロン

 今日は、メロンの紹介をします。メロンは、果肉の色によって「赤肉系」、「青肉系」、「白肉系」に分けられます。赤肉は、夕張メロンやクインシーメロンがよく知られていて、青肉ではアールスメロンやアンデスメロンが有名です。白肉にはホームランメロンなどがあります。4月から9月頃が旬で、おいしいメロンがたくさん出回っています。表面の網目の有無によって、ネット系・ノーネット系に分けられます。この網目模様は、メロンの果肉が皮より大きくなろうとしてひび割れ、ひび割れたところにできたコック層がネットになります。メロンは、追熟すると甘みが増すので、冷蔵庫ではなく常温で保存し、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れるのが、一番おいしい食べ方です。

給食・食事 5月22日(月)の献立

ジャンバラヤ チキンナゲット マカロニのクリームスープ

 今日は、ジャンバラヤについて紹介します。ジャンバラヤは、アメリカ南部のルイジアナ州で生まれた炊き込みごはんです。肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、ケイジャンスパイスやチリペッパーなどの香辛料を使って炊き上げ、ピリッと刺激的な味わいに仕上げます。スペイン料理のパエリアに起源があると言われ、スペイン人によって伝えられましたが、ジャンバラヤは、作る人の数だけいろいろなレシピがあります。大きな鍋を使って大人数で食べることが多く、屋外パーティの主役として食べられている、焼きそばやお好み焼きのように、たくさんの人に好まれている料理です。

 

給食・食事 5月19日(金)の献立

 

子供パン ポークのブラウンソース煮 こふきいも ソーセージとキャベツのスープ

 今日は、こふきいもに使われているじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、南アメリカの高さ4000m近いアンデス山脈が原産地で、寒くて乾燥した厳しい環境の中で育つ作物です。なす科の植物で、トマト・ピーマン・なすなどと同じ種類の仲間です。わたしたちが食べているのは、じゃがいもの茎の部分です。土の中で、大きく丸くなったじゃがいもの茎を食べています。主成分はでんぷんで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。加熱などで壊れにくいビタミンCも豊富なことから、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。日本での代表的な品種は、男爵芋やキタアカリ、そして煮崩れしにくいメークインなどがあり、じゃがいもの特徴に合わせて調理します。じゃがいもの芽や緑色の部分には、「ソラニン」という成分が含まれ、食べると頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。しっかり取り除いて食べましょう。

給食・食事 5月18日(木)の献立

 

とり五目ごはん ほっけの立田揚げ 厚揚げのみそ汁

 今日は、ほっけの立田揚げに使われている、ほっけの紹介をします。「ほっけ」という字を漢字で書くと、「魚へんに花」と書きます。これは、「海の表層に群れる幼魚が、美しい青緑色をして花のようだから」とも、「産卵期の雄がコバルト色になり、鮮やかな唐草模様が見られるから」ともいわれています。北海道では、全国で獲れるほっけの99%を水揚げしていますが、新潟県から北日本海側に多く分布し、水深100mほどの大陸棚に生息しています。0歳の4~16㎝のころを「アオボッケ」、18~22㎝のころを「ロウソクボッケ」、1歳半くらいになったものを「ハルボッケ」、成魚になったものは「ネボッケ」といいます。おいしくて値段が安い旬の時期は、5月から7月です。今日は、今が旬のほっけを使った立田揚げです。

給食・食事 5月17日(水)の献立

そぼろごはん けんちん汁 甘夏今日は、甘夏について紹介します。  

 甘夏は3月から5月頃に旬を迎えるみかんの仲間で、さわやかな甘さと、かすかな苦味が特徴です。今から80年以上前に大分県の農園で生まれました。甘夏の独特の苦みは、さわやかな初夏の果物として、根強い人気があります。体の調子を整えてくれるビタミンCや疲れを回復してくれるクエン酸がたくさん含れています。また、皮の部分は固くて厚いですが、砂糖と一緒に煮込むと、マーマレードやジャムとしておいしく食べることができます。

給食・食事 5月16日(火)の献立

親子うどん ささかまぼこの磯辺揚げ お茶プリン

 今日は、お茶プリンに使われている、お茶ついて紹介します。4月から5月頃は、お茶の新芽の茶摘みの時季です。桜の花が咲くころに、お茶の新芽が芽吹き始め、それから約35日後には、摘み取れるまでに成長します。摘み取った茶葉は、直ぐに蒸して揉んだ後、乾燥させて緑茶に加工します。一年の間、土づくりやお茶の樹の管理をして、この時期を待ちに待ったお茶農家は、寝るのも忘れてお茶づくりに精を出す、一年で最も活気のある時期です。今の時期に摘んだお茶は「一番茶」、6月から7月ころに、一番茶を摘んだ部分から伸びてきた、次の芽を収穫して作るお茶を「二番茶」と言います。7月下旬には「三番茶」が摘み取られ、お茶畑は休みに入ります。香り高い、風味のある、おいしいお茶が摘み取られる今の時期に、埼玉県産のお茶を使ったプリンです。お茶の風味を味わってください。

給食・食事 5月15日(月)の献立

ごはん 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、四川どうふについて紹介します。四川という名前は、中国の四川という場所の名前です。四川という場所は、冬の寒さが厳しい場所で、からだを温めるために辛いものを食べるのだそうです。四川は山に囲まれた場所にあり、新鮮な材料が手に入りづらいということもあり、貯蔵を考えた漬け物や唐辛子・ねぎ・にんにくなどを使った、刺激のある料理がよく作られます。マーボーどうふ・担々麺・回鍋肉などの、辛みを効かせた四川料理は有名です。今日の四川どうふは、辛みを控えめにして作りました。

給食・食事 5月12日(金)の献立

フラワーロール えびとアスパラガスのグラタン 野菜スープ

 今日は、えびとアスパラガスのグラタンに使われている、アスパラガスについて紹介します。アスパラガスは地上に伸びてくる新芽の茎をな食用とします。グリーンアスパラガスは、芽が出るままにし、日光に当てるので葉緑素がたくさん作られて、カロテンどが豊富に含まれますが、ホワイトアスパラガスは芽が出る春先に土を盛り、日に当てずに伸ばすため、食感が柔らかく、甘みがあるのが特徴です。涼しいところを好み、寒い時季には、九州から長野県・東北地方・北海道へと秋まで収穫が続きます。生産量は、北海道が群を抜いてトップです。春先から初夏にかけて出回る、露地栽培のアスパラガスが一番おいしく食べられる旬の時季です。今日は、旬のアスパラガスを使ったグランです。

給食・食事 5月11日(木)の献立

わかめごはん とりのから揚げ キャベツのみそ汁

 今日は、とりのから揚げに使われている、鶏肉について紹介します。鶏肉というと、一般的に鶏の肉のことを言います。昨日の鶏肉で説明したように、鶏肉として利用することを目的にした鶏は、「ブロイラー」といいます。短期間でたくさんの鶏が育つように改良されているブロイラーは、ほとんど動かず、えさをたっぷりと与えられて育つため、生まれてから50日ほどで、肉質の柔らかい、食べられる大きさの鶏肉に育ちます。日本で流通されている鶏は、「ブロイラー」・「地鶏」・「銘柄鶏」の3つに分かれますが、ブロイラーが圧倒的に多く、90%を占めています。また、有名な地鶏には、「名古屋コーチン」・「薩摩鶏」・「比内鶏」などがあり、ブロイラーと比較すると弾力のある食感です。今日のとりのから揚げは、ブロイラーが使われています。

給食・食事 5月10日(水)の献立

ごはん 肉野菜炒め かきたま汁

 今日は、かきたま汁に使われている、たまごについて紹介します。かきたま汁に使われているたまごは、鶏から生まれたたまごです。鶏には、たまごを採ることを目的にした「レイヤー」と、とり肉として利用することを目的にした「ブロイラー」があります。たまごを採るレイヤーは、たくさんのたまごを生むように育てられているのですが、毎日、産めるわけではなく、一回産むと、約1日くらいかかって、次のたまごを産み落とします。レイヤーは、一年間に最大で365個くらいのたまごを産みます。今日は、片栗粉でとろみをつけたスープに、溶いたたまごをゆっくり流し込んでつくったかきたま汁です。

給食・食事 5月9日(火)の献立

もやしラーメン かじきとポテトのごまあえ

 今日は、かじきとポテトのごま和えに使われている、ごまの紹介をします。ごまは、表面の皮の色によって、白・黒・金の大きく3種類に分けられます。世界には、色や形、大きさなどが異なる、約3000種類ものごまがあると言われています。若干、含まれる量の違いはありますが、栄養成分の約50%は、脂質が含まれます。古くから栽培され、「不老長寿の薬」とまで言われたほどに栄養価が高い食品です。茎の下から上へと花が咲き、同じように順にオクラのような形の「さや」をつけます。さやが褐色になって、下のさやがはじけ始めたら、根元からはさみで切り取ります。収穫した株を束ねて乾燥させると、乾燥中にさやからパラパラと落ちるのがごまです。今日は、白ごまを使っています。かじきとじゃがいもを揚げて、ごまで和えました。

給食・食事 5月8日(月)の献立

カレーピラフ いかナゲット ジュリエーヌスープ

 今日は、いかナゲットに使われている、いかについて紹介します。日本人が大好きな魚介のひとつと言ってもいいほど、よく食べられている「いか」ですが、日本で食べられているいかの種類はたくさんあります。「するめいか」は、お刺身で食べることが多い種類のいかで、漁獲高が一番多く、たくさんの人に好まれています。するめいかの他にも、ヤリイカ・アオリイカ・ホタルイカ・コウイカなど、140種類以上のいかが、刺身で食べるほかにも、揚げたり焼いたり煮たりして、食べられています。地を這わずに水中に浮いて、胴と頭の間から水を吸い込み、口から吐き出すことで、驚くほどの速さで高速移動をします。また、いろいろな用途で体の色を変えることができ、ピカピカと点滅を繰り返すことができる、驚きの生態の持ち主です。今日は、いかと白身魚のたちうおをすり身にして揚げた、いかナゲットです。

給食・食事 5月2日(火)の献立

焼きそば ぎょうざ もものゼリー

 今日は、ピーチゼリーに使われている桃について紹介します。桃が一番おいしい時季は、6月から9月ごろです。山梨県や福島県、長野県で多く生産されていて、この3県で国内の生産量の6割を占めています。桃の原産地は中国で、日本では弥生時代の遺跡から桃の種が見つかっています。中国では、桃を食べた仙人が不老不死になったとも言われているため、日本でも鬼を恐れさせるということで、これが昔話の「ももたろう」につながったという説もあります。今日は、5月5日のこどもの日の男児の節句にちなんで「鬼を恐れさせる」という、力強く縁起のいい桃をつかったゼリーです。

給食・食事 5月1日(月)の献立

ひじきごはん すまし汁 かしわもち

 今日は、わかたけ汁に使用されている、わかめの紹介をします。わかめは日本の沿岸ならどこでもある、日本近海の特産海藻です。深さ3~6mのやや深い海の中の岩の上に付着しています。冬から春にかけて成長し、2月から5月頃に採集されます。採れたばかりのわかめは、茶色い色をしています。これを茹でると緑色のわかめになります。生わかめは日持ちしないので、塩蔵わかめやカットわかめなどに加工されて流通されています。今日のわかたけ汁は、カットわかめと春に旬の迎えたたけのこ、よろい兜の形をしたかまぼこを使用しています。こどもの日の行事食です。

給食・食事 4月28日(金)の献立

子供パン ホワイトフィッシュ キャベツのソテー ポークビーンズ

 今日は、ポークビーンズの紹介をします。ポトフは豚肉と豆を主な材料としたトマト味の煮込み料理で、アメリカの代表的な家庭料理です。アメリカでは、豚肉の代わりにベーコンが使われることも多く、また、缶詰のポークビーンズがよく食べられています。缶詰の定番として認められているのだそうです。アメリカのポークビーンズは、白いんげん豆を使うことが多いのですが、今日の給食のポークビーンズは、黄大豆という種類の国産の大豆を使っています。長時間コトコト煮込んで、トマトの味をじゃがいもやたまねぎなどの野菜と豚肉にしっかりとしみ込ませています。

給食・食事 4月27日(木)の献立

ごはん マーボーどうふ ポークしゅうまい 河内ばんかん

 今日は、河内ばんかんについて紹介します。河内ばんかんは、初夏から夏にかけて収穫できる、黄色くて大きな柑橘類です。見た目や大きさはグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツのような苦みは少なく、さっぱりとした甘みがあるのが特徴です。熊本県の河内町で発見されたので、発見された場所の名前と、収穫時期が春先以降なので、「晩成の柑橘」であることから、河内ばんかんと名前がつけられました。河内ばんかんは、ぶんたんの「偶発実生」です。「偶発実生」というのは、自然に落ちた種や捨てられた種から、親の種を超える「種がない、甘みがある」などの特性をもつ品種のことを言います。今日は、河内ばんかんのさっぱりとした甘みを味わってください。

給食・食事 4月26日(水)の献立

春のちらしずし すまし汁

 今日は、春のちらし寿司に使われている、ふきの紹介をします。ふきは、日本が原産の野菜です。平安時代から野菜として栽培されていたと言われています。地上には、花の芽と葉が出ていますが、地下の茎から出てきた、タンポポのような、花だけをつける茎の部分にあたります。春一番に出てくる花のつぼみは、ふきのとうです。ふきのとうは、天ぷらにしたり、ふきのとうみそにして食べます。ふきは、春から初夏にかけて、旬をむかえます。愛知県の生産量が多く、「愛知早生」という品種が広く栽培されています。独特の香りがあり、灰汁が強いので下茹でする必要があります。今日は、旬を迎えたふきを使ったちらし寿司です。

 

給食・食事 4月25日(火)の献立

黒パン ポテトのミートソースかけ フルーツカクテル

 今日は、ポテトのミートソースかけに使われている、トマトの紹介をします。イタリアには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、「トマトを食べると病気にならない」という意味です。トマトは、はじめは観賞用の植物でした。「ベラドンナ」という毒のある植物とトマトが似ていたからです。しばらくして、トマトを食べてみる者たちが現れました。さらに、改良して甘みのある食べやすいトマトを作り出していきました。トマトには、リコピンという赤い色のもとになる成分が含まれています。リコピンには、いろいろな病気からからだを守ってくれる働きがあり、今日のミートソースかけのように、煮て食べるトマトはそのパワーが倍増します。

給食・食事 4月24日の献立

たけのこごはん 豚汁

 今日は、たけのこごはんに使われている、たけのこについて紹介ます。4月~5月ころになると、竹の地下にある茎の部分から、若い芽が地面に出てきます。この若い芽は、一日に数十センチのびるほど成長が早く、そのまま成長していくと、竹になります。たけのこの成長の早さは次第に増して、10日目ころには1mを超えるものもあります。地面に出てきたたけのこの若い芽は硬いので、土の中から掘り起こします。掘り起こしたたけのこは、時間が経と硬くなり、味も悪くなってしまうので、新鮮なうちに下茹でして保存します。今日は、春の味覚の代表ともいえるたけのこを使ったごはんです。

給食・食事 4月21日(金)の献立

 

ツイストパン ほきのバジル揚げ ベーコンスープ お祝いゼリー

 新学期の給食が始まって1週間が経ちましたが、給食の時間は、新しいクラスの仲間と協力して準備していますか?手指はきれいに洗って、消毒してから給食を食べていますか?新しいクラスでの給食時間は、慣れないことが多いかと思いますが、ひとりひとりができることを進んで協力しましょう。

 今日は、入学した1年生と進級した2年生から6年生の皆さんのお祝い献立です。「ほき」という白身の魚をバジルというハーブで風味をつけて揚げた「ほきのバジル揚げ」、いつも人気の「ベーコンスープ」といちごの「お祝いゼリー」です。いちごのゼリーの上に、桜の花びらの形にクリームがトッピングされています。

給食・食事 4月20日(木)の献立

チキンライス ボイルウインナー 豆乳クリームスープ

 今日は、ボイルウィンナーのウィンナーソーセージの歴史について紹介します。今から20万年前、ヒトは動物を捕まえて、その肉を焼いて食べていました。その後、ヨーロッパではギリシャ時代からヤギの胃袋に詰めたソーセージの原型が作られるようになり、保存食として食べていました。そして、動物の腸などにひき肉を詰めた加工品が、燻製の技術や香辛料の流通により、冬の間のおいしい保存食として作られるようになり、世界に定着していきました。日本へは、江戸時代に持ち込まれましたが、当時はあまり人気がなく、第2次世界大戦後に肉や魚を使ったソーセージが作られるようになりました。現在では、私たちの生活に定着して、手軽に食べることができる食品となり、あらびきウインナーやフランクフルトなど様々な種類の製品が開発されています。

 

給食・食事 4月19日(水)の献立

豚丼 みそ汁 清見オレンジ

 今日は、豚丼に使われている豚肉について紹介します。豚肉の豚は、野生のイノシシを家畜として飼育するようになり、牙がなくなり、だんだんと今の豚のようになったのが始まりです。縄文時代に、家畜として飼育していたイノシシの骨の遺跡が残っています。このイノシシが、数千年もかけて今の豚になったのだそうです。世界の飼育数は中国が圧倒的に多く、2位のアメリカの5倍以上の飼育数です。また、国内で豚肉の消費量が多い沖縄県では、肉のことを「しし」といいますが、「しし」と言えば豚肉を指します。豚は「鳴き声以外はすべて食べる」と言われ、皮から内臓まで丸ごと大切に食べつくすのだそうです。今日は、豚肉とたまねぎ・糸こんにゃくを使って豚丼にしました。豚肉には、からだの疲れをとる栄養が含まれています。ごはんと一緒によく噛んで食べてください。

給食・食事 4月18日(火)の献立

カレーライス もやしのソテー

 今日は、もやしのソテーに使われている、もやしの紹介をします。もやしは、豆から出た芽の部分です。中国やミャンマーなどで生産された緑豆を使った「緑豆もやし」は、国内では9割の流通量を占め、やや太めで癖のない味です。ミャンマーやタイで生産されたブラックマッペという豆を使った「ブラックマッペもやし」は、やや細めでしっかりとした食感が好まれています。アメリカやカナダ、中国などで生産された大豆を使った「大豆もやし」は、豆がついたままで食べる独特な食感が人気です。たんぱく質が含まれるという、豆特有の栄養素をもちながら、発芽の時にビタミンCが生産される贅沢な野菜です。今日の給食に使われているもやしは、緑豆もやしです。

給食・食事 4月17日(月)の献立

はちみつパン ハンバーグデミグラスソース こふきいも 野菜スープ

 今日は、こふきいもに使われている、じゃがいもについて紹介します。じゃがいもは「おもにエネルギーのもとになる食品」に分類されます。食べ過ぎると太ってしまうイメージがありますが、いらないものを体の外に出してくれる「食物繊維」を含んでいるため、太りすぎを防いでくれます。また、表面の芽や緑色になった部分には、「ソラニン」という物質が含まれています。食べると腹痛や頭痛などの症状が出るので、料理をする時は、きれいに取り除いて食べるようにしましょう。春にとれる野菜やいも類は、「新じゃがいも」「春キャベツ」「新たまねぎ」というように、名前に「春」や「新」という言葉がつきます。これらは、みずみずしくて柔らかく、甘味があるという特長があります。今月の給食には、新じゃがいもを使った献立がたくさん出るので、探してみてください。

 

給食・食事 4月14日(金)の献立

 

バターロール とりのから揚げ ミニトマト ヌードルスープ

 今日から1年生の給食が始まりました。1年生の皆さんは、クラス全員で協力して給食の準備をするようにしましょう。2年生から6年生の皆さんは、1年生のお手本となるような、給食時間を過ごしましょう。給食時間の放送では、給食委員がその日の献立名と使われている食品がからだの中でどんな働きをするかを説明します。また、根岸小学校の栄養士がその日の献立の内容と、栄養の話・食べ物の歴史や使われている食品についての紹介をします。給食時間の放送は、毎日よく聞くようにしてください。そして、家に帰ったら家族に、今日の給食の話をしてください。1年生給食スタートの今日は、皆さんの大好物のとりのから揚げです。

給食・食事 4月13日(木)の献立

 

茶めし ツナポテトコロッケ ボイルキャベツ たまねぎのみそ汁

 今日は、ツナポテトコロッケに添えられている、キャベツについて紹介します。キャベツは、「アブラナ科」という種類の植物です。皆さんのよく知っている、菜の花・ブロッコリー・カリフラワー・小松菜などと同じ種類の野菜です。キャベツの花も、菜の花とよく似ている黄色の花が咲きます。キャベツには、病気に対する抵抗力のもとになるビタミンCが含まれていますが、ビタミンCの他にビタミンUという成分が含まれています。ビタミンUは、胃の薬にも使われる成分です。ヨーロッパでは、古い時代からキャベツを利用しています。古代ギリシャの時代には、薬として利用されていたという記録があります。今日は、キャベツを茹でてコロッケに添えました。

給食・食事 4月12日(水)の給食

 

ごはん スタミナ焼き肉 トック ぶどうゼリー

 今日から、令和5年度の給食の始まりです。給食初日の今日は、とても大切な話をします。

 いつも給食の時間を楽しみにしていますか?給食は自分の食べられる量を残さないように食べていますか?昨夜は早く寝て、きちんと朝ごはんを食べてきましたか?給食の時間に必要なナフキン、おはし、歯ブラシなどの忘れ物はありませんか?給食当番は、手をきれいに洗って消毒し、きれいなエプロンと帽子を身に着けて協力して行うことができましたか?今、質問したことは、給食の時間に守ってほしい「根岸小学校給食の約束」です。

  給食には、皆さんのからだの成長に必要な栄養が含まれています。健康な毎日を過ごせるように、朝ごはんをしっかり食べて、給食は自分の食べられる量を残さないように食べることができるようにしましょう。

 今日の給食は、スタミナ焼き肉・トック・ぶどうゼリーです。豚肉とにらやねぎは、からだにスタミナをつけてくれる働きがあります。令和5年度も、根岸小学校のおいしい給食の時間を楽しみにしてください。

 

 

給食・食事 3月17日(金)の献立

バターロール 牛乳 煮込みハンバーグ 野菜スープ お祝いクレープ

 今日は、今年度最後の給食です。この一年間、皆さんは給食の時間をどのように過ごしましたか?次の6つのことができたか、振り返ってみましょう。

1      食事の前には手を洗い、消毒することができましたか?

2      給食当番は、協力して行うことができましたか?

3      感謝の気持ちをもって、「いただきます」「ごちそうさま」を言うことができましたか?

4      食事中に人の嫌がる話をしたり、口の中に食べ物をいっぱいにして話したりすることなく、よく噛んで食べることができましたか?

5      苦手なものでもひとくちは食べることができましたか?    

6      自分の食べる量を考えて、盛り付けた量を残さず食べることができましたか?

   ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡

 できなかったことは、新年度にはできるようにしましょう。新しい学年になっても、よく噛んでおいしく給食を食べるようにしましょう。

給食・食事 3月16日(木)の献立

赤飯 ごま塩 牛乳 和風とり塩から揚げ けんちん汁

 今年度の給食は、明日で終わりです。そして、6年生も卒業間近です。今日の給食は、皆さんがこの一年間、たくさんのことに頑張って力を出し切ることができたこと。そして、6年生の卒業をお祝いするための、お祝いの行事食になっています。赤飯は、お米に豆の赤い色をつけたごはんで、昔は、赤い色には悪いことを追い払う力があると考えられていたので、おめでたいことやお祝いの時に使われていました。この一年間を頑張れたお祝いの赤飯です。お祝いの時には食べたいというリクエストの多い、鶏のから揚げとの組み合わせです。

給食・食事 3月15日(水)の献立

ぼうふうごはん 牛乳 ぶりの甘辛煮 かきたま汁

 今日は、ぼうふうごはんに使われている、ぼうふうの紹介をします。ぼうふうは、川口市の特産品として知られています。川口市木曽呂地区は、大量の生産量を誇ります。高級料亭などで、さしみのつまに使われている他、酢の物やごま和え、かき揚げ、お浸し、みそ汁などにしても、香りが高く、さっぱりとした味が楽しめます。もともとは、江戸時代中期に茨城県鹿島地方の海岸で自生していた種を持ち帰り、栽培を始めたと言われています。普段はお店で売られることはほとんどありません。ぼうふうごはんの中の緑の葉、赤い茎がぼうふうです。味と香りを楽しんで食べてください。

給食・食事 3月14日(火)の献立

みそラーメン 牛乳 春巻 はるか

 今日は、はるかの紹介をします。はるかは、みかんや夏みかんと同じ仲間の果物です。テニスボールほどの大きさで、皮の色はレモンに似ていますが、食べると意外にレモンのような酸味はなく、さわやかな甘さとプルっとした果肉が特徴です。はるかなどのかんきつ類には、疲れを早く回復したり、血液をきれいにしたりする働きがある「クエン酸」という成分が含まれています。例えば、私たちのからだは、運動をすると筋肉に乳酸がたまって、体が疲れた状態になります。その乳酸の濃度を低くする働きがクエン酸にはあるので、運動をする前にクエン酸をとるのがおすすめです。

給食・食事 3月13日(月)の献立

ごはん 牛乳 四川どうふ フルーツカクテル

 今日は、ミックスフルーツに使われている、寒天の紹介をします。寒天は、海の中で採れる「てんぐさ」や「おごのり」などの海藻が原料です。海藻をグツグツ煮て、冷やし固めたゼリー状の粘液をかためた「ところてん」を凍結・乾燥させて作ります。ところてんは、中国から日本に1200年ほど前に伝わり、そのところてんを乾燥させて寒天を作ったのは江戸時代のことでした。外に置き忘れたところてんが凍ってしまって、凍ったところてんが溶けて水分が抜け、干物のようになってしまいました。そのところてんを煮溶かして冷やし固めてみたら、透き通ったところてんができあがりました。こうして寒天が誕生しました。牛乳かんや芋ようかん・洋菓子など、つやを出したい料理に幅広く用いられています。

給食・食事 3月10日(金)

揚げパン(キャラメル) 牛乳 ポトフ 不知火

 今日は、不知火の紹介をします。不知火は、「清見」と「ポンカン」という種類のみかんを掛け合わせてできたみかんです。ヘタがぽっこりとふくらんだコブのような形をしているのが特徴です。果汁がたっぷりで、皮がむきやすく、薄い皮の「じょうのう」ごと食べられるということもあり、とても人気のあるみかんです。長崎県の農林水産省果樹試験場で交配して誕生し、生産を始めた熊本県の不知火地区の特産品となっています。2月から4月頃に収穫されるため、今が一番おいしい不知火が食べられる時期です。

給食・食事 3月9日(木)の献立

ごはん 牛乳 豚キムチ炒め 春雨スープ

 今日は、春雨スープに使われている、はるさめの紹介をします。給食で使っているはるさめは、じゃがいものでんぷんから作られたものです。じゃがいものでんぷんを水で溶かして、はるさめの生地を作る容器に入れると、直径1mmほどの穴から細く流れ落ちる様子が、春の雨を思わせるところから、この名前がつきました。はるさめは、中国で考えられた食べ物です。中国の「緑豆」という豆から作った緑豆春雨が、鎌倉時代に中国から日本に伝わり、現在ではじゃがいもやさつまいもを使ったはるさめが作られています。中国から伝わったはるさめは緑豆はるさめ、日本で作られている芋類を使ったはるさめは「普通はるさめ」と呼ばれます。

給食・食事 3月8日(水)の献立

チキンライス 牛乳 ペイザンヌスープ ピーチゼリー(独自献立)

 今日は、ペイザンヌスープに使われている、かぶの紹介をします。かぶは、春の七草のひとつです。「すずな」とも呼ばれ、古くから日本で利用されてきた野菜です。今日は、根と葉の両方の部分を使って、フランス語で「田舎風の」という意味の「ペイザンヌスープ」にしました。かぶのほかにも、いろいろな野菜を2㎝ほどのサイコロのように四角に切り、コンソメスープでやわらかく煮込みました。かぶの葉には、カロテン・ビタミンB群・ビタミンCがたくさん含まれているので、捨てずに使います。栄養たっぷりのスープです。

給食・食事 3月7日(火)の献立

ソース焼きうどん 牛乳 メンチかつ ヨーグルト

 今日は、ソース焼きうどんの紹介をします。この料理は、旧鳩ケ谷市で考えられた料理です。豚肉・キャベツ・もやしなどの野菜を炒め合わせて、ソースで味付けをする焼きうどんに「焼きうどんソース」という特別なソースが使われています。旧鳩ケ谷市に、ブルドックソースのソース工場があった時に、その工場の人が鳩ケ谷市のために特別なソースを考えてくれました。その特別なおいしいソースを使って作った、ソース焼きうどんです。よく味わって食べてください。

 

給食・食事 3月6日(月)の献立

カレーライス 牛乳 菜の花のソテー ゆで卵

 今日は、菜の花のソテーに使われている、菜の花の紹介をします。菜の花は、花の名前ではありません。アブラナ科アブラナ属の植物の花は、すべて菜の花と呼ばれます。アブラナ科アブラナ属の植物には、キャベツ、かぶ、野沢菜、小松菜、ブロッコリー、カリフラワーなどがあります。いつも皆さんが食べているこれらの野菜も、花が咲くと黄色い色の花をつける菜の花です。今日の給食に使われている菜の花は、食べるために栽培されたもので、皆さんがよく見かける黄色の菜の花とは、種類が違います。茎や葉の部分が柔らかくて甘く、ビタミンCやカロテンが多く含まれています。風邪の予防にとても良い食べ物です。

給食・食事 3月3日(金)の献立

ソフトフランスパン 牛乳 ビーフシチュー 野菜サラダ

 今日は、ビーフシチューに使われている牛肉の紹介をします。日本で牛肉が食べられるようになったのは、文明開化の後からです。現在では、今日のようにシチューにしたり、すき焼きやステーキなどの高級食材料として広く取り扱われています。牛肉には、鉄分が多く含まれています。鉄分は、血液の中に含まれている「血色素」の成分として、からだのすみずみまで酸素を運ぶ大切な働きをしています。また、食べ物からとった栄養素をスムーズにエネルギーに変えるように働きかけたり、からだの細胞の働きを助ける「酵素」の成分としても重要な働きをします。不足すると、赤血球や血色素の量が減って貧血になってしまいます。不足しないように、鉄分を多く含んでいる牛肉やレバー、いわし、さんま、煮干し、大豆とその加工品のとうふなどをしっかりと食べるように心がけましょう。

給食・食事 3月2日(木)の献立

ちらしずし 牛乳 すまし汁 三色ゼリー

 今日の給食は、明日のひな祭りにちなんだ行事食になっています。ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う桃の節句の行事です。古代中国で生まれた厄払いの行事が日本に伝わり、平安時代のころに年中行事となって、だんだんと今のような形になりました。ひな祭りは、桃の花や菱餅を備えて、カラフルで色鮮やかなちらし寿司、菱餅やハマグリの吸い物などを行事食として楽しむ節句です。今日の給食の三色ゼリーは、おひなさまに備える菱餅の色と同じ色のゼリーです。菱餅の色は、みどり・白・桃色の三色で、この色にはそれぞれ意味があります。一番下のみどりは「木の新芽」、真ん中の白は「白い雪の大地」、一番上の桃色は「いのち」を表していると言われています。自然のエネルギーをからだの中に取り込んで、元気に過ごすという意味があります。